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本日の映画レビューは、メディアミックスの完成形のこちら。
第142号「NEXTGENERATIONパトレイバー第一章」
《NEXTGENERATIONパトレイバー第一章 概要》
1988年にオリジナルビデオアニメとしてスタートした機動警察パトレイバーが最初である。ビデオオリジナルアニメは全部で7話製作され、好評を博した。
また同時に漫画雑誌少年サンデーで漫画版の連載を「ゆうきまさみ」が開始した。
原作のヘッドギアとは原案、漫画ゆうきまさみ、メカニックデザイン出渕裕、脚本伊藤和典、監督押井守のクリエーターグループであり、現在まで続くパトレイバーの根幹を製作したグループだ。
オリジナルビデオ、漫画に続きアニメ映画、テレビアニメ、長期オリジナルビデオアニメ、小説、アニメ映画二弾、三弾と展開は長期におよび、最後のアニメ映画が公開されてから12年の歳月を経て、今回の実写映画計画が始動した。
2013年のことである。
映画は全七章と長編映画に分かれており、一章が2つのエピソードから構成されている。
《NEXTGENERATIONパトレイバー第一章 物語》
「エピソード0」
本エピソードは上記にあるアニメ版当初から参加している声優の千葉繁が実際に演じた「シゲさん」を実写版でも演じており、特車二課の整備班長に就任している。
アニメ版では班長の補佐的役割だったシゲさんの回想が主な物語の主軸となっている。
初代特車二課の面々のその後を回想で説明。そして地味だった二代目。そして今の三代目の隊員たちの説明がなされている。
「エピソード1」
人型汎用作業機械レイバー。東京湾埋め立てなど多くの目的で使用されている作業用レイバーの犯罪が増加すると共に警視庁に設立された特殊車両課。本来は第一小隊、第二小隊とあったのだが、時代はレイバーを必要としなくなり、解体寸前となっていた。第一小隊はすでに解体。第二小隊は辛うじてのこされていたのだが、レイバーを立たせるだけでも一苦労の時代を迎えていた。
特殊車両課は第一小隊、第二小隊がシフトで交代勤務をしていたのだが、第二小隊だけとなった今、レイバー担当操縦者、指揮車両担当、キャリア車両担当の3人が基本となり、6人のメンバーが交代でシフトをこなしていた。その過酷さは地獄であり、ほぼプライベートな時間はなく、待機中もやることがないために、自然と仕事場には私物が溢れ、ネット依存という環境が整えられていた。
待機任務に入った泉野明、塩原祐馬、山崎弘道は近くのコンビニへ買い出しへ出たり、誤報の出動警報に追われていた。
そんな矢先、本当にレイバーの暴走事件が発生、後藤田隊長率いる第二小隊は現場へ駆けつけると、女にふられた男がレイバーに乗って暴れていた。
そこでパトレイバーの最大の武器、リボルバーカノンを発射すると、巨大なキノコ雲が立ち上るのだった。
《NEXTGENERATIONパトレイバー第一章 感想》
観た感想としては、くだらない。アニメの頃からそうだったが基本的に漫画やアニメで有名な「うる星やつら」と設定は似ている。1つの小さなコミュニティの中で、何が起こっても良い設定で、あとは自由に事件が起こる。
アニメ版ではそれが普通であり、時代性もあったのだが、それを実写でやっているのには、正直驚いたし、やる意味があるのかとも思えた。
本作は実物大のパトレイバーを製作して、キャリー、指揮車両も実際の物を製作したほどだ。再現性は見事にアニメから実写へ転換されており、近年に公開されているアニメから、漫画からの実写映画の中で最もできが良いと思えた。
しかし物語があまりにくだらなすぎる。ファンにとってはそれが面白いのだろうが、初見にしては少しとっつきにくいかもしれない。
本日からシリーズ通してレビューしますので、よかったら遊びに来てください。
本日の映画レビューは以上である。
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