映画おすすめ ゴースト・ドッグ|映画レビューズ
忍者ブログ

映画レビューズ

年間500本の映画を観るオタクの映画レビューを見ていってください。 最新作から、ジャンルを問わずレビューしています。 気になる映画の参考に、観た映画の他人の意見が見たい人。アクセスしてくれると嬉しいです。 よろしければ遊びに来てくださいね(*^o^*)

[PR]
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

          
映画ランキング
映画おすすめ ゴースト・ドッグ
前々回のブログ 映画おすすめ 思いやりのススメ

前回のブログ 映画おすすめ ハーバーを離れるヤーマス漁船 1896年

殺し屋は君主に使える

「ゴースト・ドッグ」

評価:★3,5

・映画おすすめ 物語


一人の殺し屋がいた。

殺し屋は鳩を使って殺しの依頼を受け、ゴースト・ドッグと呼ばれていた。

鳩に囲まれた生活と、フランス語しか話せないアイス売りの親友だけが生活の基盤で、孤独に生活をしていた。

そんな彼の次なるターゲットは、高齢化が進んだマフィア組織。

次々にターゲットを殺していくが、その中の一人は、彼が君主としてあがめる男がいた。

まだ殺し屋を始める前、一人の青年だった彼はギャングに殺されかけたところを、男に救われていたのである。

それから「葉隠」を持ち歩き、常に武士道を心に置き、殺しをしてきた彼にとって、男は命の恩人であり、彼のいうことは絶対だった。

しかし次々と殺しを淡々とこなしていく彼は、最後に自らの命の恩人と対峙することになるのであった。

彼の取った選択とは。

・映画おすすめ 感想


日本の武士道を書いた「葉隠」の一節がところどころ画面に出てきて、教訓のように主人公の行動理念を紐解いていく。

だからなのだろうか、演出で主人公は無口で感情が一切分からない設定になっている。

そこを「葉隠」から読み取っていく映画である。

本作は複数の国の合作映画であり、日本もその中に入っている。

だから「葉隠」「武士道」を重んじる主人公なのかもしれない。

だが何か不思議な映画であった。

きっとこの映画のところどころに意味のあるシーンが入っているのだろう。

例えば、マフィアのボスがカトゥーンアニメに見入っているシーンなど。

しかし個人的にその意味が理解できなかった。

老いた老人がアニメに夢中になっているようにしか見えなかったのである。

深いような浅いような、不思議な映画である。


監督 ジム・ジャームッシュ
脚本 ジム・ジャームッシュ
製作 ジム・ジャームッシュ
        リチャード・グエイ
出演者 フォレスト・ウィテカー






映画観るなら<U-NEXT>



PR
          
映画ランキング

コメント

コメントを書く