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見える世界が人と違うからこそ
「ビューティフル・マインド」
ジョン・ナッシュはプリンストン大学院に入り、この世のすべてを表す理論を考え出したい、と授業は、これまでの人が考えた理論であり意味がない、と独自に部屋にこもり、論文を書き上げようと試みる。
しかしライバルのマーティンはいくつもの論文を発表し、自分の遅れを気にしていた。
そんな中、ルームメイトのチャールズは、彼に酒を進め、自分がどんな理論を作りたいのか、答えに導いてくれた。
その一方で人付き合いが苦手なジョンは、女性に声をかけるなり、セックスがしたい、体液の交換がしたい、と言いビンタを喰らうことなどがあった。
しかしこれまでの数学の理論をすべて否定するような論文を書いたことで、彼はいちやく数学者として注目を浴びるようになり、政府からの仕事も来るようになる。
時を同じくして、以前のルームメイト、チャールズが姪を引き取り育てると言って、女の子マーシーを紹介する。
さらに政府の裏の仕事を持ってきた謎の男ウィリアムの仕事も受けることになる。
その仕事とは、世間に溢れている広告や雑誌の中に暗号が隠されており、水爆のありかを示している。
アメリカは狙われている、というものだった。
腕に鉄の板を埋め込まれ、番号が書かれ、暗号を発見したらある屋敷に行き、そこのインターホンに番号を打ち込むと門が開き、すぐそばのポストに暗号を入れることが彼の任務となった。
仕事が順調だった頃、彼は講義をしなければならなくなり、そこで講義を受けに来ていたアリシアと少しずつ親密になり、相変わらずの人付き合いの苦手なジョンは、デートの最中にまたセックスがしたい、体液の交換がしたいというと、彼女はビンタすることなく、ジョンに口づけするのだった。
その後、ジョンとアリシアは結婚し、子供を授かるのであった。
だがジョンはある日、大学で精神科の医者に捕まり、精神病院に連れていかれる。
彼は統合失調症を患っており、それが長きにわたるもので、大学院の頃からだ、と言われる。
信じられないジョンとアリシアだが、大学院のルームメイトなど存在せず、政府の暗号を探す仕事もしていなかった。
毎回ポストに入れていた暗号文はそのままになっており、屋敷は誰も住んでおらず、すべてが彼が自分で作り出した幻覚だったのだ。
信じられないジョンは腕を切り裂き埋め込まれたプレートを探すが、存在しなかった。
それから薬を飲みながら、家に引きこもる生活が続いていたが、数学の論文を書くためには、頭をクリアにしなければならず、薬を飲むのをやめてしまう。
するとまた政府の仕事を依頼され、彼は人知れず、家から離れた小屋でまた広告や雑誌の切り抜きを集め始めるのであった。
それに気づいたアリシアは、逃げようとすると、ジョンはようやく気付くのであった。
幻覚の人物たちは年を取らないことを。
こうしてジョンはアリシアと子供の三人で病気と向き合うことを決意するのだった。
本作の主人公ジョン・ナッシュは実在の人物であり、ノーベル賞を受賞した天才数学者である。
それと同時に統合失調症に悩まされた過去も本当であり、病気と闘いながら、ノーベル賞を受賞する論文を発表する天才であった。
しかし映画と実際の出来事には相違点がいくつかあるらしく、まず大学院からジョンは統合失調症だったと映画では映画かれているが、実際は大学院時代は症状が現れておらず、数学者となってから症状が現れている。
また妻のアリシアとは一度、離婚しており、病気療養中は、元妻の家を間借りしていた状態だったらしい。
その後、再び結婚という。
この映画が公開された当時、ナッシュ夫妻は健在で、精力的に大学にジョンは通っていた。
ところが2015年、タクシーに夫妻が乗車していたところ、事故に遭遇し、二人はそのまま亡くなっている。
ある意味、幸せな最後だったのかもしれない。
二人でともに旅立てたのだから。
前回のブログ 映画おすすめ ボクシングキャット 1894年
見える世界が人と違うからこそ
「ビューティフル・マインド」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
