第14号「ダイハード」
クリスマスが近いのでクリスマス映画について何回かに渡って紹介していく。
そしていきなり血みどろの映画「ダイハード」である。
クリスマスの夜、別居中の奥さんの元へと、苦手な飛行機でやってきた世界一不運な男「ジョン・マクレーン」は、ナカトミビルのテロリスト立て籠もり事件に遭遇し、妻を含めたパーティー中の従業員たちが人質にされてしまう。1人、逃げ出したマクレーンは、最新設備で護られたビルを舞台に、1人でテロリスト集団と戦いを繰り広げる。
有名な映画であるからストーリーは分かっていると思う。
わたしが注目するところは、アクション映画なのに、かっこいい人物は1人として出てこない。
妻と別居中の口の悪い不良警官。ドーナツ大好きな腹の出た黒人警官。
悪役も気味の悪い金目当ての主犯とおしゃべり大好きなメカニック、身体がごつい兄弟など、どこか人間臭い連中ばかりだ。
この映画、お分かりのようにシリーズ化されている。しかしながら人間味がもっとも出ていて、非情なテロリストへの怒りが溢れるジョン・マクレーンが観られるのは、この1作目だけのような気がする。
クリスマスの夜、スッキリしたい人にはおすすめの映画。
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