戦いは未だに続いていた
「エクソシスト3」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
キンダーマン警部はある殺人事件の捜査をしていた。
黒人の少年が頭を切り落とされ、そこにピエロのメイクをさせたキリスト像の頭部が置かれ、更に手のひらに双子座のマークが刻まれた猟奇殺人であった。
双子座を手に刻む。
それは随分前に犯人が逮捕され、死刑執行された事件であり、その模倣犯かと思われた。
その後、立て続けに神父が二人、同じ手口で殺される。
しかも一人の神父はキンダーマン警部の親友だった。
なにか事件に儀式めいたものを感じたキンダーマンは、大学の学長に意見を求めに行くと、ある少女の悪魔払が関係しているのではないか、進言される。
その事件はキンダーマンも関係していたダミアン神父が亡くなった事件であった。
すると事件を起こしたのは自分だと名乗り出た精神患者が現れる。
医師の話では川沿いを歩いて記憶を失い、そのまま昏睡状態に陥っていたが、目覚めたという。
急ぎ、患者の元へ向かうと、そこには亡くなったはずんのダミアン神父そっくりの男がいた。
彼は主に命令されこの男の体に入っていると言い出したのである。
・映画おすすめ 感想
あの「エクソシスト」の正当続編である。
本作は3となっているが、原作者が2の出来栄えをあまりに見て耐えられなくなり、自ら監督、脚本を務めたのが本作である。
原作は原作者が気に入っているというキンダーマンを主役にしたレギオンという書籍を元にしている。
本作では少女が悪魔に取り憑かれるというショッキングな内容ではないものの、雰囲気はいつ悪魔が現れてもふしぎではない雰囲気である。
また精神病院が舞台となっているところも不気味さがさらにアップしている要素になっている。
一作目があまりに有名であるから本作はかすんでいるが、間違いなく名作である。
監督 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
脚本 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
原作 ウィリアム・ピーター・ブラッディ
製作 ウィリアム・ピーター・ブラッティ
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