映画おすすめ ザ・ファブル 殺さない殺し屋|映画レビューズ
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映画おすすめ ザ・ファブル 殺さない殺し屋
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殺さなくても彼は伝説になる

「ザ・ファブル 殺さない殺し屋」

評価:4,7

・映画おすすめ 物語 



伝説の殺し屋ファブルとして殺しをやっていたアキラとサポートのヨウコだったが、ボスから一般人として生きることを命令され、誰も殺すな、と言われヤクザの庇護の元、一般人として生活するようになった。

アキラとヨウコは佐藤と名乗り、アキラはデザイン会社オクトパスに勤め、一般人を装っていた。

そんなオクトパスにあるNPO法人から依頼が入る。

そのチラシを届けにいたアキラは、そこの社長が五年前に殺すのをやめるように命じられた男、宇津帆であることに気付く。

しかも宇津帆のそばには、車いすの女性ヒナコがいた。

ヒナコは五年前の殺しでファブルが殺した男の車に乗っていた女性であり、その時の車事故で足が動かなくなっていた。

宇津帆のNPO法人は、世間的には福祉などを行う立派なものだったが、その実、金を搾り取れるだけ搾り取ったら、相手を殺すことも辞さない組織だった。

ヒナコとの接点を持つアキラに目を付けた宇津帆は、その身体能力があまりにもずば抜けていることから、ファブルであることを見抜き、ファブルを殺す計画を立てるのであった。

それでもアキラは宇津帆の罠にあえて飛び込むのであった。


・映画おすすめ 感想


日本でもここまでできるじゃないか。

日本の映画に足りないのはSFとアクション映画だと思っている個人としては、ここまでアクションを見せてくれる映画を待っていたところがある。

これも岡田准一あってのものだと思う。

彼の身体能力はずば抜けており、まさしく本作でそれが発揮されているのは見ていればわかる。

本作のメインアクションである団地での攻防戦は、日本映画史に残るアクションシーンになるだろう。

本当に日本のアクション映画を更新していくのは岡田准一だと個人的には思う。

それと本作では堤真一と平手友梨奈の演技力がずば抜けており、最後の地雷のシーンなど、平手の演技力と美しさが発揮されている、見事なシーンだと思った。

堤真一の最後のまくし立ても、見事である。

普段漫画原作を実写化するのに断固として反対しているのだが、本作は続編がみたくなるそんな映画である。


監督 江口カン
脚本 山浦雅大
        江口カン
原作 南勝久『ザ・ファブル』
製作 藤村直人
        宇高武志
佐藤満
製作総指揮 吉田繁暁
                伊藤響
出演者
岡田准一
堤真一
木村文乃
平手友梨奈
安藤政信
黒瀬純(パンクブーブー)
好井まさお(井下好井)
橋本マナミ
宮川大輔
山本美月
佐藤二朗
井之脇海
安田顕
佐藤浩市


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