前々回のブログ 映画おすすめ ガール 2020年
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夢と現実の間
「ブギー」
ブギーはアジア系アメリカ人として育ち、バスケットに夢中の高校生だった。
父親は息子のバスケットの才能を認め、いつもNBAへ行く息子の夢を応援していた。
しかし母親は大学に行かせたいが金がなく、奨学金をもらうことで頭がいっぱいで、父親と喧嘩ばかりしていた。
父親も奨学金で大学に行ってほしいが、バスケットの夢もまた、父親はあきらめてほしくはなかった。
そんな父親に、母親はいつも苛立ちを募らせていた。
学校では新しいチームに入り、自分のテクニックを生かしてチームを勝たせていたが、コーチとのそりが合わず、ぶつかり合ってばかりだった。
勉学ではアリシアというアフリカ系アメリカ人に恋をして、喧嘩しながらも、二人は互いを好きになっていた。
そんな時、奨学金がなかなかおりない中で、母親が見つけてきた男が中国のプロチームと契約すると、大金が入ってくるという話を持ってきた。
NBAを目指すブギーにとって、その話は理想とは違う話だった。
もちろん父親は反対し、その男ともめるのだが、母親は奨学金がおりない以上、この話に乗るべきだ、とまた父親と喧嘩を始めるのだった。
その数日後、父親は話を持ってきた男に手を出したということで逮捕され、前科があるため、保釈されるには、被害届を取り下げるしかなく、その条件として、中国へいくことを強要されるのだった。
ブギーは高校生ながら人生の決断に迫られていた。
アメリカでは黒人差別が大々的に報道されるし、世界的にもこの問題は大きな問題として取り上げられている。
しかしアジア系への差別も黒人差別問題に隠れて見えないで入るが、大きな問題となっている。
特に貧困の面でやはり白人が優遇される社会であり、黒人、アジア系ともに、厳しい生活を強いられているのは現状にある。
本作はそういった差別やアジア系の生きづらさを下敷きにして、親の期待と自分の夢とのギャップに苦しむ青年の姿を描いている。
差別の側面はそこまで描かれてはいないものの、根底にはアジア系への差別、生活苦があり、アメリカでの生きづらさがあるように思えた。
そんな中で、才能がありながら金銭面で恵まれないブギーの姿が描かれる。
演出面でそこまで凝ったことはしていないが、アジア系の文化をしっかり描いているのは、この映画の良い面であると思っている。
中国系のアメリカ人は、どこにいても常に己を見失わず、文化を捨てることはしない。
それが描かれているのは、素晴らしく、中国語を交えた会話も、中国系アメリカ人を描くことに成功しているように思える。
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夢と現実の間
「ブギー」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
ブギーはアジア系アメリカ人として育ち、バスケットに夢中の高校生だった。
父親は息子のバスケットの才能を認め、いつもNBAへ行く息子の夢を応援していた。
しかし母親は大学に行かせたいが金がなく、奨学金をもらうことで頭がいっぱいで、父親と喧嘩ばかりしていた。
父親も奨学金で大学に行ってほしいが、バスケットの夢もまた、父親はあきらめてほしくはなかった。
そんな父親に、母親はいつも苛立ちを募らせていた。
学校では新しいチームに入り、自分のテクニックを生かしてチームを勝たせていたが、コーチとのそりが合わず、ぶつかり合ってばかりだった。
勉学ではアリシアというアフリカ系アメリカ人に恋をして、喧嘩しながらも、二人は互いを好きになっていた。
そんな時、奨学金がなかなかおりない中で、母親が見つけてきた男が中国のプロチームと契約すると、大金が入ってくるという話を持ってきた。
NBAを目指すブギーにとって、その話は理想とは違う話だった。
もちろん父親は反対し、その男ともめるのだが、母親は奨学金がおりない以上、この話に乗るべきだ、とまた父親と喧嘩を始めるのだった。
その数日後、父親は話を持ってきた男に手を出したということで逮捕され、前科があるため、保釈されるには、被害届を取り下げるしかなく、その条件として、中国へいくことを強要されるのだった。
ブギーは高校生ながら人生の決断に迫られていた。
・映画おすすめ 感想
アメリカでは黒人差別が大々的に報道されるし、世界的にもこの問題は大きな問題として取り上げられている。
しかしアジア系への差別も黒人差別問題に隠れて見えないで入るが、大きな問題となっている。
特に貧困の面でやはり白人が優遇される社会であり、黒人、アジア系ともに、厳しい生活を強いられているのは現状にある。
本作はそういった差別やアジア系の生きづらさを下敷きにして、親の期待と自分の夢とのギャップに苦しむ青年の姿を描いている。
差別の側面はそこまで描かれてはいないものの、根底にはアジア系への差別、生活苦があり、アメリカでの生きづらさがあるように思えた。
そんな中で、才能がありながら金銭面で恵まれないブギーの姿が描かれる。
演出面でそこまで凝ったことはしていないが、アジア系の文化をしっかり描いているのは、この映画の良い面であると思っている。
中国系のアメリカ人は、どこにいても常に己を見失わず、文化を捨てることはしない。
それが描かれているのは、素晴らしく、中国語を交えた会話も、中国系アメリカ人を描くことに成功しているように思える。
監督 エディ・フアン
脚本 エディ・フアン
製作 ジョシュ・ブラットマン
ジョシュ・マクローリン
マイケル・タドロス
製作総指揮 ラファエル・マルティネス
出演者
テイラー・タカハシ
テイラー・ペイジ
ホルヘ・レンデボルグ・Jr
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