死霊は再び帰ってくる
「死霊のはらわた 2013」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
薬物依存症のミアは、兄のデイビット、その彼女ナタリー、兄の友達オリビア、エリックと共に、薬物から脱するため、兄妹が受け継いだ山小屋へやってくる。
ミアは何度も薬物をやめようとしていたが、失敗していた。
それを近くで見てきたオリビアとエリックは、心臓発作を起こしたことも知っており、次に発作を起こしたら、どうなるか分からない、とデイビットに告げる。
だから今回だけは絶対に成功させるつもりだった。
そんな中、ミアが何か山小屋が臭いと言い出し、連れてきた犬が床下を臭い始める。
カーペットを寄せるとそこには地下へ降りる階段があり、大量の猫の死骸がぶら下げられていた。
そして鉄線で巻かれた本が一冊おかれていた。
デイビットは猫の死骸を掃除することに専念する中、エリックは本の封印を時、そこに記されている言葉を口にしてしまう。
その直後、ミアに女の幻影が見え始め、誰もが薬の禁断症状だ、というが恐ろしくなったミアは逃げ出す。
しかし森の中で車が沼に落ちてしまい、何とかはい出た彼女に、女の幻影は何かを乗り移したのだった。
そこからミアの様子がおかしくなっていく。
・映画おすすめ 感想
オリジナル版を超えるのは難しい挑戦だった。
本作は八十年代にサム・ライミ監督が大学の同級生たちと制作した低予算映画のリブート作品である。
当時、無名だったサム・ライミ監督をいちやくトップ監督へ押し上げた映画のリブートであり、人気シリーズでもあるので、期待値が高かったのだろう。
世間では公開当時、賛否が分かれていた。
個人的にはグロテスクな描写を入れればいい、というわけでもないのだから、もう少しグロテスクに頼らない演出もほしかった。
とにかく後半は血みどろの演出が多く、最後は原作へのオマージュも入っている。
監督 フェデ・アルバレス
脚本 フェデ・アルバレス
ロド・サヤゲス
サム・ライミ
ディアブロ・コーディ
製作 サム・ライミ
ブルース・キャンベル
ロバート・G・タパート
製作総指揮 ジョセフ・ドレイク
マヤ・フクザワ
ネイサン・カヘイン
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