前々回のブログ 映画おすすめ アッティラ 1895年
前回のブログ 映画おすすめ カルテット 1895年
シュールに負けるな
「リアル鬼ごっこ 2015」
ミツコは修学旅行のバスの中、友達がみんな騒いでいるのに、一人、ノートに何かを描いていた。
友達の話ではミツコはポエムを書いているという。
バスの中で突然始まった枕投げ。
友達に誘われるも、ミツコはペンを落とし、それを拾う。
するとバスの上部が真っ二つになり、ミツコ以外の全員が上半身を切られて死亡していた。
何が起こったのか分からないまま、ミツコはバスから逃げ、道を歩く人たちに、危険を知らせるも、背後から迫ってくるカマイタチは容赦なく、人々を切り刻んでいく。
森の中を逃げ死体が転がる川で着替えたミツコ。
何がおこったのか分からないまま、ふらふらと歩いていると、周囲に女子高生たちが溢れ、ミツコに挨拶をしてくる。
親友らしきアキが声をかけてきて、どうしたのか尋ねる。
それでもこれが現実なのか分からないミツコは、とりあえず学校へ向かう。
アキの誘いで友達三人の近くの湖へ授業をさぼり、向かう。
そこで自分が体験したあの恐ろしいことを話す。
すると友達の一人が並行宇宙の話を始めるのだった。
気分が落ち着き、学校に戻ったミツコ。
すると教師がガトリングガンを持ち、生徒たちを殺し始めるのだった。
逃げ出すミツコは交番に駆け込む。
するとそこの婦警はミツコの事をケイコと呼ぶのだった。
鏡を見せられると、ミツコの顔は別人になっており、ケイコは今日、結婚式だという。
何が何だか分からないまま教会へ連れていかれると、そこには教師に殺されたはずのアキがいた。
アキは見られているから普通にふるまって、というとその場にいた女性たちを殺害するのだった。
ウェディングドレスに着替えたケイコが式場に入ると、そこには罵声を浴びせる女たちと、豚の顔をした新郎が待っていた。
その新郎をアキから渡された、割れた瓶で突き刺し、その場から逃げるケイコ。
走っているとマラソンをしている格好の女性たちに話かけられ、いずみと呼ばれるのだった。
街中の鏡を見るとまた違う顔になっていた。
いずみはマラソン大会の途中らしく、とにかく走っていた。
そこにまたアキが現れ、後ろから追ってくる教師たちを食い止めるから、逃げてと、いずみを逃がすのだった。
久しぶりに訳の分からない映画を観た。
日本映画では時折、こうした訳の分からない映画が登場する。
本作は人気小説「リアル鬼ごっこ」を原作とした映画シリーズからは、離れた独立した一本になっている。
監督は園子温で、監督は堂々と原作は読んでいない。タイトルからインスピレーションを受けて作った、と言っている通り、原作、それを基にした映画シリーズとはまったく関係がなく、鬼ごっこというよりも、不思議な世界で三人の女性が何かから逃げる、形になっている。
園子温監督の映画をそれほど見たことがないので、監督の味なのか新しい試みなにかは個人的には判断つかないが、グロテスクな表現は、園子温監督らしいとは思えた。
劇中で「シュールに負けるな」というセリフがあるが、それはこの劇中で展開される物語のシュールさに負けるな、という観客へのメッセージである。
本作は後半に本作のポスターが登場するなど、メタフィクションてきな側面もあり、シュールに負けるな、とは完全に観客へ監督が言っていることばそのものだと思えた。
物語上、無理やり撮影したい場面をつなげたような映画になっているので、評価はかなり低い作品になっている。
しかしこれはこれで、カルト映画としては良い出来だと思うし、並行宇宙の物語だと思えば、整理ができる。
さらに後半ではむりやりこの物語がなんだったのかを理由ずけるシーンも入っているので、無理やり解釈できないこともない映画である。
こういう映画は考えずに受け入れるのが一番だと思うので、そのまま受け入れてみてほしい。
前回のブログ 映画おすすめ カルテット 1895年
シュールに負けるな
「リアル鬼ごっこ 2015」
評価:★3,1
・映画おすすめ 物語
ミツコは修学旅行のバスの中、友達がみんな騒いでいるのに、一人、ノートに何かを描いていた。
友達の話ではミツコはポエムを書いているという。
バスの中で突然始まった枕投げ。
友達に誘われるも、ミツコはペンを落とし、それを拾う。
するとバスの上部が真っ二つになり、ミツコ以外の全員が上半身を切られて死亡していた。
