映画おすすめ 私を信じてーリサ・マクヴェイの誘拐ー|映画レビューズ
忍者ブログ

映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

          
映画ランキング
映画おすすめ 私を信じてーリサ・マクヴェイの誘拐ー
前々回のブログ 映画おすすめ ポセイドン

前回のブログ 映画おすすめ アサリを掘る子供 1896年

人生のどん底で起こった誘拐事件

「私を信じてーリサ・マクヴェイの誘拐ー」

評価:★4,3

・映画おすすめ 物語


リサは母のアルコール依存、薬物依存から、母と姉妹と離れ、祖母とその彼氏が住む家に引っ越して暮らしていた。

ところが祖母の彼氏による性的虐待を受け続ける毎日。

ドーナツ店でアルバイトをするリサは、このどん底の生活から抜け出せずに、自殺を考え、遺書を書くのだった。

土曜日の夜中、帰って自殺を結構しようと思っていた時、路上で男に自転車から引きずり降ろされ、目隠しをされ、車の中でレイプされる。

そのまま目隠しをされたまま、彼女は男に誘拐され、男の隠れ家に連れていかれ、シャワーを浴びせられ、レイプされ、何度もレイプされるのだった。

そんな中でも何か手がかりはないか、と男をなだめながら、縛られた手で男の顔を触り、男がどういう特徴か、アジトがどういう場所なのか、車にはどんな特徴があるのかなどを覚えるのだった。

そして男はリサを木の前に置き去りにして、車でどこかへ向かうのだった。

そこでリサは目隠しを取り、必死に逃げた。

男は車で追いかけてくるも、何とか逃げることに成功した彼女は、祖母の家に帰り、誘拐されたことを祖母に話すが、祖母は信じてくれなかった。

翌日、警察が話を聞きたいといい、警察署に向かうも、警察官たちは彼女があまりに詳しく状況を覚えているので、嘘だとかってに判断し、信じてくれなかった。

そんな中で唯一、一人の刑事だけが彼女のいうことを信じてくれ、似顔絵を作り、彼女を保護してくれた。

やがて彼女の証言から、捜査中の連続殺人犯と手口が似ていることに刑事は気づくのであった。

・映画おすすめ 感想


1984年のアメリカで実際に起こった事件を基にした映画である。

当時、その周辺では売春婦の連続殺人事件が起こっており、警察は犯人を捕まえることにやっきになっていた。

そんな中で起こったリサの誘拐事件。

家庭環境が最悪だったこと、彼女が冷静に事件を覚えていたことが、裏目に出て、最初は誰も彼女のいうことを信じてくれなかったという事実。

ただ一人の刑事だけは、本当のことだと見抜き、捜査を開始してくれたことが、彼女の救いになったのだ。

演出面でこの映画は淡々とドキュメンタリーのように描いている。

それがリアルで、客観的に事件を見ている感覚になってくる。

こういう事件は世界中で今も続いている。

人の欲望がある限り、悪意の連鎖は止めることはできないが、少しでもこういう事件をなくすことができるのであれば、この映画はこの世に生まれた意味があるのだと思う。


監督
ジム・ドノヴァン
出演者
ケイティー・ダグラス
デヴィッド・ジェームズ・エリオット
ロシフ・サザーランド
アマンダ・アーキュリ
クリス・オーウェンズ






映画観るなら<U-NEXT>



PR
          
映画ランキング

コメント

コメントを書く