毎度様です、ジンでございます。
本日の映画は、前作に引き続き、44マグナムが炸裂!
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第115号「ダーティーハリー2」
前作の大ヒットに続いてシリーズ化した第二弾。
時は1973年、ベトナム戦争が和平へ動き、アメリカ軍が南ベトナムから撤退した激動の時代に公開された。
主演は前作から続投のクリント・イーストウッドである。
物語はロサンゼルス市警の、組織や規律に反抗する刑事ハリー・キャラハンは、マフィアのボスの殺害事件を追っていた。
当初は酒浸りの相棒を疑ったのだが、相棒も殺されてしまう。
そんな折、ロサンゼルス市警に来たばかりの交通課の白バイ隊員4人を疑い初める。
そしてハリーが優勝を続けている射撃大会で、4人組の1人、デイヴィスの拳銃を借りて試射し、その弾丸を採取、事件との関係を探った。
すると4人は組織に属することをよく思わないハリーを自らの組織へ勧誘する。
ハリーはだが犯罪者に法を無視して制裁をくだすやり方を批判する。
「法を良くする奴が現れるまで法を守るのがおれの仕事だ」
そういい放つ。
そこからハリーは彼らに命を狙われるようになる。
そして彼らに指示を出す人物とは?
感想として、まず私が抱いたのは、ハリーという人物は、組織や規律に犯行はするが法律というものへ絶望はするが、けして無視してはならないと分かっており、刑事ということなのだ。
当たり前だが敵対する若者たちのいい分もわかる。
法律は正義になるとは必ずしもかぎらない。それをこの映画はよく表していると思った。
映画のラスト前作に引き続き、実に震える終わり方となっている。
けれど個人的な感想としては、前作のほうが好きだ。
これは警察内部でのゴタゴタに収まってしまっている感じがあり、シリーズ中、最長の上映時間ともあって、間延びしている気がした。
しかし面白いのは間違いない。
公開:1973年
上映時間124分
キャスト
クリント・イーストウッド
ハル・ホルブルック
フェルトン・ペリー
デヴィット・ソウル
ロバート・ユーリック
監督:テッド・ポスト
脚本:ジョン・ミリアス
マイケル・チミノ
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