映画おすすめ パラサイト・バイティング 食人草|映画レビューズ
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映画おすすめ パラサイト・バイティング 食人草
前々回のブログ 映画おすすめ ターザンオブザエイプ

前回のブログ 映画おすすめ ブラックフライヤーズ橋 1896年

楽しい観光の最終日が地獄となる

「パラサイト・バイティング 食人草」

評価:★3,3

・映画おすすめ 物語


大学生のジェフと彼女のエイミー、エリックと彼女のステイシーは、四人でメキシコへバカンスに来ていた。

海で遊び、酒を飲んで楽しい時間を過ごしていたが、どこか物足りなさを感じていた。

そんな時にスペインから来た男マティアスと出会う。

彼は現地に観光客すらいかない遺跡があり、弟がそこで発掘作業をしているという。

弟と連絡が取れなくなったので、見に行くというのだが、四人も一緒に行くことにするのであった。

その後、知り合ったギリシャ人男性デミトリにもマティアスは声をかけ、デミトリと一緒にいたギリシャ人二人を含め、三人も参加することになる。

しかし翌日、ギリシャ人二人が酔いつぶれたために四人とマティアス、デミトリの六人で先に遺跡に向かうのであった。

現地近くに来るとタクシーの運転手はそこには行けない、と断ってくるが金で近くまで送ってもらうのだった。

その後、ジャングルの中を歩いて向かうと、茂みに隠された道の先にマヤ文明の遺跡と思われるピラミッドを発見する。

頂上にはテントがはられ、発掘調査が行われている様子があった。

近くまで行くと、突如として原住民の男が現れ、分からない言葉でまくし立ててくる。

金が欲しいのかと思い渡すも受け取らず、困っていると、次々に弓矢を手にした男たちが集まってきた。

すると弓矢でデミトリが撃たれ、さらに頭を最初にまくし立ててきた男に銃で撃たれて、死んでしまう。

パニックに陥った五人は急ぎ、ピラミッドの階段を駆け上がり、頂上へと昇っていく。

なにが起こったのか分からないまま、テントを探ってみると、人の気配はなく、ロープで降りる縦穴だけがあった。

買えることもできず、携帯もつながらない中、五人のサバイバルが始まるのだったが、そこはただの遺跡ではなかった。

・映画おすすめ 感想


遺跡の中で食人植物に襲われるパニック映画かと思いきや、物語のほとんどがピラミッドの上でのサバイバルで進んでいく。

予想とずいぶん違う展開に最初は面食らった。

それに食人草というものの、蔦が伸びてきて人を引きずり込むくらいで、食べるわけではない。

それよりも不気味だったのは、一度、傷を負ってしまうとそこから植物が生えてくるという不気味なところである。

しかもそれは体内に侵入していき、皮膚の下で蠢くという不気味さ。

見どころはそこくらいの物だろう。

地味な作品なので、派手な展開は期待してはいけない。

決滅もしりきれな部分があり、もやもやが残る展開で終わる。

それと原住民が何を言っていたのか、ものすごく気になる映画でもあった。


監督 カーター・スミス
脚本 スコット・B・スミス
原作 スコット・スミス
『ルインズ 廃墟の奥へ』
製作 クリス・ベンダー
        スチュアート・コーンフェルド
        ジェレミー・クレイマー
製作総指揮 ゲイリー・バーバー
                ロジャー・バーンボーム
                トリッシュ・ホフマン
                ベン・スティラー
出演者
ジョナサン・タッカー
ジェナ・マローン
ローラ・ラムジー
ショーン・アシュモア
ジョー・アンダーソン
ディミトリー・ベイヴィーズ


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