「宇宙水爆戦」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
原子物理学者のカルは、飛行機の操縦をしていた最中、操縦が効かなくなり、墜落寸前になる。
ところが謎の光に包まれ、飛行機は無事に着陸する。
助手となんだったのか、と話しながら研究所に戻ると、そこには先出人不明の謎の装置の設計図が送られてきていた。
それを組み立てた彼等は、電源をつなぐと、スクリーンに謎の男が現れる。
エクセターと名乗るその男は、飛行機をよこすからそれに乗って、ある場所に来てほしいという。
不審に思いながらも誘いに乗ったカルは、指定された場所へ行くと、無人の飛行機が着陸するのを目撃、乗り込むと誰もいないのに、飛行機は勝手に飛び立つのだった。
そしてある飛行場に到着した彼を出迎えたのは、同じ科学者のルースという女性だった。
彼女の運転である洋館に向かうと、そこには科学者たちが集められていた。
エクセターに正体された人々と交流しているうちに、ここがなにか変であること。地球上の科学力では考えられない研究をしていることを察知し、二人は仲間と逃げ出すのだった。
それをそらから光線が追尾し、カルとルースは逃げ出すのだが、仲間は光線に焼かれてしまった。
二人はセスナ機で逃げようとした時、現れた空飛ぶ円盤に吸収され、エクセターがそこで二人を待っていた。
彼等は地球外の惑星メタルーナからやってきたという。
さらにメタルーナは今、ゼイゴンという惑星と戦争状態にあり、ひん死の状態だという。
地球人に兵器を作ってもらうため、エクセター達はやってきたという。
エクセターは二人を惑星メタルーナに連れていくと、地表は空から降ってくる爆弾でボロボロになり、地下に作られた都市で生活していた。
都市の中を移動する最中も爆弾は地表を突き抜け、地下に降り注いでくる。
そこでメタルーナの代表とあるのだが、すでにメタルーナに未来はなかった。
・映画おすすめ 感想
まだSF映画が劣勢にあった時代の傑作。
本作はユニバースモンスターズ、いわゆるフランケンシュタイン、ドラキュラなどのモンスターに含まれる映画になる。
モンスターといって、後半にミュータントが登場するが、そこまで強くはない。
「スターウォーズ」がSF映画を超大作映画にするまでまだまだ時間がある時代。
それでも名作のSF小説をこうして映画化するという映画人たちの努力に、感動する。
特撮も見事なものである。
SF好きにはぜひ見てほしい映画だ。
監督 ジョセフ・ニューマン
脚本 フランクリン・コーエン
エドワード・G・オキャラハン
製作 ウィリアム・アランド
出演者
フェイス・ドマーグ
レックス・リーズン
ジェフ・モロー
ラッセル・ジョンソン
ランス・フラー
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