謎のカプセルを届けよ
「ブラック・クラブ」
スウェーデンで内戦がおこった。
シングルマザーのエドは、娘と一緒に車での移動の最中、敵の部隊の攻撃を受け、娘は連れ去られてしまう。
それから内戦はさらに激化し、おりしもこれまでにない寒波がスウェーデンを襲う。
兵士となったエドはある日、一人の軍人に呼び出されある基地に向かう。
そこには寄せ集めのメンバーがおり、彼らと一緒にエドはあるカプセルを、別の基地に届けてほしいと任務を言い渡される。
その道とは氷の上だった。
陸路では敵軍に襲われるため、寒波で凍り付き、車では沈んでしまい、船では進めない氷の上をスケートで移動してもらうということだった。
任務に向かうか迷うエドに、司令官は娘の写真を見せる。
カプセルを届ける先の基地で娘が待っているというのだ。
任務に参加することにしたエド。
しかしそれは敵も味方も分からない極寒の氷の上での戦いを意味していた。
スウェーデンらしい映画である。
まず寒さ厳しい国の特色を生かした風景が続く映画である。
氷、雪、吹雪と見ているだけで凍えそうになる。
そしてスウェーデン映画である、重苦しい空気感。
この空気感がスウェーデン映画のいいところでもあり、見ているものを辛くする要因でもある。
さらに物語としては辛い。
とにかく辛い映画である。
それに説明不足の部分が多々あるので、馴染めない人も多いと思われる。
現に各レビューを見ると、説明不足とある。
なぜ、内戦になったのか。
敵はなにものなのか。
エドの経歴はなんなのか。
主要人物の謎の行動の意味するところはなんなのか。
途中で登場する老夫婦は何者なのか。
謎ばかりが残る映画であるが、物語はそうした謎を置いてきぼりにして、進んでいく。
ラストはスウェーデン映画らしい終わり方をする。
はまる人にははまるだろうが、人を選ぶ映画かもしれない。
「ブラック・クラブ」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
スウェーデンで内戦がおこった。
シングルマザーのエドは、娘と一緒に車での移動の最中、敵の部隊の攻撃を受け、娘は連れ去られてしまう。
それから内戦はさらに激化し、おりしもこれまでにない寒波がスウェーデンを襲う。
兵士となったエドはある日、一人の軍人に呼び出されある基地に向かう。
そこには寄せ集めのメンバーがおり、彼らと一緒にエドはあるカプセルを、別の基地に届けてほしいと任務を言い渡される。
その道とは氷の上だった。
陸路では敵軍に襲われるため、寒波で凍り付き、車では沈んでしまい、船では進めない氷の上をスケートで移動してもらうということだった。
任務に向かうか迷うエドに、司令官は娘の写真を見せる。
カプセルを届ける先の基地で娘が待っているというのだ。
任務に参加することにしたエド。
しかしそれは敵も味方も分からない極寒の氷の上での戦いを意味していた。
・映画おすすめ 感想
スウェーデンらしい映画である。
まず寒さ厳しい国の特色を生かした風景が続く映画である。
氷、雪、吹雪と見ているだけで凍えそうになる。
そしてスウェーデン映画である、重苦しい空気感。
この空気感がスウェーデン映画のいいところでもあり、見ているものを辛くする要因でもある。
さらに物語としては辛い。
とにかく辛い映画である。
それに説明不足の部分が多々あるので、馴染めない人も多いと思われる。
現に各レビューを見ると、説明不足とある。
なぜ、内戦になったのか。
敵はなにものなのか。
エドの経歴はなんなのか。
主要人物の謎の行動の意味するところはなんなのか。
途中で登場する老夫婦は何者なのか。
謎ばかりが残る映画であるが、物語はそうした謎を置いてきぼりにして、進んでいく。
ラストはスウェーデン映画らしい終わり方をする。
はまる人にははまるだろうが、人を選ぶ映画かもしれない。
監督 アダム・バーグ(英語版)
脚本
Adam Berg
Pelle Rådström
出演者
ノオミ・ラパス
アリエッテ・オフェイム(英語版)
ダール・サリム(英語版)
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