年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画レビュー:S最後の警官ー奪還ー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画レビュー:S最後の警官ー奪還ー

こんにちは、こわばんは。
ようこそいらっしゃいませ。
訪問、ありがとうございます。
本日の映画レビューは、TBSドラマから始まり映画で完結した、こちらの映画。

第136号「S最後の警官奪還
「s最後の警官」の画像検索結果

S最後の警官奪還 概要

原作小森陽一、漫画藤堂裕で漫画として誕生した本作は、2009年から2016年までビッグコミックで連載されました。
「s最後の警官」の画像検索結果
その後、2014年に向井理主演でドラマ化されました。

《S最後の警官 ドラマ あらすじ》

向井理演じる神御蔵一號は元プロボクサーの経歴をもつ交番の警察官である。幼いとき、幼なじみの棟方ゆづるとその両親と出かけていった先で発砲事件に巻き込まれ、ゆづるの両親が亡くなってしまう。
「s最後の警官 いちご ゆずる」の画像検索結果
この事件をきっかけに大切な人を守る為にボクシングを始めた。引退後は交番の警察官として、職務をまっとうしていたが、ある日、近くで立て籠もり発砲事件が勃発、一號はその時に負傷した警察官を守ったことから、新たなる特殊部隊NPSの突入一班としてスカウトされる。NPSとは、SATのように武力で犯人を殺害制圧するのではなく、生きたまま確保することを目的とした部隊であった。
警察上層部は、この部隊設立を機会に、最悪の事件が発生した際、SATの力が必要と世論に訴える口実にしようとする。
これを知っていながらNPS隊長香椎は、部隊を少数精鋭で編成する。
「s最後の警官 香椎」の画像検索結果
そこにはSATから出向してきた蘇我伊織の姿もあった。神業と言われる狙撃のテクニックを持ち、過去に姉を亡くしている経験から、犯人は制圧すべきだと考え、一號と対立する。
「s最後の警官 いちご ゆ」の画像検索結果
そんな中、次々と事件が発生するが、その裏で糸を引いていたのは、NPSの設立を押していた元警察上層部で今は作家をしている霧山であった。この老人の狙いは警察上層部と同じ、犯人逮捕ではなく、殺害制圧が正しいと国民に知らしめること。
その為に国際テロリスト正木圭吾を使い、事件を起こしていた。
「s最後の警官 霧山 正木」の画像検索結果「s最後の警官 正木」の画像検索結果
これに対処していたNSPだったが蘇我がSATへ帰る日を迎え、代わりに自衛隊から林イルマという女性狙撃手が入ってくる。マイペースの彼女の父親は、一號とちづるの目の前で両親が殺された際に発砲した警察官の娘であった。
「s最後の警官 新垣」の画像検索結果
メンバーが代わり、正木を追い詰めていった矢先、正木は姿を消してしまう。

S最後の警官奪還 物語

国際テロリスト正木が行方不明になってからまもなく、裏で糸を引いていた霧山は病で命がもうすぐ尽きようとしていた。その最後の力で日本全土を巻き込んだ、最大の事件を引き起こそうとしていた。
その実行犯として正木が再び日本へ戻ってくる。仲間を引き連れ、まずは海の特殊部隊SSTの隊長倉田の息子が乗ったバスをハイジャック。そこへNSPが急行し、犯人たちを確保する。が、イルマが狙撃した犯人の肩を貫通した弾丸が倉田の子供に当たってしまい、イルマは激しく動揺する。
「s最後の警官 倉田」の画像検索結果
一方、バスジャックの犯行を企てたのが正木としった一號は、ショッピングモールに正木が居ると知り、怒りにまかせて正木確保へと向かう。
ところが正木は倉田率いるSSTが守護するプルトニュウム運搬タンカーを部下にジャックさせていた。
ここまでは霧山が書いた絵の通りに動いた正木だったが、正木自らもタンカーへ移動、タンカーの進路を東京湾へ向ける。
どういうことだ、と興奮する霧山だったが病で命が尽きてしまった。
正木の単独舞台となったタンカーでは、特殊部隊SAT、SST、そしてNSPが連携で作戦にあたることになる。
しかし正木は日本国へ要求を出す。
総理大臣を含めた閣僚をタンカーに乗せること。
プルトニュウム暴発を押された政府はその要求に従う。
その人質一団の中には、正木の許可を得て香椎隊長も同行するのだった。
正木の3つの「S」の最後の戦いが始まる。 

S最後の警官奪還 ネタバレー(ドラッグして見てね)

正木は容赦なく人質の閣僚を撃ち殺す。正木の狙いは最初から人質交渉にはなく、東京湾でプルトニュウムを爆発させることにあったのだ。
それを知った一號は、正木の元へ向かうも、途中にはテラリストたちが待ち構えている。
3つの特殊部隊は連携をはかりテロリスト鎮圧に入るも、プルトニュウムは無情にも爆発段階へと移行される。
正木の元へたどり着いた一號は、正木との最後の戦いをする。
一方、プルトニュウムと装置の間を銃弾で狙うイルマは、何度も外してしまう。
そして一號は正木を確保、イルマは装置を止めて、事件は解説するのだった。
ところが港へ到着した一號たちを待っていたのは、正木への狙撃であった。
警察内部は正木の始末、そして事件への関与が漏れるのを阻止したのであった。
追求ができなくなった一號たちは、正木の死で一連の事件を終える。
後日、同僚の結婚式へと出席した一號は、1人浮かない顔としていた。そこへ幼なじみのちづるがやってきて、声をかけた。
2人はこれまで着かず離れずの関係を続けてきたが、ちづるが、結婚する? と言うと一號は頷き、一號の護ものが大きくなったのだった。

S最後の警官奪還 感想

映画レビューということで感想を書きます。
まずドラマが放送されてから、S最後の警官奪還を見るまで間が空いてしまい、ドラマ版がどういった物語だったのか整理しながら見ました。
また映画だけ初見の方にはどういった設定なのか分からないのがこの映画の最大の何年かな?
しかし物語としてはアメリカ映画でよくあるフォーマットとは言え、日本でこのフォーマットを使って映画を製作することができたのは、拍手物だ。
日本は本当にアクション映画弱小国なので、素晴らしい、と賞賛を送りたい。
ドラマから見なければ設定が分からないが、ドラマから見た人には、その膨大な時間を要しただけの満足感が凄い。
このシリーズの続編が作られても良いような気もするが、オダギリジョーの正木よりも強烈な敵を作るのは至難の業だろう。
日本映画、もっとこういうの作りましょうよ。



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