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人の命を軽んじる者にもたらされるゲーム
「ソウ」
評価:★3,8
・映画おすすめ 物語
アダムはバスタブの中で目覚めた。
ちょうど水が抜けていく瞬間で、周囲が真っ暗なことと、なぜ自分がこんなところにいるのか、足が鎖でつながれていることからパニックになる。
それを落ち着かせようとする声が聞こえ、最初はそいつが自分をこんな風にしたのだと怒りをあらわにするも、電気が点いた瞬間、目の前に同じ状態で鎖に足首をつながれた男、ゴードンがいた。
古いバスルームに同じ状態でいる二人の間には男が一人倒れていた。
拳銃とカセット再生機を手に持った男は死んでいるようだった。
二人はとにかく脱出方法を探していると、お互いのポケットに、聴け、と書かれた封筒に、小型のカセットテープが入っていた。
アダムから男の再生機を握った手までが近く、衣服やバスタブの栓などを使い、再生機を手に入れる。
テープにはそれぞれへのメッセージが残されていた。
そして状況は医者であるゴードンの妻と娘が監禁状態にあり、ゴードンは目の前のアダムを殺せばゲームはクリアとなる。
そこでゴードンは思い出した。
同じように、メッセージを受け取った人々が様々な仕掛けで命をかけたゲームをさせられているらしく、警察は犯人をジグソーと呼んでいた。
ジグソーは不気味な人形を使いメッセージを送ってくる。
正体は不明であり、唯一、追いかけていたデイヴィット刑事は相棒を失い、自分をケガを負い、ジグソーに執着していた。
ゴードンが何か関係していると思い込み、ずっとゴードンの家を見張っていた。
そんな様々な状況下で、ゴードンとアダムの駆け引きとゴードンの妻子の命のタイムリミットが迫りつつあった。
・映画おすすめ 感想
ようやく観られた、シリーズの原点である。
本作は今、一線で活躍するジェームズ・ワン監督の長編映画デビュー作であり、低予算ながら話題作となった。
そのため、次々と続編が作られ、ジグソーの正体が一作目で明かされているにもかかわらず、二作目以降も続き、ジグソーが死んでもシリーズが続くという、人気である。
現在は制作がストップしているが、この設定は後の映画に多大なる影響を与えたのは間違いない。
ジグソーが行うワンシチュエーションのゲーム。
ゲームに無理やり参加させられた人々の駆け引き。
痛みを与える多くの仕掛け。
本作からその点に関してはすでに完成しており、ホラー映画、サスペンス映画としても、優れた演出がされている。
ジェームズ・ワン監督の原点がここにある。
監督 ジェームズ・ワン
脚本 リー・ワネル
製作 マーク・バーグ
グレッグ・ホフマン
オーレン・クールズ
製作総指揮 ピーター・ブロック
ジェイソン・コンスタンティン
ステイシー・テストロ
出演者
ケイリー・エルウィス
リー・ワネル
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