毎度様です、ジンでございます。
本日の映画情報、書く!!!は、SF映画の金字塔ながら、迷走している大人気シリーズ。
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第100号「ターミネータージェネシス」
めでたくの映画情報、書く!!!も100記事を迎えることとなりました。
いつも読んでいただいている読者の皆様に、感謝、感謝でございます。
記念すべき100号目の記事をなににするか迷いながらも、私の中では「スターウォーズ~フォースの覚醒~」する予定でしたが間に合わず、100号もいつも通り、通常営業いたしたいと思います。
さて映画、ターミネーターであります。言わずと知れた世界的に有名なSFアクション映画の金字塔。
アクション映画、SF映画は嫌いでも、ターミネーターは観るという女性は、周囲にけっこうな人数いるほど、この映画は万民に愛されている映画だ。
しかしながらこの映画の歴史には、多くの困難が立ちはだかっています。
そもそもの始まりは、あのジェームズ・キャメロン監督が低予算でSF映画を製作したかった、というところから発端になっています。
当時、まだ無名だったキャメロン監督は、未来からやってきたロボットがターゲットの女性を殺害するために襲う、という低予算でも制作できるストーリーラインを形成しました。
主演は当時これも無名だったアーノルド・シュワルツネッガー。
ロサンゼルスの街を筋肉に覆われた殺人マシンが、銃を構えて女性を狙う。無表情で人を殺害する。子供の頃のトラウマ映画でした。
そして彼女を守るために未来からやってきた青年兵士との間に芽生える恋と別れ。
タイムパラドックスを見事に利用したこの映画は、世界中で爆発的にヒット、たちまち監督と主演俳優をスターにした。
そして制作された続編が映画ターミネーター2であります。
当時の最先端VFXを使用した映画は、シリーズを見ていない人ですらも、これだけは観たことがある、という言えるほどに世界中で現在でも人気のある映画です。
しかしこの後、キャメロン監督はターミネーター制作から退き、シュワルツネッガーもアクション俳優としてのキャリアを積んで、カリフォルニアの知事にまでなりました。
長い期間を経て制作されたターミネーター3は、2で変えられた未来が別の形で再び悪夢を呼び覚まします。シュワルツネッガーも登場し、ジョン・コナーの妻という新しいキャラクターまで登場しました。けれども歳月とは恐ろしいもので、シュワルツネッガーの衰えは否めず、新しい風を入れようとしたのが逆に映画を落としてしまったのでしょう、ユーモラスなシーンがよけいに思えました。
その後、路線変更としてクリスチャン・ベール主演で、未来の戦争を描いたターミネーター4が制作されたましたが、シュワルツネッガーの登場は一瞬の合成シーンだけで、個人的には好きでしたが、やはり不評に終わりました。
そして任期を終え、俳優復帰したシュワルツネッガーが再登場するこの映画ターミネータージェネシス。
未来で機械軍団から人類を解放するジョン・コナーに命を救われたカイル・リースは、サラ・コナーを守るため、1984年へとタイムスリップする。
ところがそこで待っていたのは、未来をすべて知っている若き日のサラとサラが9歳の時に未来からやってきたターミネーターでした。
サラ暗殺のために送り込まれたターミネーター(若いシュワルツネッガー)は、冒頭ですぐに破壊され、その後すぐに登場する液体金属のターミネーターとのバトルになります。
しかしそれも前半で終わり、後半の舞台は2017年へと移ります。
ここで機械の親玉スカイネットが名を変え、世界中のネットワークへ散布される日が近づいているのを、カイルとサラと年老いたターミネーターが阻止しようとするのですが、その前に現れた人物は・・・・・・。
と物語はこういった形ではっきり申しますと、詰め込み過ぎです。
過去の映画1と2と4を合わせたような内容になっているので、だいぶ駆け足の映画内容になっています。
個人的には、物語の壮大さ、SF作品としての面白さや難しい科学理論などが出てきて、これまでのアクションだけというところを払拭していて、楽しめました。
けれどもやはり詰め込み過ぎたのが災いしたのでしょう。成績はふるわず、評論家からも辛口コメントを受けてしまいました。
新三部作の第一弾として公開されたのですが、伏線がたくさんちりばめられているのに、続編の製作は中止されたとのことで、再び4の時のように伏線を放り投げて次の続編は再び、新しい何かになるとのこと。
正直、こうした方向性をころころと変えるのが、ファンの不信感を読んでいるのだと思う。
ですが3よりは全然楽しめる映画でした。ファンとしては実に楽しめる内容となっているので、機会があったら、観賞してください。
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サラ・コナー
製 作:デヴィット・エリソン
監 督:アラン・テイラー
キャスト:アーノルド・シュワルツネッガー
ジェイソン・クラーク
ジェイ・コートニー
エミリア・クラーク
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