映画おすすめ 地下に潜む怪人|映画レビューズ
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映画おすすめ 地下に潜む怪人
 

「地下に潜む怪人」

 

評価:★3,8

 

・映画おすすめ 物語

 
考古学者のスカーレットは、学会でも異端者として見られていた。
 
その理由は彼女の父にあった。
 
彼女の父も考古学者であったのだが、賢者の石を探して精神を病み、ついには自殺した、というのが定説で、その娘というだけで、色眼鏡で見られていたのである。
 
そんな彼女は父親の意思を継ぎ、ついに賢者の石の手がかりを見つけた。
 
彼女はちょうど、密着取材されることになり、この調査にカメラが同行することとなった。
 
まず彼女はあらゆる言語に精通しているジョージに会いに行く。
 
しかしジョージと以前の仕事でトラブルになり、ジョージは最初は渋った。
 
しかも行くのはフランスの巨大地下墓地カタコンベであることが、彼の返事を鈍らせた。
 
ジョージの弟は子供の頃、洞窟で溺れ死んだ過去があったのだ。
 
カタコンベのツアーにとりあえず参加したスカーレットは、奥地に入るには案内人が必要だ、と感じていた。
 
すると学生風の青年に、パビヨンが案内にピッタリだよ、と勧められた。
 
その学生風の青年はそれを言うと、どこかに姿を消してしまった。
 
クラブにいるパピヨンに会いに行ったスカーレット。
 
それをなぜかじっと見つめる女が取材カメラには映し出されていた。
 
パピヨンを口説き落としたスカーレットは、パピヨンが集めたメンバーと、スカーレットが心配なジョージと一緒に巨大地下墓地へと足を踏み入れるのだった。
 
しかしそこは髑髏が積み上げられ、人が足を踏み入れないところでは、怪しい宗教の儀式が行われていた。
 
子供の声が響き、人影がカメラに映る。
 
次々とメンバーは命を落としていくのだった。
 
 

・映画おすすめ 感想

 
カメラ視点の映画としてはよくできている映画である。
 
個人的に、カメラ視点、一人称視点で描かれる映画を好む。
 
特にホラー映画は臨場感が出るので良いのだが、本作に関しては、それが逆に悪い方へ行ってしまったような気がする。
 
狭い洞窟の臨場感は出てはいるのだが、狭い空間だからこそ、何が起こっているのか分からない部分が出てくる。
 
それに次々と起こる不思議な出来事に、頭を使う。
 
ホラー映画としてはなにかもっと、ゆっくりとしたテンポでもよかったのではないだろうかと思えた。
 
演出は面白い試みだったが、観客には優しくない映画である。
 
 
監督
ジョン・エリック・ドゥードル
脚本
ドリュー・ドゥードルジョン・エリック・ドゥードル
出演者
エドウィン・ホッジ
ベン・フェルドマン
パーディタ・ウィークス






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