人生の重荷を取り払う予定だった
「意のままに」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
人生がうまくいっていないジェンは、友達のパーティーに参加する。
そこには元恋人がおり、友達夫婦はジェンに気を使っていた。
彼にはゴマに対するアレルギーがあり、パーティーの料理にそれが入っていることを彼にしらせ、命を救うのだった。
その同じパーティーで、彼女はミード博士に出会う。
催眠療法で有名な博士であり、友達も推薦するほどの腕前だった。
安眠できないこと、元カレとの間には実は子供が出来たが、流産したこと、そのことで別れてしまったことなど、人生の重荷を抱えるジェンは、ミード博士の元へ向かう。
そこで初めて催眠療法を試したジェンは、まったく記憶がなくなるほど、入り込んでしまっていた。
それから何度か催眠療法を試しているうちに、就職も決まり、彼とやり直すことも考え始めていた。
そして彼と食事をする約束した日、非通知の電話がスマホにかかってきた。
それから記憶を失い、気がつくと家で食事をしたあとがあり、トイレで倒れている彼を発見する。
彼女は記憶をなくしている間に、ごま油を使ったサラダを彼に食べさせていたのだ。
昏睡状態になる彼。
何が起こったのかわからないでいるジェンは、だが少しずつ記憶を失ったときのことを思い出していた。
彼との食事の前にかかってきた電話は、ミード博士からのものだったのだ。
そこからミード博士のことを調べ始めると、複数人の女性の死に何らかの関与が疑われながらも、なんの証拠も出てきていなかったのであった。
ジェンは担当刑事のところへ向かい、事件の可能性を口にするのであった。
・映画おすすめ 感想
催眠術の恐ろしさ。
個人的に催眠術というものを経験したことがないので、どんな感覚なのかわからない。
だがかかりやすい人は確かに存在しており、それが悪用されることがもしあるとするならば、本作のようなことが現実に起こるのかもしれない。
主人公は催眠療法で潜在意識の中に記憶まで植え付けられてしまう。
本当にそんなことができるのかは不明だが、実際にあるとしたら恐ろしいことである。
映画としては、ここまで催眠術というものが人を操れるのか疑問に思いながらも、どこまでが真実なのかわからなくなる作りになっている。
だから最後まで油断できない映画であった。
監督
マット・エンジェルスザンヌ・クゥート
脚本
リチャード・ドヴィデオ
出演者
ケイト・シーゲル
ジェイソン・オマラ
デュレ・ヒル
ルーシー・ゲスト
ジェイミー・M・キャリカ
ターニャ・ディクソン=ウォーレン
ルーク・ロデリック
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