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さて、本日の映画レビューは、マリアッチシリーズ最終章。
第151「レジェンドオブメキシコ デスペラード」
《レジェンドオブメキシコ デスペラード 概要》
2003年、アカデミー賞でロード・オブ・ザ・リング王の帰還が史上最多11部門を受賞したこの年に、レジェンドオブメキシコは公開された。
主演は前作に引き続き、アントニオ・バンデラス。
《レジェンドオブメキシコ デスペラード 物語》
前作で結ばれ幸せに暮らしていたマリアッチとカロリーナだったが、彼女を物にしたいと企むマルケス将軍は、マリアッチが住む村を襲撃、マリアッチは負傷して命はとりとめたものの、カロリーナと幼い娘が犠牲になる。
悲しみにくれながらも、村の人々へギター作りを教えていたマリアッチ。
そのころ、メキシコではクーデターが密かに進行していた。
麻薬王バリヨとその実行部隊を指揮するマルケス将軍。
このクーデターを未然に防ぐべく、CIAのサンズはマリアッチに目をつける。
そしてバリヨの娘もまた、警察内部に侵入、画策を開始する。
様々な計画が進む中、マリアッチは果たしてどう動くのか?
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マリアッチはサンズの依頼を受け、マルケス殺害へと動き出すも、サンズは彼の腕を確かめるために、部下にマリアッチを襲わせる。
サンズはその一方で元FBIのラミレスを味方として、バリヨを追わせる。
サンズはさらに大統領の側近を抱き込み、大統領が孤立する時を聞き出し、手引をさせようと企む。
マリアッチは仲間を集め、忘れた過去、ギターケースを再び開く。
サンズはまたバリヨの娘を本当の警察官だと思い、計画を打ち明けて、貴重な情報までも提供してしまう。
そしてクーデターの日、バリヨは自ら整形しているところへ娘が警官隊を引き連れて向かう。そして死んだと思わせる。
しかしラミレスはそれを見破るも捕まり、サンズも捕まったあげく、両目をえぐられてしまう。それでもバリヨを追いかけ、バリヨの娘を殺す。
マリアッチは大統領を救い、マルケス将軍に復讐をはたす。
バリヨへラミレスもまた相棒を殺された復讐を果たす。
そしてマリアッチはメキシコの国旗を胸に、彼は旅立つのだった。
《レジェンドオブメキシコ デスペラード 感想》
この映画はエル・マリアッチから続く3部作の最終章になる。
元々ロドリゲス監督はデスペラードの続編を撮影する予定はなかったのだが、デスペラードへちょい役として出ていたクエンティン・タランティーノが、この映画は3部作だよね、という言葉に刺激を受けて、このレジェンドオブメキシコを撮影したのだ。
互いにブラザーと呼び合うクエンティン・タランティーノからの言葉は、監督にとって特別だったのだろう。
しかし残念ながら筆者としては納得できるできとは言えない。
良い意味でバイオレンスこそがロドリゲス監督の色だと思っている筆者として、バイオレンスの色が少ない。
脇役のジョニー・デップを起用できたのはすごいと思うのだが、ジョニー・デップの演技が独特すぎて、アントニオ・バンデラスがかすんでしまっている。
さらに脚本の側面から個人的に言わせてもらえば、やりたいことがまとまったいないような気がした。
面白い、確かに面白いのだが、目的が個人的なところになく、公的になっているのは、らしくないような感じがしてしまった。
あくまで個人的な感想なのだが、一般向けに制作されされたのかもしれない。
今日の映画レビューは以上。
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