映画おすすめ ディアブロス/悪魔の扉|映画レビューズ
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映画おすすめ ディアブロス/悪魔の扉
神は人を見捨てたのか

「ディアブロス/悪魔の扉」

評価:★4,5

・映画おすすめ 物語


フロリダで無敗を誇る弁護士ケヴィンは、女子児童への性的虐待の罪を問う裁判で、性的虐待を行っていた教師を弁護することになる。

女子児童の涙ながらの犯行状況の告白に興奮する教師を見て、有罪だと確信したケヴィンは、教師を攻める一方で敗北するのを何よりも恐怖し、女子児童を責め立て無罪を勝ち取った。

その直後、彼はニューヨークの大手弁護士事務所から誘いを受け、クリスチャンの母を一人残し、妻のメアリーと共にニューヨークへ移り住むことにする。

そこで待っていたのは、豪快で快活な弁護士事務所の経営者ミルトンだった。

彼はケヴィンを高く評価し、弁護士としてもっと高みを目指すことなど、様々なことを教え、ケヴィンは惹かれていく。

一方のメアリーは部屋の改装や奥さんたちの付き合い、忙しくなったケヴィンがいない寂しさから、少しずつ精神を病んでいく。

そしてついには友達となった奥さんたちが化け物に見え始めたのである。

同じころ、ニューヨークの不動産王の殺人事件を弁護していたケヴィンはメアリーを気にしながらも帰れない日々が続き、ミルトンはこの依頼を辞めて、奥さんのそばにいてやれ、と助言するもケヴィンはこの一件が片付いたら妻の看病をするという。

そして裁判に勝利したケヴィンは、その日、妻が教会に駆け込んだことをドアマンに知らされ、急ぎ協会に向かうと、ミルトンが部屋に来て犯されたという。

しかしケヴィンとミルトンは裁判所に一緒にいた。

するとメアリーは羽織っていたシーツを脱ぎ裸体を見せると、体中に傷が刻まれていた。

急ぎ、精神科病棟への入院を決めるケヴィン。

そこへ田舎の母がやってきて、以前、ニューヨークを訪れた時に見かけたミルトンが、ケヴィンの実の父であることを告白するのだった。

・映画おすすめ 感想


題名通り悪魔物の映画である。

しかしそこまでオカルト的な要素はなく、豪快な経営者であるアルパチーノと翻弄されるキアヌリーヴスのやり取りが主となっている。

最後はオカルト映画としてド派手に演出がなされており、特に部屋の壁の演出などは見事なものである。

衝撃度は同じ悪魔を題材にした「エンゼル・ハート」の方が衝撃的だったが、アルパチーノの悪魔役があまりにもピッタリすぎるので、最も悪魔に見えた俳優である。

個人的にはもっと悪魔役を演じ続けてほしかった。


監督 テイラー・ハックフォード
脚本 ジョナサン・レムキン
        トニー・ギルロイ
原作 アンドリュー・ネイダーマン
製作 アーノン・ミルチャン
        アーノルド・コペルソン
        アン・コペルソン
製作総指揮 テイラー・ハックフォード
                マイケル・タドロス
                スティーヴ・ホワイト
出演者
キアヌ・リーヴス
アル・パチーノ
シャーリーズ・セロン






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