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「恐怖ノ黒電波」
男はあるアパートの管理人をしていた。
オーナーに文句を言われながらも、住人の苦情に答え、アパートの壊れている箇所やごみ捨てを行っていた。
管理社会となった世界で政府の放送を流すアンテナが取り付けられることとなり、アパートに業者の男がやってくる。
アンテナ設置中、男は落下し、死亡してしまう。
アンテナがまだ不完全なのか、住民からテレビが映らない、と苦情が入り、男は屋上へ上がる。
するとアンテナからは黒い粘々とした液体が流れていた。
それを渋い顔をしてみながらアンテナを治す。
ある女性からは、風呂場のタイルが壊れたから直してほしいと言われ、直しに向かうと、そこでも黒い液体が壁からあふれていた。
女性は帰宅後、新しく買った美容グッズを試して、顔にパックをしながら浴槽にためたお湯につかる。
しかしお湯は真っ黒であり、女性はそのままおぼれ死んでしまう。
お湯がこぼれ下の階の部屋の天井から黒い液体がこぼれ落ち、食事中の男の肉に付着した。
男は家族を抑圧して生きていた。
肉を食べた男は異変が起こり、家族をさらによく圧するようになる。
管理人の男は黒い液体に触れてから、だんだん変になっていくのを感じていた。
アパートの階段に同じ女が何人もいるのを確認したり、不気味な夢を見るようになっていく。
国営広報が流れるまであとわずかになった時、管理人の男は黒い世界に迷い込むのだった。
一応、SF設定があり管理社会が強まった世界となっているのだが、そこまで管理社会という感じを受ける映画ではない。
ただ登場人物たちは、どこか鬱々としており、黒い謎の液体が似合う世界が広がる。
あの黒い液体こそがおそらくは管理社会、人々を抑圧する物体であり、それに触れたものは、恐怖に支配されてしまう。
顔がなくなった人物が後半に登場するのだが、それは表情などいらない、従え、という意味なのかもしれない。
そう考えると、政治的メッセージの強い映画にも見えてくる。
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「恐怖ノ黒電波」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
男はあるアパートの管理人をしていた。
オーナーに文句を言われながらも、住人の苦情に答え、アパートの壊れている箇所やごみ捨てを行っていた。
管理社会となった世界で政府の放送を流すアンテナが取り付けられることとなり、アパートに業者の男がやってくる。
アンテナ設置中、男は落下し、死亡してしまう。
アンテナがまだ不完全なのか、住民からテレビが映らない、と苦情が入り、男は屋上へ上がる。
するとアンテナからは黒い粘々とした液体が流れていた。
それを渋い顔をしてみながらアンテナを治す。
ある女性からは、風呂場のタイルが壊れたから直してほしいと言われ、直しに向かうと、そこでも黒い液体が壁からあふれていた。
女性は帰宅後、新しく買った美容グッズを試して、顔にパックをしながら浴槽にためたお湯につかる。
しかしお湯は真っ黒であり、女性はそのままおぼれ死んでしまう。
お湯がこぼれ下の階の部屋の天井から黒い液体がこぼれ落ち、食事中の男の肉に付着した。
男は家族を抑圧して生きていた。
肉を食べた男は異変が起こり、家族をさらによく圧するようになる。
管理人の男は黒い液体に触れてから、だんだん変になっていくのを感じていた。
アパートの階段に同じ女が何人もいるのを確認したり、不気味な夢を見るようになっていく。
国営広報が流れるまであとわずかになった時、管理人の男は黒い世界に迷い込むのだった。
・映画おすすめ 感想
一応、SF設定があり管理社会が強まった世界となっているのだが、そこまで管理社会という感じを受ける映画ではない。
ただ登場人物たちは、どこか鬱々としており、黒い謎の液体が似合う世界が広がる。
あの黒い液体こそがおそらくは管理社会、人々を抑圧する物体であり、それに触れたものは、恐怖に支配されてしまう。
顔がなくなった人物が後半に登場するのだが、それは表情などいらない、従え、という意味なのかもしれない。
そう考えると、政治的メッセージの強い映画にも見えてくる。
監督
オルチュン・ベフラム
脚本
オルチュン・ベフラム
出演者
イーサン・オナル
ギュル・アリヂ
レベント・ウンサル
ウシュル・ゼイネップ
エリフ・チャクマン
ムラート・サラム
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