失踪事件は最初、取り上げられもしなかった
「アメリカで最も嫌われた女性」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
クリスチャンの家で育ったマデリンはしかし神を信じることはなく、無神論者として育った。
見知らぬ男と体の関係を持ち、二人の子供ができた。
長男が通う学校では朝に神への言葉を言わされると知ったマデリンは、学校へ乗り込み、宗教の自由を訴えた。
それはさらに法廷闘争へと発展し、いちやくマデリンはキリスト教が大半を占めるアメリカで最も嫌われる女性となった。
また彼女の口の悪さはそれに拍車をかけ、無神論者協会なるものを立ち上げると、毎日のように脅迫がきて、命まで狙われるようになった。
そんな状況から逃げ出したい長男は、マデリンに離れることを告げるも、マデリンはそれを許さなかった。
結果、長男は離婚、孫娘はマデリンが育てるようになり、長男は酒浸りの生活になって、マデリンの元を去っていった。
長男はその後、キリスト教の集まりに参加するようになり、私生活を立て直しておく。
会計係の長男を失った協会へデイヴィットという男が入ってきた。
彼は殺人や犯罪を犯しているが、その仕事ぶりから、マデリンは気に入っていたが、ある日、酒の勢いでマデリンの悪口を言っているところを見つかり、追い出されてしまう。
その後、デイヴィットはマデリン、次男、孫娘の三人を誘拐し、隠し口座から金を引き出すのだった。
しかし売名行為で行方不明になったこともあるマデリンの失踪を最初は誰も本気にせず、捜査すらしてくれなかった。
だが新聞記者のジャックだけは、マデリンの失踪を疑問に思い、疎遠になった長男へ連絡をしたり、警察の代わりに捜査を始めるのだった。
・映画おすすめ 感想
アメリカで最も嫌われた女性。
この名称をマデリンは気に入っていたようだ。
本作は実話をもとにした映画であり、マデリンは実在の人物である。
キリスト教の国でキリスト教を真正面から否定し、神の存在を疑った。
だがアメリカではそれは自殺行為も同じ。
今はどうなのかは分からない。
多様性が出ているかもしれない。
しかしキリスト教の国で堂々とそれを否定したのだから、相当な度胸がなければできない。
現に命を狙われたし、結末は小説よりも奇なりと言えるものになっている。
監督 トミー・オヘイヴァー(英語版)
脚本 トミー・オヘイヴァー
アイリーン・ターナー
製作 マックス・ハンドルマン(英語版)
ローラ・リスター
エリザベス・バンクス
製作総指揮 イアン・ブリック
トミー・オヘイヴァー
出演者
メリッサ・レオ
ジョシュ・ルーカス
マイケル・チャーナス(英語版)
ロリー・コクレーン
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