映画おすすめ ホステル2|映画レビューズ
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映画おすすめ ホステル2
前々回のブログ 映画おすすめ IT/イット THE END “それ”が見えたら、終わり。

前回のブログ 映画おすすめ リックスフォーズ、No.2 1895年

前作:映画おすすめ ホステル

世界に広がる殺人クラブ

「ホステル2」

評価:★3,5

・映画おすすめ 物語


ローマに留学中のベスは友達のホイットニーと旅行を計画していた。

いざ、列車で旅行に出かけるとき、留学中に知り合った人と関わりを持つことが下手なローナもベスが誘っていたことに、ホイットニーは不満な顔をする。

しかし三人の旅が始まったのだが、同じく留学で偶然、パーティーで顔見知りになったアクセルという女性も偶然、列車に乗り合わせていた。

アクセルはスロバキアに面白いスパがあると三人を誘い、ホイットニーの強引な説得で、三人は予定を変更し、スロバキアで下車することとなる。

アクセルが案内したホステルは、雰囲気がよく、その夜に開かれた収穫祭に参加し、三人は満足していた。

しかしローナがある男性と船に乗って川下りに出かけたきり、戻ってこないことを、ベスは心配する。

だがホイットニーは男と楽しく過ごしているのだろう、と自分もパーティーで知り合った男と、スパを楽しんでいた。

ベスは何か違和感を覚えながら、スパにいると、周りの客が全員いなくなり、アクセルが彼女をある屋敷に案内するのだった。

そこで少し休むように勧められるが、彼女を捕まえに複数の男が現れ、クローゼットに隠れるのだが、その奥の隠し扉を開けると、複数の生首が陳列されていた。

それを見た直後、ベスは男たちに捕まってしまうのだった。

実はアクセルはあるクラブの差し金で三人をホステルにわざと招き、そこで彼女たちをセリにかけ、金で大金持ちたちが競り落としていた。

彼女たちが足を踏み入れたのは、金持ちたちが人を殺す殺人クラブのホステルだったのだ。



・映画おすすめ 感想


一作目の衝撃から比べると、正直、主人公たちが違和感を覚えるところまでが長く、早く殺人パーティーがはじまらないか、とじれったくなってしまう。

本作は三作のシリーズの中でも評価が高く、個人的にホラー映画を観始める前から知っている映画であり、公開当時も評判がよかったのを覚えている。

だが刺激に慣れてしまったのか、本作に刺激が足りないきがしてならない。

ただ面白かったのが、人間性が最初と最後でひっくり返っているのに気づく映画である。

本作には拷問される側の女性たちとは別に、拷問をする側の男たちにも焦点を当てているのだが、最初は乗り気だった男は、後半でおじけづいてしまい、最初、倫理的に反するとクラブに参加するのを拒んでいた男が、豹変して乗り気になるなど、全てがひっくり返る。

これは人間の心理として面白く描かれていると思えたし、これが人間なのだ、となんとなく理解できた気もした。

逆さ吊りの表現がピークに思える本作。

こういったグロテスクな映画好きには、少し物足りないかもしれない。



監督 イーライ・ロス
脚本 イーライ・ロス
製作 マイク・フレイス
        クリス・ブリッグス
製作総指揮 ボアズ・イェーキン
                スコット・スピーゲル
                クエンティン・タランティーノ
出演者
ローレン・ジャーマン
ロジャー・バート
ビジュー・フィリップス
ヘザー・マタラッツォ


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