優秀なエージェントに突如襲いかかった謎
「エージェント・マロリー」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
バルセロナで人質になっているジャーナリスト、ジャン救出のため、アメリカ政府の実力者ゴブレンツ、スペイン政府の重鎮ロドリーゴは、民間軍事企業のケネスに話を持ちかけていた。
そこで白羽の矢がたったのは、優秀なエージェント、マロリーだった。
彼女はさっそくバルセロナに入り、エージェント仲間たちと作戦を遂行する。
見事、ジャンを救い出した彼女は、自宅へと帰宅する。
するとケネスが部屋を訪れてきて更にもう一つ、仕事を回してくる。
MI6関連の仕事であり、あるエージェントと新婚の夫婦役を演じてほしいと言われる。
仕方なくポールという男と新婚夫婦を演じ、あるフランス人と出会うことになる。
ところがその屋敷でバルセロナで救い出したジャンの遺体を発見、手にはマロニーがつけていたブローチが握られていた。
ホテルに戻った二人はそこで格闘になり、マロニーはポールを殺害する。
そしてポールがケネスとつながっていたことが明らかになる。
ケネスはマロニーの命を狙っていたのであった。
しかも警察が動き始め、マロニーの逃亡劇、そして誰が自分の命を狙っているのかを探り始める。
・映画おすすめ 感想
最初にダイナーで元相棒との格闘戦、そこで知り合った青年にこれまでの経緯を話す、という形式で前半の物語が語られるのは、面白かった。
しかしスパイ物にありがちな話の本筋が難しいという難題が観客に突きつけられる。
本作を見ていて、なぜ、マロニーが命を狙われているのか、次々に登場する豪華な俳優陣扮する人物たちが何者なのか。
どういった目的で動いているのか、そういうところが見えてこない。
映画的手法で見ると、格闘戦に音楽が入らず、銃撃戦もリアルに描かれている。
派手さを削ぎ落とし、裏の世界での出来事を忠実に描いたという感じのする映画である。
ただここまで豪華な俳優陣を使うのに、少し地味すぎる気もする。
監督 スティーブン・ソダーバーグ
脚本 レム・ドブス
製作 グレゴリー・ジェイコブズ
製作総指揮 ライアン・カヴァナー
タッカー・トゥーリー
マイケル・ポレール
出演者
ジーナ・カラーノ
マイケル・ファスベンダー
ユアン・マクレガー
ビル・パクストン
チャニング・テイタム
アントニオ・バンデラス
マイケル・ダグラス
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