映画おすすめ 海辺のエトランゼ|映画レビューズ
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映画おすすめ 海辺のエトランゼ
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好きになる気持ちは変わらない

「海辺のエトランゼ」

評価:★3,8

・映画おすすめ 物語


小説家志望の青年、駿は沖縄の民宿に間借りし、小説を執筆しながら、民宿の手伝いをしていた。

その民宿の前にベンチがあり、いつもそこに青年が座っていたのを、駿は見ていた。

ある日、声をかけると、青年にいつも見て気持ち悪い、と言われてしまう。

駿は思い出してしまう。

学生時代、見た目が女のようで、ホモなんじゃないかと言われていた頃のことを。

翌日、青年は謝りに来る。

青年の名前は実央。

母親と二人で生活していたが、母親が亡くなってしまい、一人暮らしになっていた。

そんな彼を、駿の周りの人たちは暖かく迎えてくれた。

次第に二人の距離は近づいていき、互いに好きだという気持ちがあることに気付く。

しかし実央は島を離れてしまう。

絶対電話するから、と言いながらも電話をしてこず、絵葉書だけをよこして三年。

現実はこんなものか、と思っていた時、民宿に新しく住む人が来るという。

それは20歳になった実央だった。

二人は好きという感情を持ちながら、キスまでは行くが、セックスまではいかなかった。

近くには女性の同性愛者カップルが住んでいるが、駿の煮え切らない態度は、その女性カップルが見ていても歯がゆい感じだった。

しかし二人の好きは次第に大きくなっていくのであった。

・映画おすすめ 感想


今の時代だからこそ認められる映画。

本作は男性の同性愛をテーマにしている。

それまでも同性愛をテーマにしたアニメやドラマ、映画はたくさんあったが、今の時代ほど、LGBTQXが叫ばれている時代は他にはなかった。

作中には二人の初体験も描写されており、今の時代だから描けるものだと感じだ。

これはネットを中心にした漫画が原作であり、ネットの世界だからこそ、描けた漫画なのかもしれない。

好きにダメということはない。

相手が女性であれ男性であれ、好きな気持ちは尊いものなのだ。


監督
大橋明代
脚本
大橋明代
原作
紀伊カンナ
主題歌/挿入歌
MONO NO AWARE
出演者
村田太志
松岡禎丞






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