前々回のブログ 映画おすすめ 恋人はゴースト
前回のブログ 映画おすすめ コーベット-フィッツシモンズの戦い 1897年
一人の少年が体験したこと
「天国は、ほんとうにある」
牧師のトッドは牧師をしながら、工務店、消防団、高校のレスリング部のコーチを務める、多忙な牧師だった。
しかしお金に困っており、常にお金のことで苦労していた。
そんなトッドには二人の子供がおり、妻との間も良好で、家族で旅行をしたりしていた。
その旅行から帰る途中、急に、三歳の長男が嘔吐を始め、長女も嘔吐をし始める。
家に帰っても二人の嘔吐は止まらなかったが、長女は次第によくなっていった。
だが長男のコルトンの容態は悪化していき、熱が上がってくる。
トッドと妻は虫垂炎ではないか、と疑い急いで病院へ駆けつけると、非常に危険な状態であることが判明し、すぐに手術することになる。
妻は知り合いに電話をして息子のために祈ってほしい、と言い、トッドは病院の教会へ行き、息子を奪うのか、と怒りをあらわにするのだった。
手術を終えた息子は命をとりとめ、トッドと妻は安堵するのであった。
退院してしばらくしてから、コルトンは不思議なことを言い始めるのだった。
自分は天国へ行って、キリストと出会ったと。
牧師であるトッドは息子の言葉をその場で否定することができず、心理学の教授に会いに行き、意見を聞くのだった。
しかし息子の言葉を否定され、トッドは不機嫌になってしまう。
だがコルトンの言葉をどう受け止めるべきなのか迷っていると、新聞記者がこの話に飛びつき、新聞に大々的に出てしまうのだった。
トッドは知り合いからからかわれ、コルトンの姉も男の子にからかわれるのだった。
牧師として父としてトッドは迷うのであった。
本作は実際にあったことを基にした映画である。
臨死体験とは、心臓が停止して体験するものであるが、本作に出てくる子供のモデルとなった少年は、心臓が停止したわけではない。
それでありながら、肉体を離れた意識は悲嘆にくれる母と教会で憤慨する父、教会の扉を開くと天使たちが歌ってくれ、そこにキリストがやってきたという。
映画はこれを奇跡だとたたえる映画ではなく、それをどう受け止めてよいか分からない牧師であり父と、現実にお金のないことを憂う母、色目で見られることを嫌う地域の人々の苦悩が描かれている。
宗教的でありながら、それに逆に苦悩する人々を描いているのに、好感を持てる映画である。
個人的な話にはなるが、ある看護師の話によると、臨死体験をした患者は決まって花畑をみるらしく、その先に綺麗な橋が架かっているそうだ。
科学的にはこれは死の苦痛を免れるために脳が作った錯覚だという。
日本では花畑であり、キリスト教では天使が見え、イスラム教、ヒンドゥー教それぞれに、それぞれの臨死体験談があり、それぞれの宗教に従った臨死体験だという。
今も人はこれに結論を出せていない。
臨死体験は本当なのか、天国は実際に存在するのか。
死者は語ることがない。
戻ってくることもない。
だから人は永遠にこの謎を問い続けるのかもしれない。
前回のブログ 映画おすすめ コーベット-フィッツシモンズの戦い 1897年
一人の少年が体験したこと
「天国は、ほんとうにある」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
牧師のトッドは牧師をしながら、工務店、消防団、高校のレスリング部のコーチを務める、多忙な牧師だった。
しかしお金に困っており、常にお金のことで苦労していた。
そんなトッドには二人の子供がおり、妻との間も良好で、家族で旅行をしたりしていた。
その旅行から帰る途中、急に、三歳の長男が嘔吐を始め、長女も嘔吐をし始める。
家に帰っても二人の嘔吐は止まらなかったが、長女は次第によくなっていった。
だが長男のコルトンの容態は悪化していき、熱が上がってくる。
トッドと妻は虫垂炎ではないか、と疑い急いで病院へ駆けつけると、非常に危険な状態であることが判明し、すぐに手術することになる。
妻は知り合いに電話をして息子のために祈ってほしい、と言い、トッドは病院の教会へ行き、息子を奪うのか、と怒りをあらわにするのだった。
手術を終えた息子は命をとりとめ、トッドと妻は安堵するのであった。
退院してしばらくしてから、コルトンは不思議なことを言い始めるのだった。
自分は天国へ行って、キリストと出会ったと。
牧師であるトッドは息子の言葉をその場で否定することができず、心理学の教授に会いに行き、意見を聞くのだった。
しかし息子の言葉を否定され、トッドは不機嫌になってしまう。
だがコルトンの言葉をどう受け止めるべきなのか迷っていると、新聞記者がこの話に飛びつき、新聞に大々的に出てしまうのだった。
トッドは知り合いからからかわれ、コルトンの姉も男の子にからかわれるのだった。
牧師として父としてトッドは迷うのであった。
・映画おすすめ 感想
本作は実際にあったことを基にした映画である。
臨死体験とは、心臓が停止して体験するものであるが、本作に出てくる子供のモデルとなった少年は、心臓が停止したわけではない。
それでありながら、肉体を離れた意識は悲嘆にくれる母と教会で憤慨する父、教会の扉を開くと天使たちが歌ってくれ、そこにキリストがやってきたという。
映画はこれを奇跡だとたたえる映画ではなく、それをどう受け止めてよいか分からない牧師であり父と、現実にお金のないことを憂う母、色目で見られることを嫌う地域の人々の苦悩が描かれている。
宗教的でありながら、それに逆に苦悩する人々を描いているのに、好感を持てる映画である。
個人的な話にはなるが、ある看護師の話によると、臨死体験をした患者は決まって花畑をみるらしく、その先に綺麗な橋が架かっているそうだ。
科学的にはこれは死の苦痛を免れるために脳が作った錯覚だという。
日本では花畑であり、キリスト教では天使が見え、イスラム教、ヒンドゥー教それぞれに、それぞれの臨死体験談があり、それぞれの宗教に従った臨死体験だという。
今も人はこれに結論を出せていない。
臨死体験は本当なのか、天国は実際に存在するのか。
死者は語ることがない。
戻ってくることもない。
だから人は永遠にこの謎を問い続けるのかもしれない。
監督 ランドール・ウォレス
脚本 ランドール・ウォレス
クリストファー・パーカー
原作 トッド・バーポ、リン・ヴィンセント
『天国は、ほんとうにある: 天国へ旅して帰ってきた小さな男の子の驚くべき物語』(青志社)
製作 ジョー・ロス
T・D・ジェイクス
製作総指揮 スー・ベイドン=パウエル
サム・マーサー
デリク・ウィリアムズ
出演者
グレッグ・キニア
ケリー・ライリー
コナー・コラム
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