映画おすすめ エリジウム|映画レビューズ
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映画おすすめ エリジウム
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貧富の差がさらに広がった未来

「エリジウム」

評価:★4,5

・映画おすすめ 物語


孤児のマックスは、孤児院で育つ。

そこで知り合ったフレイという女の子と仲良くなり、いつか衛星軌道上に浮かぶ富裕層した住めないスペースコロニー、エリジウムに連れていくと約束する。

それから大人になったマックスは、犯罪を繰り返していたが、真面目にロボットを作る工場に勤務するようになった。

だが、警備ロボットとのいざこざで腕を怪我し、病院へ行くとそこにはフレイがいた。

街を離れ、看護師となって戻ってきたのだった。

昔から好きだったマックスは、フレイをお茶に誘うのだった。

しかし仕事中、機械の故障で放射線室の扉が閉まらなくなり、中に入って直したマックスはそのまま中に閉じ込められてしまい、大量の放射線を浴びてしまうのだった。

被爆したマックスは解雇され、家に帰ると親友のフリオがもうエリジウムに行くしかない、と言い出しエリジウムに違法で向かう船の斡旋をするスパイダーのところへ連れていく。

最初はスパイダーも帰れと言っていたのだが、ある仕事を条件にマックスをエリジウムに連れていくことを約束する。

地球に来ているエリジウムの誰かの脳情報を丸ごと盗み、それを基にエリジウムに向かうという作戦であり、マックスの体には機械のパワードアーマーが外科手術で取り付けられ、自分を解雇した工場のCEOを狙うのであった。

作戦を実行し見事、マックスはデータを脳に取り込んだはいい物の、それは今の社会構造を変えるとんでもないデータであり、エリジウムの防衛庁長官が雇った、傭兵に命を狙われることとなるのだった。

・映画おすすめ 感想


「第9地区」の制作スタッフが制作した映画であり、人口爆発した地球と、どんな病気でも直せる設備を有したスペースコロニーの両極端な世界の未来を描いている。

だがこれは今の地球そのものである。

コロニーと地球という極端な構図で分かりやすく作られてはいる。

だが今の地球では、同じように数パーセントの人々が地球上の資産のほとんどを所有しており、残りのわずかな資産が流通している世界になっている。

現実でも這い上がるのは至難の業で、大体の人々が平凡かそれ以下の生活のまま、死んでいく時代。

それをまさしく描いた映画であり、現実を投影した映画だと個人的にはとらえた。

時代が進んでもこの問題は深刻になるばかりで、解決のめどはたっていない。

世界は未だ、貧富の差が広がるばかりである。



監督 ニール・ブロムカンプ
脚本 ニール・ブロムカンプ
製作 サイモン・キンバーグ
        ビル・ブロック
        ニール・ブロムカンプ
製作総指揮
        スー・ベイドン=パウエル
        ビル・ブロック
出演者
マット・デイモン
ジョディ・フォスター
シャールト・コプリー
ヴァグネル・モーラ
アリシー・ブラガ
カーリー・ポープ(英語版)



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