毎度様です。
秋のホラー映画特集第六弾。
最終日となる本日は、ホラー映画が生み出した最強の怨念がぶつかり合う。
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第126号「貞子vs 伽耶子」
《貞子vs 伽耶子 概要》
そもそもこの企画の立ち上がりは、リングシリーズ、呪怨シリーズの量プロデューサーがシリーズの煮詰まりから誕生したとされている。
呪怨のプロデューサーである丸田さんと、角川の井上さんという2つのシリーズを制作してきた2人は、次の展開を模索していた。
そんな斎に角川の井上さんが発案した対決企画に、丸田さんが乗り、企画は動き出した。
エイプリルフールの企画として告知されたこの予告観た、本映画の監督、白土晃士監督が、本当に映画をやるときはぜひとも監督をやらせてくれ、と言ったことから、企画は本格始動した。
《貞子vs 伽耶子 物語》
山本美月演じる倉橋有里は、友達の佐津川愛美演じる夏美が両親の結婚式のビデオをDVDにしてほしいという願いをきき、リサイクルショップでビデオデッキを購入した。
しかしその中には古いビデオテープが入っており、それを観た店の店員が間もなく店内で死亡する。
それを知らずに有里の部屋でビデオを観てしまった夏美は、大学で講師をつとめる森繁が言っていた呪いのビデオテープのことを思い出した。
有里と夏美は森繁の元を訪れ、ビデオテープの事を相談する。
するとオカルトを研究する森繁は興奮、さっそくビデオテープを鑑賞するのだった。
一方、ある町に引っ越してきた玉城ティナ演じる高木鈴花は、入ると死を遂げる家の向かい側に引っ越してくる。
引っ越した日からその家が気になっていた鈴花は、ある日、その家で小学生のグループがいなくなったと聞く。
時を同じくして、森繁に率いられて除霊に向かった有里と夏美だったが、夏美が除霊の最中に霊に憑依され、除霊していた複数の人々を超能力で殺害してしまう。
その中には森繁も含まれていた。
途方に暮れる夏美を助けるべく、有里は自ら呪いのビデオを見ることを選択する。
と、そこへ現れた常盤経蔵とその助手の盲目の少女、玉緒は2人の呪いを解く方法があるという。
常盤は霊を払う力があり、玉緒は盲目でありながら霊の力を透視でした。
2人にすがるように有里と夏美は頼る。
常盤と玉緒は呪いの家で呪いのビデオを見ることで呪いと呪いをぶつけようとする。
下見に出かけた常盤と玉緒は、そこで家に入ってしまった鈴花をみつける。
だが夏美は有里の見ている目の前で呪いで死ぬ。
夏美はその前に自分だけが呪われた現実を理不尽に思い、ネットに呪いのビデオの動画をアップしてしまう。
呪われた2人の少女ははたして呪いから開放されるのか。
そしてどちらの呪いが勝利するのか?
※ネタバレ(ドラックしてみてね)
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常盤の計画はビデオテープの呪いを受けた有里を呪いの家へ入れて伽耶子を呼び出し、鈴花に呪いの家で呪いのビデオテープを見せて貞子を呼び出し、呪いを二重にして、呪いで獲物を取り合いにさせて、2つの呪いを一気にぶつけ合い、潰し合わせるという、危険なものだった。
そしてもしも成功しないときの事を考え、呪いの家の裏にある井戸へ結界をはり、どちらかの女性を井戸へ落として、それを追った貞子と伽耶子を井戸の中に封印するという計画だった。
そして決行日、有里と鈴花は呪いの家へ入り呪いのビデオテープを見た。
すると常磐の予想通り貞子と伽耶子が出現する。
恐怖におののく有里と鈴花を狙い、2つの呪いは互いを攻撃する。
だがしかし、その圧倒的な力は均衡して打ち消し合うことはない。
常盤は最終手段として井戸へ有里と鈴花を呼ぶ。
井戸へ向かうとそこには常盤と玉緒が2人を待っていた。
そして貞子と伽耶子も現れ、争いに巻き込まれ、常盤は下半身を吹き飛ばされておそらく死亡した。
玉緒には何もできず、呪いの勝利かと思われた時、有里は自らの井戸へ落ち、貞子と伽耶子を引き寄せた。
2つの呪いは空中で合体、おぞましい姿となり井戸の中へ吸い込まれていった。
そして玉緒と鈴花は井戸に蓋をして、呪いは断ち切ったかに見えた。
が、井戸の蓋は弾け、中から貞子の服装をした伽耶子の動きをする新たなる呪いの化身が現れ、物語は終焉を迎える。
そして最後に流れるよ呪いのビデオテープの映像には、貞子でも伽耶子でもない新たな女性の姿が映っていた。
《貞子vs 伽耶子 感想》
正直、ネタだと思っていた。
リングと呪怨がクロスオーバーするなんて、面白いはずがない。2つの世界をどうやってミックスするのか?
疑問に思っていた。
ところが鑑賞して、面白い、と思えた。
貞子3Dが面白くなかったので、ホラー映画の続編の限界を感じていた。
それを新しい世界をみせてもらった感覚である。
ホラー映画のコラボ、日本でもやれるじゃないか!
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