こんにちは、こんばんは。
本日の映画レビューは、キック・アスをレビューしたいと思います。
第134号「キック・アス」
《キック・アス 概要》
時に2010年、上海国際博覧会が開催されたこの年に公開されたキック・アスをレビューします。
原作はアメリカンコミックの人気作家マーク・ミラーによるものである。
主演はアーロン・ジョンソン。クロエ・グレース・モレッツ。
《キック・アス 物語》
デイヴはコミックオタクのさえない高校生であった。
好きな女の子には声もかけられず、同級生からはオタクとバカにされ、街の不良にはカツアゲされる。
楽しみといえばオタクの友達3人でコミックカフェに出かけること。
なんのパワーもなく、悲劇的なドラマもない。それでもヒーローになりたいと、デイヴは思う。
誰もやらないのなら、自分でやる。
そう決めたデイヴは、通販でウェットスーツ買い、クッション付きの棒を背中にさし、キック・アスというヒーローとして活動を開始するのだった。
ところが最初の活動で街のチンピラに刺され、更には車にはねられる。
コスチュームを脱がされる際に、救急隊へ裸だったと言ってくれるようお願いしたことから、彼は襲われてゲイになったとの噂が流れる。
しかしそこから意中の彼女ケイティと仲良くなる。ケイティは彼をゲイだと思い、なんでも話した。
一方でヒーロー活動を再開したデイヴは、街で追われている男を助け、それがYouTubeでアップされたことから話題となる。
SNSには多くの悩みや解決してほしい依頼が舞い込み、その中にはケイティの依頼もあった。
ギャングに付きまとわれているケイティを助けるべく、キック・アスとなりギャングのアジトへ突入した彼は、そこで凄まじい戦闘を行うビックダディと少女、ヒットガールに出会う。
そこから彼らは、街を牛耳るマフィアと戦うことになる。
ーキック・アス ネタバレー(ドラッグして見てね)
ビックダディの正体はニコラス・ケイジ演じるデイモンは、街のマフィア、フランク・ダミーゴにはめられ、自らは犯罪者に、妻は自殺に追い込まれ、復讐心から、まだ11歳の娘、クロエ・グレース・モレッツ演じるミンディに格闘術や銃の扱いを教えていた。
そんな2人と出会ったデイヴは、自らがキック・アスだとケイティに知らせ、2人は恋人となる。
しかし組織を台無しにされ始めたダミーゴは、キック・アスを殺すように部下へ命令するも、キック・アスのコスプレをした少年を殺害してしまう。
このことにショックを受けたデイヴ。
そんなデイヴの元へダミーゴの息子、クリスがレッドミストというヒーローとして近づき、ビックダディのアジトが知られ、ビックダディとキック・アスは捕まり、動画で公開処刑されることとなる。
そこへヒットガールが駆けつけるが、ビックダディは炎に包まれ、死んでしまう。
1人、ダミーゴのアジトへ乗り込むヒットガール。
激しい銃撃戦の末、弾が尽きたところへキック・アスがジェットエンジン付きガトリングガンを背負って空からやってくる。
そしてダミーゴをバズーカで吹き飛ばし、ダミーゴの組織は壊滅した。
ミンディは知り合いの刑事に引き取られ、キック・アスことデイヴは、本当のヒーローとなったのだ。
《キック・アス 感想》
正直なところ、公開当初、この作品は見ないものと決めていた。
ヒーロー映画は好きだし、アメリカンコミックも好きなのだが、雰囲気がギャグ路線だろうと思ったからだ。
ヒーローに憧れた青年の話し。そんなの見たくもないし、ヒーロー映画をだったら見るとと思っていた。
ところがだ。偶然、dTVで配信されております、なんとなく見たところ、ギャグは確かにギャグなのだが、アクションがすごかった。
特にまだ11歳だったクロエ・モレッツのアクションはすごい!
そして鑑賞していて気づいた。
これは1人のヒーローオタクから見た、本物のヒーロー親子の物語性なのだと。
ただ物語的には、少し違和感があった。
ニコラス・ケイジ演じる父親は11歳の少女を洗脳して、殺人マシンにしただけではないのか?
子供としての楽しみを、武器や殺人、汚い言葉で侵されたのでは?
そんな感じもしながらも、青春映画として楽しめる、過激な描写もある面白い映画でありました。
次回はこの続編について書きますのでお楽しみに。
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