ジョン・ナッシュはプリンストン大学院に入り、この世のすべてを表す理論を考え出したい、と授業は、これまでの人が考えた理論であり意味がない、と独自に部屋にこもり、論文を書き上げようと試みる。
しかしライバルのマーティンはいくつもの論文を発表し、自分の遅れを気にしていた。
そんな中、ルームメイトのチャールズは、彼に酒を進め、自分がどんな理論を作りたいのか、答えに導いてくれた。
その一方で人付き合いが苦手なジョンは、女性に声をかけるなり、セックスがしたい、体液の交換がしたい、と言いビンタを喰らうことなどがあった。
しかしこれまでの数学の理論をすべて否定するような論文を書いたことで、彼はいちやく数学者として注目を浴びるようになり、政府からの仕事も来るようになる。
時を同じくして、以前のルームメイト、チャールズが姪を引き取り育てると言って、女の子マーシーを紹介する。
さらに政府の裏の仕事を持ってきた謎の男ウィリアムの仕事も受けることになる。
その仕事とは、世間に溢れている広告や雑誌の中に暗号が隠されており、水爆のありかを示している。
アメリカは狙われている、というものだった。
腕に鉄の板を埋め込まれ、番号が書かれ、暗号を発見したらある屋敷に行き、そこのインターホンに番号を打ち込むと門が開き、すぐそばのポストに暗号を入れることが彼の任務となった。
仕事が順調だった頃、彼は講義をしなければならなくなり、そこで講義を受けに来ていたアリシアと少しずつ親密になり、相変わらずの人付き合いの苦手なジョンは、デートの最中にまたセックスがしたい、体液の交換がしたいというと、彼女はビンタすることなく、ジョンに口づけするのだった。
その後、ジョンとアリシアは結婚し、子供を授かるのであった。
だがジョンはある日、大学で精神科の医者に捕まり、精神病院に連れていかれる。
彼は統合失調症を患っており、それが長きにわたるもので、大学院の頃からだ、と言われる。
信じられないジョンとアリシアだが、大学院のルームメイトなど存在せず、政府の暗号を探す仕事もしていなかった。
毎回ポストに入れていた暗号文はそのままになっており、屋敷は誰も住んでおらず、すべてが彼が自分で作り出した幻覚だったのだ。
信じられないジョンは腕を切り裂き埋め込まれたプレートを探すが、存在しなかった。
それから薬を飲みながら、家に引きこもる生活が続いていたが、数学の論文を書くためには、頭をクリアにしなければならず、薬を飲むのをやめてしまう。
するとまた政府の仕事を依頼され、彼は人知れず、家から離れた小屋でまた広告や雑誌の切り抜きを集め始めるのであった。
それに気づいたアリシアは、逃げようとすると、ジョンはようやく気付くのであった。
幻覚の人物たちは年を取らないことを。
こうしてジョンはアリシアと子供の三人で病気と向き合うことを決意するのだった。
・映画おすすめ 感想
本作の主人公ジョン・ナッシュは実在の人物であり、ノーベル賞を受賞した天才数学者である。
それと同時に統合失調症に悩まされた過去も本当であり、病気と闘いながら、ノーベル賞を受賞する論文を発表する天才であった。
しかし映画と実際の出来事には相違点がいくつかあるらしく、まず大学院からジョンは統合失調症だったと映画では映画かれているが、実際は大学院時代は症状が現れておらず、数学者となってから症状が現れている。
また妻のアリシアとは一度、離婚しており、病気療養中は、元妻の家を間借りしていた状態だったらしい。
その後、再び結婚という。
この映画が公開された当時、ナッシュ夫妻は健在で、精力的に大学にジョンは通っていた。
ところが2015年、タクシーに夫妻が乗車していたところ、事故に遭遇し、二人はそのまま亡くなっている。
ある意味、幸せな最後だったのかもしれない。
二人でともに旅立てたのだから。
監督 ロン・ハワード
脚本 アキヴァ・ゴールズマン
原作 シルヴィア・ネイサー
製作 ブライアン・グレイザー
ロン・ハワード
製作総指揮 カレン・ケーラ
トッド・ハロウェル
出演者
ラッセル・クロウ
エド・ハリス
ジェニファー・コネリー
ポール・ベタニー
アダム・ゴールドバーグ
ジャド・ハーシュ
ジョシュ・ルーカス
アンソニー・ラップ
クリストファー・プラマー
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