漫画の世界では士郎正宗 氏が。
アニメの世界では押井守 氏、川尻義昭 氏が描き。
小説の世界では元祖といえるウィリアム・ギブスンが描いたサイバーパンク。
このジャンルの定義として、機械的な世界に制約された人々が機械という体制へと叛逆する。というのが根底に流れ、それが脳をネットワークへ直接直結させられた人間、あるいは自ら直結することでネットワーク世界へと侵入するという世界観を完成させた。
そしてこうした世界観の基盤となったのがウィリアム・ギブスンが描いた一連のサイバーパンク世界「ニューロマンサー」を筆頭とした小説群だ。
それを原作として製作された映画がこのJMである。
舞台は近未来。
ネットワークが発展した。それと同時に奇病が世界に充満、その治療法を脳内の記憶を犠牲にして容量を得て、情報を運ぶ情報屋ジョニーの脳へと託された。
それを狙うのはビートたけし演じる、世界を牛耳るヤクザである。
間違った日本観を取り入れながらも、見事なリアルなサイバーパンク映画が完成した。
そしてDVDである。
正直言って本編とちょっとしたメイキングが入っているが、そのメイキングが面白い。
SF好きならウィリアム・ギブスンが脚本に携わったことだけでも興奮なのだが、さらにそのインタビューや緻密なセットまで、その世界観に没入できる。
世界観だけならば、子供のときから大好きな映画ナンバー1である。
価格:1,370円 |
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