映画おすすめ オペラ座の怪人 2004年版|映画レビューズ
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映画おすすめ オペラ座の怪人 2004年版
前回のブログ 映画おすすめ パラレルバーの男

オペラ座には今も怪人が住んでいる

「オペラ座の怪人 2004年版」

評価:★3,5

・映画おすすめ 物語


オペラ座であるオークションが開催されていた。

そこには火事になったオペラ座の残された品々が出品されていた。

その中にサルのおもちゃがあり、ある車椅子の老人と年老いた婦人が争い、老人が競り勝つのだった。

直後、落ちたシャンデリアが引き上げられた時、二人の脳裏に昔のオペラ座がよみがえる。

当時、オペラ座は新しいオーナーとマネージャーを招き入れ、オペラ座の花である歌姫、カルロッタ主演で新しいオペラを進めていた。

しかしその稽古の最中、背景の絵が落ちてきて、カルロッタは不機嫌になり、その場を後にする。

困っているマネージャーに、バレーダンサーチームのリーダー、マダム・ジリーが一人の踊り子を紹介する。

彼女、クリスティーヌに試しに歌わせてみると、その歌声はみなを引き付け、そのまま舞台の主役となり、大盛況となるのだった。

クリスティーヌは両親を失い、オペラ座で育ったような女性であり、父を思いロウソクを付けた部屋で祈っていた。

するとどこからともなく声が聞こえてきて、彼女は鏡の向こうに仮面をかぶった男を見る。

鏡はドアになっており、彼女は男に誘われながら、地下にある空間へ導かれた。

そこにはベッドや日用品がおかれており、サルのおもちゃがあった。

その男こそ、オペラ座に住むと言われていた怪人、ファントムだった。

ちょうどその時、子爵のラウルがオペラ座を訪れていた。

クリスティーヌとは子供の事に知り合っており、彼女の舞台を見て思い出し、恋に落ちるのだった。

しかしそれを良く思わないファントムは、復帰したカルロッタの舞台の邪魔をしたり、裏方を殺害するなど、事件を起こすのであった。

だがクリスティーヌは、幼少期より歌やダンスを教えてくれた天使としてファントムを見ており、憎むことができなかった。

そしてある晩、ファントムの正体を知るマダム・ジリーは、ラウル子爵にだけ、彼の正体、なぜ地下に住むようになったのかを説明するのであった。

・映画おすすめ 感想


ミュージカルの王道の映画化である。

幾度も映画化されている中で本作は2004年版であり、2022年現在では最新のバージョンである。

ミュージカル映画というものを管理人はあまり見ないので、勉強がてらみたのだが、なんと豪華な映画であろうか。

ミュージカル映画とは、豪華絢爛なイメージがあるが、本作は細部にわたってその豪華さが際立っており、宝石も本物を使ったという。

オペラ座で働く人はオペラ座の怪人はいる、と断言するだけあり、何十年と愛されている作品の映画化である。

だが本作はあまり評判がよくない。

ミュージカル素人の個人としては、良し悪しが分からないのだが、とにかくすごい映画だったといえるのは確かである。


監督 ジョエル・シュマッカー
脚本 ジョエル・シューマカー
        アンドリュー・ロイド・ウェバー
原作 ガストン・ルルー
製作 アンドルー・ロイド・ウェバー
製作総指揮 ポール・ヒッチコックオースティン・ショウ
                ジェフ・アッバリー
                ジュリア・ブラックマン
                キース・カズンズ
                ルイーズ・グッドシル
                ラルフ・カンプ
出演者
ジェラルド・バトラー
エミー・ロッサム






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