モキュメンタリーとされているが、現実の裏側を見せる映画
「ジャンク 死と惨劇」
まずこの映画は手術のシーンから始まる。
動いている心臓が鼓動を止め、あらゆる映像が開始される。
この映画は世界中から、ニュースでは流れない映像、人が当たり前に口にしている肉がどうやって作られているか、ある地方の風習、戦争、大事故などの惨劇をつなぎ合わせた映画になる。
ある地方ではアザラシを撲殺し、その皮をはいで、脂肪の塊であるアザラシの大量の死骸が草原に横たわる。
また人が普段から食べている肉。
これがどうやって作られているのか。
肉になる前の動物の息の根を止める映像が流れる。
その後、食卓のステーキの映像が現れる。
さらいこれは特撮を使ったと思われるシーンなのだが、サルをテーブルの真ん中に固定、お客が撲殺して脳みそを食べるシーンがある。
さらに真偽は定かではないが、人の検死解剖の映像が流れもする。
最後は赤ん坊が生まれるシーンで映画は幕を閉じる。
普段、当たり前に生活していれば、けして目にすることのない映像。
それらを集めたのが本シリーズの目的であり、ある種の人の傲慢な生活へのアンチテーゼにもなっている。
ただ日本のイルカ漁が偏見で見られたように、各地の風習が映し出されることは、偏見を生みかねないことでもある。
それだけは避けねばならない。
人は命の上に立っている。
そして死ぬ。
この映画は死を堂々と見せている。
人の形を成していない遺体が転がる事故現場が映し出されもする。
それは人は死ぬ生き物であり、死んだら躯であると個人的にはとらえた。
けして人に勧められる映画ではないが、世界は必ずこういう現場があるからこそ成り立っていると知ることのできる映画である。
「ジャンク 死と惨劇」
評価:★3,8
・映画おすすめ 映画の流れ
まずこの映画は手術のシーンから始まる。
動いている心臓が鼓動を止め、あらゆる映像が開始される。
この映画は世界中から、ニュースでは流れない映像、人が当たり前に口にしている肉がどうやって作られているか、ある地方の風習、戦争、大事故などの惨劇をつなぎ合わせた映画になる。
ある地方ではアザラシを撲殺し、その皮をはいで、脂肪の塊であるアザラシの大量の死骸が草原に横たわる。
また人が普段から食べている肉。
これがどうやって作られているのか。
肉になる前の動物の息の根を止める映像が流れる。
その後、食卓のステーキの映像が現れる。
さらいこれは特撮を使ったと思われるシーンなのだが、サルをテーブルの真ん中に固定、お客が撲殺して脳みそを食べるシーンがある。
さらに真偽は定かではないが、人の検死解剖の映像が流れもする。
最後は赤ん坊が生まれるシーンで映画は幕を閉じる。
・映画おすすめ 感想
普段、当たり前に生活していれば、けして目にすることのない映像。
それらを集めたのが本シリーズの目的であり、ある種の人の傲慢な生活へのアンチテーゼにもなっている。
ただ日本のイルカ漁が偏見で見られたように、各地の風習が映し出されることは、偏見を生みかねないことでもある。
それだけは避けねばならない。
人は命の上に立っている。
そして死ぬ。
この映画は死を堂々と見せている。
人の形を成していない遺体が転がる事故現場が映し出されもする。
それは人は死ぬ生き物であり、死んだら躯であると個人的にはとらえた。
けして人に勧められる映画ではないが、世界は必ずこういう現場があるからこそ成り立っていると知ることのできる映画である。
監督:コナン・ル・シレール
脚本:アラン・ブラック
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