描き続けることを選んだ男
「ギニーピッグ マンホールの中の人魚」
画家の男は奥さんに逃げられ、一人部屋にこもって絵を描いていた。
しかし毎日、ある時間になるとスケッチブックをもって出かけていた。
男はマンホールを開き、中に入り昔の原風景を思い浮かべていたのだった。
昔、川だった場所は埋め立てられ、魚やあの頃遊んだ友達もみんないなくなってしまった。
そんなことを思っていた時、いなくなった猫が下水の中で死んで、虫がわいているのを発見する。
画家は悲しくなるも、自分は画家だ、描かなければならない、と描き始めた時、下水道の奥の方から物音が聞こえてくる。
奥の方に向かうとそこには人魚がいた。
人魚は画家にテレパシーで話しかけてきた。
画家は昔、川で君と出会った気がする、と言い出す。
すると人魚の腹部には複数の腫瘍ができており、ここにおいてはいけない、自分の家へ行こう。
人魚を連れ帰った画家は、浴槽を部屋に運び込み、人魚をそこへ横たえ、絵を描き始めるのだった。
しかし主要はどんどん人魚の体に広がり始め、そこから色とりどりの体液が漏れ出し始める。
さらに主要からはミミズのような虫が出てきて、それを必死に画家は取り払いながら、醜くなっていく人魚の絵を描き続けるのだった。
死んだらいけないよ、と声をかけながら。
ギニーピッグの5作目となる本作も、またグロテスクで残酷である。
人にけしておすすめできるものではない。
本作はマンガ家の日野日出志原作、監督を務めている。
日野日出志はギニーピッグに深くかかわる人物で、複数作で原作を担当している。
本作は特に特撮を使った腫瘍の見せ方が凄まじく、虫の多用もシリーズ通してのことながら本作もすごい。
ラストは幻想的というか、幻覚だったのか、妻の意思だったのかは定かではないが、余韻が残るラストになっている。
ちなみに若き日の久本雅美が出演しているのも、見どころの一つである。
「ギニーピッグ マンホールの中の人魚」
評価:★3,6
・映画おすすめ 物語
画家の男は奥さんに逃げられ、一人部屋にこもって絵を描いていた。
しかし毎日、ある時間になるとスケッチブックをもって出かけていた。
男はマンホールを開き、中に入り昔の原風景を思い浮かべていたのだった。
昔、川だった場所は埋め立てられ、魚やあの頃遊んだ友達もみんないなくなってしまった。
そんなことを思っていた時、いなくなった猫が下水の中で死んで、虫がわいているのを発見する。
画家は悲しくなるも、自分は画家だ、描かなければならない、と描き始めた時、下水道の奥の方から物音が聞こえてくる。
奥の方に向かうとそこには人魚がいた。
人魚は画家にテレパシーで話しかけてきた。
画家は昔、川で君と出会った気がする、と言い出す。
すると人魚の腹部には複数の腫瘍ができており、ここにおいてはいけない、自分の家へ行こう。
人魚を連れ帰った画家は、浴槽を部屋に運び込み、人魚をそこへ横たえ、絵を描き始めるのだった。
しかし主要はどんどん人魚の体に広がり始め、そこから色とりどりの体液が漏れ出し始める。
さらに主要からはミミズのような虫が出てきて、それを必死に画家は取り払いながら、醜くなっていく人魚の絵を描き続けるのだった。
死んだらいけないよ、と声をかけながら。
・映画おすすめ 感想
ギニーピッグの5作目となる本作も、またグロテスクで残酷である。
人にけしておすすめできるものではない。
本作はマンガ家の日野日出志原作、監督を務めている。
日野日出志はギニーピッグに深くかかわる人物で、複数作で原作を担当している。
本作は特に特撮を使った腫瘍の見せ方が凄まじく、虫の多用もシリーズ通してのことながら本作もすごい。
ラストは幻想的というか、幻覚だったのか、妻の意思だったのかは定かではないが、余韻が残るラストになっている。
ちなみに若き日の久本雅美が出演しているのも、見どころの一つである。
監督
日野日出志
出演者
斉木しげる
利重剛
久本雅美
染井真理
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