愛の部屋は永遠となる
「ローマ 愛の部屋」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
スペイン出身のアルバはローマへ観光に来ていた。
そこでロシア出身のナターシャと出会う。
バーで二人は意気投合し、アルバの部屋へ行くことに。
そこでアルバは同性愛者であることを堂々と宣言する。
ナターシャは自分は男性が好きだと言いながらも、裸が見たい、とドレスをアルバに脱がせるよう促す。
二人は裸になりベッドに横たわると、愛し合った。
話をしているうちに、二人は互いの過去について話始める。
ナターシャは自分が父から性的虐待を受けていたと最初はカミングアウトするも、実は虐待を受けていたのは姉であり、妹の自分は見ていただけだったという。
一方のアルバは十代で妊娠したが子供は死んでしまい、その後、付き合った彼女の子供が事故で死んでしまったことを告白する。
一つ、過去を告白する度に二人は愛し合い、次第にこれが永遠のものであることを確信し始める。
・映画おすすめ 感想
映画が始まってからほとんど、主演の二人は裸である。
だからと言って、消費的なエロというよりは、芸術的な映画を見ている気分になってくる。
そして二人の愛が次第に深まっていくのがわかり、それを応援したくなってくる。
夜明けが近づくにつれて、二人の別れは現実のものとなってくる。
それにアルバは耐えられなくなっていくのが本当に辛く感じる。
しかし最後はほほえましい演出で終わる、美しい恋愛映画であった。
監督
フリオ・メデム
脚本
フリオ・メデム
出演者
エレナ・アナヤ
ナターシャ・ヤロヴェンコ
エンリコ・ロー・ヴェルソ
ナイワ・ニムリ
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