年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ プラネットテラー レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ プラネットテラー レビュー

ようこそいらっしゃいませ。
訪問、ありがとうございます。
ゆっくりしていってね。
さて、今日の映画レビューは、ロバート・ロドリゲス、クエンティン・タランティーノが企画した、アメリカの映画産業を支えたあの頃をリスペクトした映画。

第152号「プラネットテラー
「プラネットテラー」の画像検索結果

プラネットテラー 概要

時は2007年、アカデミー賞で「ノーカントリー」が作品賞を含め、アカデミー賞を席巻したこの年に、ほぼマニア向けに公開されたのが「グラインドハウス」である。
このグラインドハウスとは、その昔、深夜中B級映画やエクスプロイテーション映画を3本立てで公開していた、映画館のことである。ほぼ爆発、ホラー、SEX、バイオレンスが主軸の映画が多かった。
この「グラインドハウス」は、この映画の為に作った実在しない予告編3本と本編映画2本で構成されている。
企画したロバート・ロドリゲス監督とクエンディン・タランティーノ監督がそれぞれ本編映画を監督している。
その1本がこの「プラネットテラー」である。

プラネットテラー 物語

チェリー・ダーリンはゴーゴーダンサーとして仕事をしていたが、自分の置かれている立場に満足していなかった。そして店をやめることを決意、キャリーケースを片手に道を歩き、あるバーベキュー店へとやってくる。
関連画像
そこで待っていたのは、元恋人の解体屋のレイだった。レイはチェリーに声をかけるも、チェリーは素っ気なく返事するばかりだった。
「プラネットテラー レイ」の画像検索結果
その頃、軍の部隊長マルドゥーンと生物科学者のアビーは、化学兵器の取引を行っていた。するとそれをマルデゥーンはガスにして町中にばらまく。
「プラネットテラー ブルース」の画像検索結果
すると町中がゾンビ溢れる町となってしまう。
レイは前から彼にめをつけていた警察官に逮捕されるも、事件をきっかけに信頼を得る。
町中の人々がゾンビに変身する中、バーベキュー店へ生存者たちが集まり、逃走の準備を開始する。


プラネットテラー ネタバレー(ドラッグして見てね)

ゾンビに襲われて脚を失ったチェリーは、レイに脚に棒をつけられ歩いていたが、逃亡の中でレイがゾンビとの戦いを優位に進めるべく、機関砲をつけてくれた。
その事で彼女はゾンビの群れやゾンビ鎮圧に来た兵士とも戦うことができた。
だがレイが自らと結婚しようとしていたことを知り、再び彼への心が目覚め、ベッドで一夜を過ごした矢先、レイはチェリーをかばい命を落とすのだった。
生き残った人々は脱出。
数年後、戦いに目覚めたチェリーの指導の下、レイの遺言通り、海を背にした要塞を建設、彼女の脚にはガトリングガンが取り付けられ、背中にはレイの子供を背負っていた。

プラネットテラー 感想

まさしくロバート・ロドリゲス監督の映画だ!
B級映画を意識して制作されているのはすぐに理解できた。それにこの映画のくだらなさ、あり得ないだろう、とツッコミたくなる場面は、監督ならではである。
この映画より数年前まで、監督のバイオレンスという部分が欠けている映画が多かったように思えていたファンには、この映画のバイオレンス感覚は楽しく思えた。
オープニングから卑猥で、胸くそ悪いシーンがあるが、それでこそのロドリゲスと思い、思わず興奮してしまった。
また片足に機関銃をつけるという馬鹿馬鹿しいアイディアは、デスペラードでギターを機関銃にした監督らしい面白い思いつきだと思えた。
ファンならば是非とも観ていただきたい。
ちなみにこの映画は、次の「マチェーテ」への伏線であることも忘れてはならない。
本日の映画レビューは以上。



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