「チューズ・オア・ダイ:恐怖のサバイバルゲーム」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
妻子のある男ハルは、カセットテープで再生する昔のゲームをプレイしていた。
すると自分の動きがすべてパソコンの中に文字で書かれ、不気味に感じる。
そして妻子のところへ戻ると、妻が息子の舌を切り落としていた。
ビルの清掃をしながら安い賃金で母を養うケイラは、弟を亡くしてから精神に異常のある母を看病していた。
そんな彼女には親友が一人いた。
古い機械が好きなオタクのアイザックだった。
アイザックはケイラに恋をしており、ケイラもそれを知りながら、恋人まではいかない関係が続いていた。
古いパソコンや古い機械を集めている彼の部屋の中で、ケイラはあるカセットテープの古いゲームを見つける。
アイザックはガラクタをまとめ買いした中に紛れ込んでいたらしく、興味を持ったケイラは、仕事終わりに行きつけの喫茶店に入り、それを起動させる。
すると文字が出てきて、彼女の行動を文字は予測していく。
そして選択肢が現れると、突然、ウェイトレスがコップを床に落とし始める。
それを掃除させるか、そのままにするか。
選択肢で掃除させる、と選択した途端、ウェイトレスは座り込み割れたコップの破片を口に入れ、かみ砕き始めた。
慌てて止めに行こうとすると、もう一人の常連客の男に邪魔をされるが、無理やり男を押しのけ、ウェイトレスを助けるのだった。
この事件をアイザックに話すと信じてはもらえず、とりあえずゲームを起動した午前二時を待つことに。
するとスマホにゲーム画面が現れ、なかったはずのアイザックの部屋に赤と青の扉が現れるのだった。
これは呪いのゲームだったのである。
・映画おすすめ 感想
80年代が現代の若者を襲う。
そんな感じの映画内容なのだが、パソコンマニアでなければ、昔、データをカセットテープに記録していたことや、ゲームもカセットテープだったことは分からないと思う。
さらにゲーム画面も古いまだパソコンが世の中に出始めたころの画面で、本当にパソコンオタクならば、楽しめるも、普通の人には分からないかもしれない。
ゲームと映画の関係性として、なかなか映画はゲームに勝てないし、ゲームを原作とした映画は成功するのが難しい。
今回の映画はゲームを題材にしているが、原作があるわけではないので、ある意味ではゲームの映画化としては面白い試みだと思った。
ゲームと映画の融合という大きなテーマについて、ジェームズ・キャメロン監督が考えているように、これからの時代、映画とゲーム。
切り離せない関係性になるのだろう。
その点に関して、今回の映画、試みだけは良かったと思う。
ただもう少しなにかが足りなかった気がしてならない。
監督
トビー・ミーキンズ
脚本
トビー・ミーキンズ
出演者
エイサ・バターフィールド
アイオラ・エヴァンス
エディ・マーサン
ロバート・イングランド
ライアン・ゲージ
ケイト・フリートウッド
アンジェラ・グリフィン
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