映画おすすめ レミニセンス|映画レビューズ
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映画おすすめ レミニセンス
前々回のブログ 映画おすすめ ハート・ショット

前回のブログ 映画おすすめ カルモー、コークスを引き出す 1896年

記憶の中でなけは幸せを

「レミニセンス」

評価:★3,8

・映画おすすめ 物語


都市が水没し、戦争が起こった後の未来。

退役軍人のニックは同じく退役軍人のエミリーと二人で、記憶を除く装置を使い、過去の記憶に幸せを求める人たちの依頼を受け、過去へと記憶をさかのぼらせていた。

時には検察から依頼を受け、記憶をさかのぼり、犯罪捜査の手助けなどもしていた。

ある日、閉店した店に一人の女性がやってくる。

メイと名乗る彼女は、鍵をなくし、どこにやったのか記憶から見つけてほしいと言い出す。

メイの記憶をさかのぼって、鍵を見つけたニック。

すると帰った後のオフィスにメイのイヤリングが忘れられていた。

メイが働くバーへ行き、メイの歌声を聞くニックは、自分が好きな歌を歌っていることに気付く。

イヤリングを返したニックはすでにメイに心を奪われ、メイもニックに恋をしていた。

二人は幸せな時間を過ごしていたのだが、ある日、忽然と彼女は姿を消してしまう。

自分の記憶をのぞいては幸せな時間を思い出すニックに、エミリーは忘れろ、と促すもニックは水没した町中を探し回り、メイがどこにいるのか、何者なのかを探っていく。

そして彼女の過去が次第に明らかになっていくのだった。

・映画おすすめ 感想


題材としては人の記憶、過去を覗き見るという点で、同じようなテーマを持っているSF映画はいくつかある。

この映画は過去の記憶の中から手がかりを探しながら、恋した女を探す物語。

しかしその奥にはある事件につながる手がかりがあるのだった。

期待された超大作映画として宣伝もされていたのだが、目新しいものは特になく、女を忘れられない男が未練で女の過去を探る物語。

そこへ事件を絡めるやり方は、複雑になるだけで、どちらかを選べばよかったようにも思える。

事件を追いかけるか、女の追いかけるか。

あえて観客を惑わす仕掛けとして、そういう設定にしているのかもしれないが、いまいちその仕掛けが発揮されていない気がした。

ラストは劇中のセリフ通りなのは、少し悲しく感じてしまった。

人は記憶に頼って生きるべきなのか否か。


監督 リサ・ジョイ(英語版)
脚本 リサ・ジョイ
製作 ジョナサン・ノーラン
        リサ・ジョイ
        マイケル・デ・ルカ
        アーロン・ライダー
出演者
ヒュー・ジャックマン
レベッカ・ファーガソン
タンディ・ニュートン
ダニエル・ウー
クリフ・カーティス
ブレット・カレン






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