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本日の映画レビューは、ヒュー・ジャックマン最後の勇姿!
第141号「ローガン」
《ローガン 概要》
ヒュー・ジャックマンが演じるローガンはX-MENの人気キャラクターを実写化した人物である。ウルヴァリンとして、有名なこのキャラクターをヒュー・ジャックマンが最初に演じたのは2000年のことである。それから17年。このローガンが最後のローガンになるだろう。
X-MEN映画シリーズ第十弾にして、ヒュー・ジャックマンの勇退映画。
《ローガン 物語》
2029年、世界からミュータントは消え去り、ミュータントの存在自体が忘却の彼方であった。
体は衰え片足を引きづり、リムジンの雇われ運転手をしていた。
強盗にあい戦うも、全盛期の動きはできず、怪我は治らなくなっていた。
爪は中途半端にしか出てこず、さらに病が体を蝕んでいた。
ローガンはある日、依頼人が参列する葬儀の最中、1人の女性が彼に近づいてきて助けを求める。なにがなんだかわからず、追い返す。
後日、ローガンの前に1人の男がやってきた。片腕がサイボーグのドナルドなる男は、葬儀であった女性を探していた。
怪しい男にローガンは顔を歪める。
男は自分の名刺を置いて立ち去る。
ローガンは国境を超えてメキシコに入る彼は、人の匂いを感じるミュータントと隠れていた。痴呆になり、記憶が曖昧になったチャールズ・エグゼビアとともに。
チャールズは痴呆で能力をコントロールできず、世界一の超能力者は、大量殺人兵器となっていた。
その発作を薬で抑えながら、ローガンがかくまっていたのだ。
そんな時、ローガンはあれモーテルへ仕事があると依頼され行くと、葬儀で会った女性が待っていた。1人の少女とともに。
ーローガン ネタバレー(ドラッグして見てね)
女性は殺害され、ローガンはメキシコへ帰る。するとトランクから少女が潜んていて、チャールズは彼女をかくまうように言うが、襲ってきたドナルドたちの部隊。
しかし少女ローラは、腕から2本の爪を出し、その男たちを獣のように殺す。
逃げ出した3人はボロボロのリムジンで逃げ回り、チャールズはその旅の中でローガンに問いかける。誰かに似ていないか?
そう、ローガンの遺伝子から作られた少女こそ、ローラだったのだ。
ローラを連れていた女性は、彼女と同じように遺伝子操作で作られたミュータントたちを訓練する施設で働いていて、ミュータント開放の後に、ローラを連れて、ローガンに助けを求めて来たのだった。
ローラの目的地はエデン。そこに行けば幸せになれると教えられた。
しかしローラが持っていたコミックを見たローガンは、自分たちの物語を誇張した嘘だと言う。
そこに現れた、ローガンと同じ姿をしたクローンがチャールズを殺す。
2人になったローガンはカナダの国境を目指すも、意識を失い倒れてしまう。
するとそこへローラの仲間の子どもたちが現れ、秘密の建物にローガンをかくまう。そして子どもたちはエデンへ向けて旅立つ。
ところがドナルドたちの部隊がローラたちを追い、ローガンは満身創痍の体で戦いローラたちを救う。
その代わりにローガンは命を落とした。
ローラは父親から託された未来を背負い、仲間とエデンへむかい歩きはじめた。
《ローガン 感想》
筆者は悲しい映画が好きではない。
主要人物が死ぬのは好まない。特にこのローガンはこれまでのX-MENシリーズとは世界観も雰囲気も大きく離れすぎている。
10作目にして最後のウルヴァリンということもあり、もっとスッキリと終わってほしかった、気もする。
同じスピンオフの「デッドプール」とは真逆の映画である。
だが、この物語は悲しみで終わるのではない。未来が確実にそこにはある。
未来は託されるものだから。
本日の映画レビューは以上である。
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