年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画:悪魔のいけにえ レビュー|映画レビューズ
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年間500本を観た映画ファンの映画おすすめ 映画:悪魔のいけにえ レビュー

毎度様です、ジンでございます。
本日の映画情報、書く!!!は、伝説のホラー映画。
ニューヨーク近代美術館に保管されるほどの芸術性!
  ⬇


第96号「悪魔のいけにえ

奇跡の映画。

この映画はまさしくホラー映画であり、奇跡の映画と呼んでも過言ではないホラー映画だ。
公開は1974年のこと。公開されるなり、実際の猟奇事件エド・ゲイン事件と重なり、話題となった。

日本で公開されたのは翌年のことなのだが、話題にもならず、ひっそりと公開されている。

これは後のレキシから見ると驚くべきことだ。現代に至るまで語られる伝説を、日本はノーマークだったのだから。

物語はサリー、ジェリー、フランクリン、カーク、パムの5人は、夏のある日、自らが暮らした故郷のテキサスへ、バン1台で帰郷する。

しかしそこでは墓荒らしが行われ、ラジオニュースとなっていた。

墓荒らしは遺体をオブジェとして飾る猟奇的なものである。

5人はそんな町であるヒッチハイカーを拾う。

明らかにおかしなその男は、ナイフで自傷行為を行ったあと、バンの中で暴れ、5人はその男を放り出すのであった。

その後、ガソリンスタンドによるも、ガソリンがないと言われ、昔の家、今は廃墟と化した屋敷へと向う。

古い屋敷の横に立つ民家を発見し、そこでガソリンをもらえないかと訪ねたところから、物語は狂い始める、

人の革をかぶった大男は、次々と若者たちを殺害していく。

さらには狂ったヒッチハイカー、ガソリンスタンドの親父もレザーフェイスの家族であり、2階にはミイラ化した女性の遺体と生きているかすら分からない老人が座ってた。

そして恐怖の食卓にヒロイン、サリーは招かれる。

あまりの残虐ぶりから、全米は学校で見ないように促され、ヨーロッパの一部の国でも、上映禁止となった。

しかしそのリアルな描写と出来の良さから、フォロワーは数しれず、今ではその芸術性の高さらからマスターフィルムは、ニューヨーク近代美術館に保管されている。

けれどもこれは監督、トビー・フーパーの意図ではない。

その荒々しい画質が恐怖を煽る演出となっているが、実際は低予算で制作されたため、16ミリフィルムしか使えず、それをスクリーンサイズに伸ばしたことで、画質が荒くなったのだ。

しかしこの映画を鑑賞を終えての感想は、幽霊、悪霊というホラーの要素は微塵もないのだが、これまでのホラー映画とは違う怖さがあった。

狂った人間の怖さ。そしてタガが外れた人間は、きっとこうなるのだ、という不思議なリアル感。

1つ革を剥けば、人間はきっとこういう異常性を持つのだろう。

とにかく何かリアルな怖さがある映画だった。

今も影響力のある、奇跡の映画。

ちなみになぜ奇跡かというと、トビー・フーパーの次作「悪魔の沼」を調べていただければ分かると思います。

この映画はトビー・フーパーにとっての奇跡。

監 督:トビー・フーパー
脚 本:トビー・フーパー
制 作:トビー・フーパー
キャスト:マリリン・バーンズ
     ガンナー・ハンセン



   ⬆
末っ子・レザーフェイス


    ⬆
レザーフェイスの兄?



    ⬆
人を料理するコック、長男?

     ⬆
この屋敷の主。生きてる?





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