何が起こったのか分からないまま、ミツコはバスから逃げ、道を歩く人たちに、危険を知らせるも、背後から迫ってくるカマイタチは容赦なく、人々を切り刻んでいく。
森の中を逃げ死体が転がる川で着替えたミツコ。
何がおこったのか分からないまま、ふらふらと歩いていると、周囲に女子高生たちが溢れ、ミツコに挨拶をしてくる。
親友らしきアキが声をかけてきて、どうしたのか尋ねる。
それでもこれが現実なのか分からないミツコは、とりあえず学校へ向かう。
アキの誘いで友達三人の近くの湖へ授業をさぼり、向かう。
そこで自分が体験したあの恐ろしいことを話す。
すると友達の一人が並行宇宙の話を始めるのだった。
気分が落ち着き、学校に戻ったミツコ。
すると教師がガトリングガンを持ち、生徒たちを殺し始めるのだった。
逃げ出すミツコは交番に駆け込む。
するとそこの婦警はミツコの事をケイコと呼ぶのだった。
鏡を見せられると、ミツコの顔は別人になっており、ケイコは今日、結婚式だという。
何が何だか分からないまま教会へ連れていかれると、そこには教師に殺されたはずのアキがいた。
アキは見られているから普通にふるまって、というとその場にいた女性たちを殺害するのだった。
ウェディングドレスに着替えたケイコが式場に入ると、そこには罵声を浴びせる女たちと、豚の顔をした新郎が待っていた。
その新郎をアキから渡された、割れた瓶で突き刺し、その場から逃げるケイコ。
走っているとマラソンをしている格好の女性たちに話かけられ、いずみと呼ばれるのだった。
街中の鏡を見るとまた違う顔になっていた。
いずみはマラソン大会の途中らしく、とにかく走っていた。
そこにまたアキが現れ、後ろから追ってくる教師たちを食い止めるから、逃げてと、いずみを逃がすのだった。
・映画おすすめ 感想
久しぶりに訳の分からない映画を観た。
日本映画では時折、こうした訳の分からない映画が登場する。
本作は人気小説「リアル鬼ごっこ」を原作とした映画シリーズからは、離れた独立した一本になっている。
監督は園子温で、監督は堂々と原作は読んでいない。タイトルからインスピレーションを受けて作った、と言っている通り、原作、それを基にした映画シリーズとはまったく関係がなく、鬼ごっこというよりも、不思議な世界で三人の女性が何かから逃げる、形になっている。
園子温監督の映画をそれほど見たことがないので、監督の味なのか新しい試みなにかは個人的には判断つかないが、グロテスクな表現は、園子温監督らしいとは思えた。
劇中で「シュールに負けるな」というセリフがあるが、それはこの劇中で展開される物語のシュールさに負けるな、という観客へのメッセージである。
本作は後半に本作のポスターが登場するなど、メタフィクションてきな側面もあり、シュールに負けるな、とは完全に観客へ監督が言っていることばそのものだと思えた。
物語上、無理やり撮影したい場面をつなげたような映画になっているので、評価はかなり低い作品になっている。
しかしこれはこれで、カルト映画としては良い出来だと思うし、並行宇宙の物語だと思えば、整理ができる。
さらに後半ではむりやりこの物語がなんだったのかを理由ずけるシーンも入っているので、無理やり解釈できないこともない映画である。
こういう映画は考えずに受け入れるのが一番だと思うので、そのまま受け入れてみてほしい。
監督 園子温
脚本 園子温
原作 山田悠介「リアル鬼ごっこ」
製作 谷島正之
稲垣竜一郎
大野貴裕
出演者
トリンドル玲奈
篠田麻里子
真野恵里菜
にほんブログ村
下記のバナーをクリックすると、無料で一カ月お試しできます。
↓本当にどんな映画でもありますので、無料ためしてみませんか?
もちろん、気に入らなかったらすぐにでも無料のまま辞めれます。
「リアル鬼ごっこ 2015」をここから直接観られます
下記のバナーをクリックして、映画ランキングが見られます。
↓当ブログはランキング底辺です。
どうかランキングアップにご協力ください。にほんブログ村
下記のバナーをクリックすると、無料で一カ月お試しできます。
↓本当にどんな映画でもありますので、無料ためしてみませんか?
もちろん、気に入らなかったらすぐにでも無料のまま辞めれます。
「リアル鬼ごっこ 2015」をここから直接観られます
PR
映画ランキング
コメント