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宇宙で死んだはずの父を探しに彼は飛ぶ
「アド・アストラ」
ロイ少佐は宇宙軍の優秀な飛行士で、宇宙での任務をいくつもこなしていた。
彼の父クリフォードは、宇宙人探査計画の実行中に死亡し、今では英雄となり、彼を目指して宇宙飛行士になる人物が何人もいるほどの有名人となっていた。
しかしロイの中では父の死が一つのトラウマとなり、人間関係をうまく構築できない人生を歩み、妻であるイヴとも離婚していた。
そんなロイが衛星軌道施設で作業中、電子はらしきものに襲われ、地球に落下、彼は何とか無事だったが、多くの犠牲者が出た。
原因はサージ電流という電磁機器を破壊する電磁波であった。
元をたどるとその出所は海王星付近らしく、そこはロイの父クリフォードが事故死した場所であった。
極秘裏に宇宙軍に呼び出されたロイは、クロフォードは実は生きていること。
サージ電流はクリフォードの研究施設で使われている反物質装置が原因であること、さらにクリフォードが生きていることを知らされる。
クリフォードに装置停止を呼びかけるため、ロイは火星へと向かうのだった。
火星からクリフォードに呼びかけるために。
感傷的な映画だったというのが第一印象だろうか。
この映画を観る前、情報をなにも入れずに見たので、最初は宇宙飛行士物、ゼロ・グラビティ、あるいは2001年宇宙の旅、的な宇宙物を期待してみたのだが、ふたを開けてみると、まったく異なる映画であった。
第一に、この映画はモノローグがほとんどである。
主人公は人との付き合いが本当はできないが、それを装って生きていることが語られ、次に父が起きておることに動揺し、規範を破り、火星から海王星へ向かうところで父に会いに行くことを迷う。
やがて人間らしさを取り戻していく彼が父に会いに行くのだが、それもほとんどがモノローグである。
宇宙の孤独感を演出で描きたかったのか、それとも一人の男が父に対する想い、息子と父親を描きたかったのか。
個人的にはせっかくの宇宙進出時代を舞台にしているので、もっと月の状況、火星の状況を、風景を見せてほしかった。
月には荒くれどもがおり、それに襲われるシーンもあるが、その荒くれどもの描写ももっと欲しかった気もする。
一人の男の成長を描いた、人として宇宙が人間性を与えてくれた、というところは見られたのだが、そこにとどめてしまった、宇宙に出なくても地球の中でも成立する話をわざわざ宇宙物にする必要性があったのか、疑問が残る映画である。
ちなみに、ディズニーに買収される前の20世紀フォックス名義での最後の配給作品になった映画でもある。
前回のブログ 映画おすすめ Le Clown et ses chiens 1892年
宇宙で死んだはずの父を探しに彼は飛ぶ
「アド・アストラ」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
ロイ少佐は宇宙軍の優秀な飛行士で、宇宙での任務をいくつもこなしていた。
彼の父クリフォードは、宇宙人探査計画の実行中に死亡し、今では英雄となり、彼を目指して宇宙飛行士になる人物が何人もいるほどの有名人となっていた。
しかしロイの中では父の死が一つのトラウマとなり、人間関係をうまく構築できない人生を歩み、妻であるイヴとも離婚していた。
そんなロイが衛星軌道施設で作業中、電子はらしきものに襲われ、地球に落下、彼は何とか無事だったが、多くの犠牲者が出た。
原因はサージ電流という電磁機器を破壊する電磁波であった。
元をたどるとその出所は海王星付近らしく、そこはロイの父クリフォードが事故死した場所であった。
極秘裏に宇宙軍に呼び出されたロイは、クロフォードは実は生きていること。
サージ電流はクリフォードの研究施設で使われている反物質装置が原因であること、さらにクリフォードが生きていることを知らされる。
クリフォードに装置停止を呼びかけるため、ロイは火星へと向かうのだった。
火星からクリフォードに呼びかけるために。
・映画おすすめ 感想
感傷的な映画だったというのが第一印象だろうか。
この映画を観る前、情報をなにも入れずに見たので、最初は宇宙飛行士物、ゼロ・グラビティ、あるいは2001年宇宙の旅、的な宇宙物を期待してみたのだが、ふたを開けてみると、まったく異なる映画であった。
第一に、この映画はモノローグがほとんどである。
主人公は人との付き合いが本当はできないが、それを装って生きていることが語られ、次に父が起きておることに動揺し、規範を破り、火星から海王星へ向かうところで父に会いに行くことを迷う。
やがて人間らしさを取り戻していく彼が父に会いに行くのだが、それもほとんどがモノローグである。
宇宙の孤独感を演出で描きたかったのか、それとも一人の男が父に対する想い、息子と父親を描きたかったのか。
個人的にはせっかくの宇宙進出時代を舞台にしているので、もっと月の状況、火星の状況を、風景を見せてほしかった。
月には荒くれどもがおり、それに襲われるシーンもあるが、その荒くれどもの描写ももっと欲しかった気もする。
一人の男の成長を描いた、人として宇宙が人間性を与えてくれた、というところは見られたのだが、そこにとどめてしまった、宇宙に出なくても地球の中でも成立する話をわざわざ宇宙物にする必要性があったのか、疑問が残る映画である。
ちなみに、ディズニーに買収される前の20世紀フォックス名義での最後の配給作品になった映画でもある。
監督 ジェームズ・グレイ
脚本
ジェームズ・グレイ
イーサン・グロス(英語版)
製作
ブラッド・ピット
デデ・ガードナー
ジェレミー・クライナー
ジェームズ・グレイ
ロドリゴ・テイシェイラ
アンソニー・カタガス(英語版)
製作総指揮
マーク・バタン
ジェフリー・チャン
ポール・コンウェイ
ソフィー・マス
アンソニー・モサウィ
ロウレンソ・サンターナ
ドン・ユー
出演者
ブラッド・ピット
トミー・リー・ジョーンズ
ルース・ネッガ
リヴ・タイラー
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