才能をいち早く見出してくれた恩人との物語
「旅立ち~足寄より~」
1975年に開催された全国フォーク音楽祭北海道大会に、警察車両に乗せられてやってきた男、松山千春は、足寄から片道数時間かけてやってきて、途中、警察に間違って補導されてしまい、そのお詫びに警察車両で会場まで送ってきてもらっていた。
ニッカポッカにサングラスという出で立ちに、会場は笑いに包まれる。
それでも千春はオリジナルソング「旅立ち」を歌い、観客を魅了した。
審査員だったラジオ局の竹田は、ギターが悪いといい、それに怒った千春はギターの品評会じゃないと竹田に食って掛かった。
これに審査員たちは千春を落とすことにしたのだが、竹田は千春の歌声に才能を見出し、会場をいあとにする千春を呼び止め、連絡するから歌を作り続けろ、という。
それから季節が流れ、一年の歳月が経過し、友達や姉からは騙されたと言われていた。
そんな中でも寡黙な新聞工場を経営する父の手伝いをしながら、曲作りを続けていた。
そして竹田からの連絡が来る。
竹田は松山千春のためにラジオで15分のコーナーを作り、そこで歌わせるために必死に上司に掛け合っていたのだった。
それが実り千春はコーナーで歌を歌う日がやってきた。
しかしそれに遅刻してしまい、なんとか歌は番組は成功したものの、遅刻した千春をひっぱたき、みんなに謝らせるのだった。
それから千春と竹田は二人で北海道のスターになることを夢見て、走り始めるのだった。
本作は松山千春が自伝小説として23歳の時に発表した「足寄より」を原作とした映画である。
北海道の美しい風景とそこから生み出される松山千春の音楽が心地よい映画である。
そして竹田との関係性が心に響く。
松山千春はああいう性格である。
それを叱り、励まし、心配しながらスターにしていった竹田。
しかし函館公演前に急性心筋梗塞で亡くなってしまっている。
今も松山千春は竹田のことを忘れず、竹田が聞き続けた「旅立ち」を歌っている。
「旅立ち~足寄より~」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
1975年に開催された全国フォーク音楽祭北海道大会に、警察車両に乗せられてやってきた男、松山千春は、足寄から片道数時間かけてやってきて、途中、警察に間違って補導されてしまい、そのお詫びに警察車両で会場まで送ってきてもらっていた。
ニッカポッカにサングラスという出で立ちに、会場は笑いに包まれる。
それでも千春はオリジナルソング「旅立ち」を歌い、観客を魅了した。
審査員だったラジオ局の竹田は、ギターが悪いといい、それに怒った千春はギターの品評会じゃないと竹田に食って掛かった。
これに審査員たちは千春を落とすことにしたのだが、竹田は千春の歌声に才能を見出し、会場をいあとにする千春を呼び止め、連絡するから歌を作り続けろ、という。
それから季節が流れ、一年の歳月が経過し、友達や姉からは騙されたと言われていた。
そんな中でも寡黙な新聞工場を経営する父の手伝いをしながら、曲作りを続けていた。
そして竹田からの連絡が来る。
竹田は松山千春のためにラジオで15分のコーナーを作り、そこで歌わせるために必死に上司に掛け合っていたのだった。
それが実り千春はコーナーで歌を歌う日がやってきた。
しかしそれに遅刻してしまい、なんとか歌は番組は成功したものの、遅刻した千春をひっぱたき、みんなに謝らせるのだった。
それから千春と竹田は二人で北海道のスターになることを夢見て、走り始めるのだった。
・映画おすすめ 感想
本作は松山千春が自伝小説として23歳の時に発表した「足寄より」を原作とした映画である。
北海道の美しい風景とそこから生み出される松山千春の音楽が心地よい映画である。
そして竹田との関係性が心に響く。
松山千春はああいう性格である。
それを叱り、励まし、心配しながらスターにしていった竹田。
しかし函館公演前に急性心筋梗塞で亡くなってしまっている。
今も松山千春は竹田のことを忘れず、竹田が聞き続けた「旅立ち」を歌っている。
監督 今井和久
脚本 鴨義信
原作 松山千春
製作総指揮 小曽根太
出演者
大東俊介
萩原聖人
音楽 松山千春
主題歌 松山千春「我家」
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