前々回のブログ 映画おすすめ さんかく窓の外側は夜
前回のブログ 映画おすすめ ジェームズ・グランディ、ケーキ・ウォーク 1895年
老人たちに何が起きたのか
「オールドピープル」
都会の弁護士事務所で働くエラは、長女と喘息もちの長男を連れて、妹の結婚式のために故郷の田舎町へ久しぶりに帰郷した。
妹との久しぶりの再会、実家に入るとそこには父の姿はなかった。
父とあまりいい関係ではなかったエラ。
過疎化が進む町の老人ホームへ父を向かいに行く途中、分かれた旦那と再会し、気まずくなるエラ。
本当は好きで別れたわけではなく、都会へのチャンスをものにするために、仕方なく分かれたこともあり、まだ気持ちは残っていた。
老人ホームに到着すると、入り口には食事が散乱し、ベッドには何かを訴える目をした老人が横たわり、シャワーでびしょ濡れの老婆などの姿もあった。
そこにいた介護士は元旦那の恋人で、エラはまた気まずいおもいをしながらも、久しぶりに会った父に謝りながら抱き着くのであった。
父を連れて家に帰り、結婚式が行われ披露宴の音楽が老人ホームまで流れてくる夜。
人での足りない老人ホームでは、夜勤の介護士が老人たちが音楽を聴きながら外を眺めている様子、招待されてないからいけない、と軽口をたたきながら老人たちに寝るよう促す。
すると老人たちは突然凶暴になり、介護士を襲うのだった。
それは老人ホームばかりではなかった。
町中の老人が若い人を襲い始めたのである。
その老人たちの凶行は、エラたちの家へも迫っていた。
老人たちが意味不明に凶暴化して、俊敏になるのはどうしてか。
そんなツッコミが各レビューで見られたが、そんな理由を求めるよりも、本作の恐ろしさに個人的には目を引き付けられた。
どんな幽霊よりも、どんなモンスターよりも、老人ホームである意味、動物のように扱われている老人たちが、若者たち以上に力をつけて、子供のように無邪気に人に対し怨みをぶつけ始めたら、きっとこうなるのだろう。
老人ホームという閉鎖環境で、常に人手の足りなり場所で、手厚い介護も受けられず、動物のように扱われ、話も聞いてもらえず、相手にもされない老人たち。
きっとこの問題は世界各地で起こっていることであり、介護の問題、家族の問題、それらを誇張してもしもを体現すると、この映画になるのだと思う。
これからますます深刻化する介護問題。
老人の数が爆発的に増えていく時代にあって、この映画はホラーというよりも、今の介護の現場に対する老人たちの怒りを代弁しているのではないか、と思える映画である。
前回のブログ 映画おすすめ ジェームズ・グランディ、ケーキ・ウォーク 1895年
老人たちに何が起きたのか
「オールドピープル」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
都会の弁護士事務所で働くエラは、長女と喘息もちの長男を連れて、妹の結婚式のために故郷の田舎町へ久しぶりに帰郷した。
妹との久しぶりの再会、実家に入るとそこには父の姿はなかった。
父とあまりいい関係ではなかったエラ。
過疎化が進む町の老人ホームへ父を向かいに行く途中、分かれた旦那と再会し、気まずくなるエラ。
本当は好きで別れたわけではなく、都会へのチャンスをものにするために、仕方なく分かれたこともあり、まだ気持ちは残っていた。
老人ホームに到着すると、入り口には食事が散乱し、ベッドには何かを訴える目をした老人が横たわり、シャワーでびしょ濡れの老婆などの姿もあった。
そこにいた介護士は元旦那の恋人で、エラはまた気まずいおもいをしながらも、久しぶりに会った父に謝りながら抱き着くのであった。
父を連れて家に帰り、結婚式が行われ披露宴の音楽が老人ホームまで流れてくる夜。
人での足りない老人ホームでは、夜勤の介護士が老人たちが音楽を聴きながら外を眺めている様子、招待されてないからいけない、と軽口をたたきながら老人たちに寝るよう促す。
すると老人たちは突然凶暴になり、介護士を襲うのだった。
それは老人ホームばかりではなかった。
町中の老人が若い人を襲い始めたのである。
その老人たちの凶行は、エラたちの家へも迫っていた。
・映画おすすめ 感想
老人たちが意味不明に凶暴化して、俊敏になるのはどうしてか。
そんなツッコミが各レビューで見られたが、そんな理由を求めるよりも、本作の恐ろしさに個人的には目を引き付けられた。
どんな幽霊よりも、どんなモンスターよりも、老人ホームである意味、動物のように扱われている老人たちが、若者たち以上に力をつけて、子供のように無邪気に人に対し怨みをぶつけ始めたら、きっとこうなるのだろう。
老人ホームという閉鎖環境で、常に人手の足りなり場所で、手厚い介護も受けられず、動物のように扱われ、話も聞いてもらえず、相手にもされない老人たち。
きっとこの問題は世界各地で起こっていることであり、介護の問題、家族の問題、それらを誇張してもしもを体現すると、この映画になるのだと思う。
これからますます深刻化する介護問題。
老人の数が爆発的に増えていく時代にあって、この映画はホラーというよりも、今の介護の現場に対する老人たちの怒りを代弁しているのではないか、と思える映画である。
監督
アンディ・フェッチャー
脚本
アンディ・フェッチャー
出演者
メリカ・フォルタン
シュテファン・ルカ
アンナ・ウンターベルガー
ビアンカ・ナヴラート
オットー・エミール・コッホ
マクシーン・カジス
リヒャルト・マヌアルピライ
にほんブログ村
下記のバナーをクリックすると、無料で一カ月お試しできます。
↓本当にどんな映画でもありますので、無料ためしてみませんか?
もちろん、気に入らなかったらすぐにでも無料のまま辞めれます。
映画観るなら<U-NEXT>
【TSUTAYA DISCAS】DVDレンタル
下記のバナーをクリックして、映画ランキングが見られます。
↓当ブログはランキング底辺です。
どうかランキングアップにご協力ください。にほんブログ村
下記のバナーをクリックすると、無料で一カ月お試しできます。
↓本当にどんな映画でもありますので、無料ためしてみませんか?
もちろん、気に入らなかったらすぐにでも無料のまま辞めれます。
映画観るなら<U-NEXT>
【TSUTAYA DISCAS】DVDレンタル
PR
映画ランキング
コメント