毎度様です。
今のご時世、本当にこの映画のような事があってもおかしくない。むしろあり得ると筆者は思った映画。
第130号「エンドオブホワイトハウス」
《エンドオブホワイトハウス 概要》
時は2013年、イチロー選手がヤンキースで史上3人目の4000本安打を達成したこの年にエンドオブホワイトハウスは公開されました。
当時、ホワイトハウスがハイジャックされ、テロリストが大統領を人質にするというショッキングな内容は、アメリカで大きく成功を収め、続編の「エンドオブキングダム」が製作されたほどです。
《エンドオブホワイトハウス 物語》
ジェラルド・バトラー演じるシークレットサービスの警護官マイク・バニングは、アーロン・エッカート演じるベンジャミン・アッシャー大統領の警護責任者を務めていた。
ある時、大統領一家と共に別荘へ出向いたマイクは、大統領と地下でボクシングなどをしていた。
大統領が出かける時間となり、大統領車両を護衛するマイク。
その助手席にはマイクに懐く大統領の息子コナ―が乗っていた。コナ―はマイクが知るホワイトハウスの秘密通路をすべて把握していた。
マイクが問題を出してコナ―が答える。楽しい冬の一晩になるはずだった。
しかし大統領専用車両が事故で橋から落ちかけ、マイクは慌て大統領を救出へ向かう。だが大統領は負傷している妻のマーガレットを先に救ってくれとマイクに頼む。だが無情にも車は落ちてしまい、マイクの判断で大統領を救出、夫人は犠牲となってしまった。
それから1年、マイクは現場を離れ、財務省で事務をしていた。
そんな時、韓国の首相使節団がホワイトハウスを訪れす。
するとワシントンDC上空に謎のプロペラ機が飛来、迎撃機を破壊して町中に銃弾を振らせた。
同時にホワイトハウス前へ現れた一団はホワイトハウスの警護官たちを次々に銃殺、駆けつけた警察官をもけちらす。
地下のハンガーへ逃げ延びた大統領とイ・テウ韓国首相はテロリストから逃げ延びたと思えた。
だが、韓国首相の使節団に同行していたカン・ユンサクは次々と大統領警護官を射殺、ハンガーを選挙、仲間達と大統領と首相を人質に立て籠もる。
ホワイトハウス前に居合わせたマイクはホワイトハウス内部へ潜入、テロリストたちを次々と倒す。
マイクは1人、テロリストと戦い大統領救出を決意する。
ーエンドオブホワイトハウス ネタバレー(ドラックして見てね)
アメリカは瞬く間に混乱に陥り、大統領を救出すべくアラン・トランブル下院議長を中心に対策本部が立ち上がる。
そこへカンから通信が入り、韓国首相は射殺される。
カンの狙いは「ケルベロスシステム」。大統領を含めた副大統領、国防長官だけが知り得るコードを入力すると、すべての防衛システムが掌握できる。
カンは副大統領、国防長官のコードを聞き出す。そして大統領の口を割らせる為、息子のコナーを探す。ところがコナーはホワイトハウス内部で居なくなる。
マイクはテロリストの装備を奪うと、大統領執務室から直通で対策本部へ連絡をとり、状況を把握、大統領がまだ生きており、コナーが行方不明だと知らされる。
まずはコナ―を探すべくマイクは自らが教えた秘密の通路へ向かうと、コナ―はそこで身を潜めていた。
コナ―を救出し、テロリストを排除しながら、コナ―を排気口を抜けさせ外へ出すと、マイクはハンガーへ向かう。
カンはマイクの命を部下に狙わせ、自らは国防長官をホワイトハウス正面玄関へ連れて行き、外へ歩かせる。
そこを狙撃しようとしたところでマイクがカンの前に現れ、テロリストたちを打ち負かす。
カンは再びハンガーへ籠もると、残りの人質の頭に布をかぶせヘリコプターを要求、そこへ人質たちを乗せた。
その中にカンが隠れていると睨んだ対策本部は、狙撃を命ずるが大統領が含まれているリスクがあるため、ヘリコプターを見逃す。しかしヘリコプターは着陸直後に爆発、大統領が死亡したと誰もが思った。
しかしマイクはまだハンガーに大統領とカンが居ると考え、ハンガーへ向かい、出てきたところをマイクは襲撃する。
その際、大統領は撃たれて負傷、マイクとカンは最後の戦いの後、マイクがカンの頭へナイフを突き刺し、すべては終わる。
マイクは大統領を抱え、正面玄関からホワイトハウスを出て行く。
そして大統領は復帰の記者会見を行い、その横にはシークレットサービスへ復帰したマイクの姿があった。
《エンドオブホワイトハウス 感想》
当時、アメリカでヒットしたこのエンドオブホワイトハウス。本当にホワイトハウスが占領され、大統領が人質になる。こうした映画は今までありそうでなかったというのが第一印象だった。
世界でもっともテロリストに占領されてはならない場所が占領されたとしたら?
きっとここまで楽観的な展開にはならないと思うが、アメリカが得意とする、ダイハードでも行った1人の男がすべてを解決するフォーマットは、観ていてやはり面白い。
エアフォースワンなどの大統領とテロリストというフォーマットもまた、アメリカが得意とするところであり、とにかく他国の人間としては面白く見えた。
だがアメリカの現状を思うと、朝鮮人がアメリカの中心を占領するという話しは、2017年の今はリアルに思えた。
このご時世だからこそ、観ておきたい映画である。
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