なぜ生きているの
「私を殺さないで」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
刹那的に生きている恋人に一目ぼれしたミルタ。
女性からの人気も高く、友達からはやめておきな、と言われていた。
しかしクラブで彼と再会した時、彼もミルタに恋をした。
そして二人付き合い始めるのだった。
ある日、目薬型の薬物を摂取した二人は死んでしまう。
ミルタの両親は悲しみに暮れていた。
しかし集団墓地の壁を破りミルタは蘇った。
自分に何が起こったのか、なぜ生きているのか分からないまま、彼との思いでを追憶しながら、ミルタは家に帰る。
無償に腹が減り冷蔵庫をあさるも、食べ物を受け付けなくなっていた。
すると次第に体に異変が生じてきた。
手先から次第に皮膚が黒くなり、内臓が変になっていく。
瞳は真っ黒くなり、サングラスをかけて思い出のクラブへと足を自然と運んでいた。
そこで知り合った見ず知らずの男の車に乗り、彼女は襲われた。
だが、男の首筋にかみつき血と肉をむさぼり、飢えをしのいだのであった。
彼女は何か人肉を求める存在へと変化していたのである。
そして彼女を追いかける謎の組織が、彼女の周辺を嗅ぎまわり始めていた。
・映画おすすめ 感想
トワイライトシリーズに似ている部分がある気がする。
それにしてもどっちつかずの映画になってしまっている。
恋愛を描くのであれば、二人で最後を迎えればいいし、復讐するのであれば復讐してしまえばよかった。
この物語は人間ならざる者になってしまった主人公が、生きていくことを決める。
それだけの物語である。
ある意味では重要かもしれないが、非常に地味な映画になっていて、退屈する人もいるはずである。
個人的には復讐か恋愛のどちらかに落としてほしかったかな。
監督
アンドレア・デ・シーカ
脚本
アンドレア・デ・シーカジャンニ・ロモーリ
原作
Chiara Palazzolo
出演者
アリーチェ・パガーニ
ロッコ・ファサーノ
シルヴィア・カルデローニ
ファブリツィオ・フェラカーネ
セルジョ・アルベッリ
ジャコモ・フェラーラ
アニタ・カプリオーリ
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