"サスペンス映画"カテゴリーの記事一覧
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生きたまま解剖される
「アナトミー」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
名医の祖父を持ち父も医師をする医学生パウラは、名門セミナーに合格し、偶然知り合った同じ医学生とセミナーに参加する。列車での移動中、心臓に障害を持った青年を助けたことから知り合いとなる。ところがその青年は遺体となって解剖に回ってきた。心臓を調べたパウラは自然死ではありえない血液の凝固を見て、なにか異変に気付く。次第にその大学で行われている非人道的な解剖、解剖を行う組織に近づいていくことになる。・映画おすすめ 感想
ホラー映画でも解剖シーンは珍しくないが、生きたまま解剖されるというのは、かなり怖い。誰が解剖をしている人物なのか。組織の目的はなんなのか。解剖、医学というのはある意味、狂気の裏返しなのかもしれない。監督ステファン・ルツォヴィツキー脚本ステファン・ルツォヴィツキー出演者フランカ・ポテンテゼバスティアン・ブロンベルクベンノ・フユルマンアンナ・ロースホルガー・スペックハーントラウゴット・ブーレアルンドゥト・シュヴェリング=ゾーンレイオリヴァー・ヴヌクアンドレアス・ギュンターアントニア・ケシリア・ホルフェルダー
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妻を亡くした男は闇に近づいていく
「スイートガール」
評価:★4,2
・映画おすすめ 物語
妻と娘が何よりも大事だったレイ。妻が癌となり娘と二人で看病の日々を送っていた。次第に疲弊していく妻を前に、レイは生きる希望をみつけようと必死になる。そんな中、新薬の認可が下りた、と喜ぶレイと娘のレイチェルだったが、認可が突然、取り下げられたのであった。これに憤慨したレイは、製薬会社の社長が登壇するテレビ番組に電話をして、憤慨するのであった。その後、妻は亡くなり虚無の世界を生きていたレイのところへ、製薬会社の資金の流れを調べているジャーナリストから連絡が入る。しかしジャーナリストはその場で刺されて死亡し、レイも刺されてしまう。レイはその後、製薬会社を独自に調べ、真実を暴こうとするのだった。・映画おすすめ 感想
ジェイソン・モモアが娘を愛する父親を熱演する。きっと今もどこかで亡くなっている癌患者。製薬会社のせいで延命ができないとわかった時、怒りは製薬会社に向かうだろう。最愛の娘とともに真実にボロボロになりながら向かう男の姿が凄まじい。最後にはとんでもない真実にたどり着く。これはさすがに予想できなかった。監督 Brian Andrew Mendoza脚本Philip EisnerGregg HurwitzWill Staples製作Brian Andrew Mendozaジェイソン・モモアBrad Peyton出演者ジェイソン・モモアイザベラ・メルセードマヌエル・ガルシア=ルルフォアドリア・アルホナラザ・ジェフリージャスティン・バーサレックス・スコット・デイヴィス(英語版)マイケル・レイモンド=ジェームズエイミー・ブレネマン -
恋人とのギリシャ旅行の幸せは一変する
「ベケット」
評価:★3.5
・映画おすすめ 物語
恋人とギリシャ旅行を楽しんでいたベケット。デモ集会が行われることから、ホテルを変更するべく、山道を走っていた。しかし居眠りをしてしまい、事故を起こしてしまう。病院に運ばれ、言葉がわからないままに恋人の安否を気にする。警察で事故現場に赤毛の少年と女性がいたのを目撃したことを伝えた。そこから彼の命は狙われるようになった。逃亡する中で、なぜ自分の命が狙われるのか、探っていくベケットであった。・映画おすすめ 感想
テネットの俳優が主演とあり、難解な映画かと思いきや、見やすかった。逃亡劇であり、しかも言葉が通じないギリシャ。あまり見ることのないギリシャの街並みが見られる貴重な映画である。逃亡劇も思わぬ真相と、一般人の一線を越えた時の覚悟が見られる映画。監督フェルディナンド・シト・フィロマリノ出演者ジョン・デヴィッド・ワシントンアリシア・ヴィキャンデルボイド・ホルブルックヴィッキー・クリープスダフネ・アレクサンダー
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孤独な男の儚い夢
「ストーカー」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
長年、写真現像の仕事をするサイは、孤独な男だった。スーパーの現像担当をしている彼は、ヨーキン一家となじみになる。幸せな家族の在り方に憧れ、店の備品を子供に勝っに挙げたり、写真を焼き増しして部屋に飾っていた。それが上司にバレ、クビになってしまう。その直前、ヨーキン一家の夫が浮気している写真を見つけてしまい、それを奥さんの写真の中にまぎれこませる。しかし夫婦間に何も起こることがなく、サイはさらに過激なことをするべく、夫の浮気現場に突撃して、ナイフで過激な写真を強制するのだった。警察も彼にめをつけ追っていたのだった。・映画おすすめ 感想
ロビンウィリアムズの演技が迫ってくる。普段、コメディアンとして演技をしているロビンウィリアムズ。それがストーカー役をするだけで、ここまで恐ろしいことか。そしてこんなにも悲しいことか。この映画は空っぽな男がどんなに望んでも手に入らない物に手を伸ばすお話。監督 マーク・ロマネク[1][2][3]脚本 マーク・ロマネク製作 パメラ・コフラークリスティーン・ヴェイコンスタン・ヴロドコウスキー製作総指揮 ジェレミー・W・バーバーロバート・B・スタームジョン・ウェルズ出演者ロビン・ウィリアムズコニー・ニールセンマイケル・ヴァルタンゲイリー・コールエリク・ラ・サル
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通話で事件を解決しろ
「ギルティ」
評価:4,8
・映画おすすめ 物語
銃撃事件を起こしたことで、裁判を控えるアスガーは、一時的に通信指令室に回されていた。ドラッグ中毒者、けが人などの相手をする日々に、嫌気がさしていた。しかし裁判を翌日にしたある日、おびえた声で女性から通報が入る。彼女の状況からどうやら刃物を持った男に誘拐されたことが推察できた。急ぎ、パトカーの要請をするも、ナンバーがわからないと何ともできないといわれる。アスガーは誘拐された女性の携帯情報から家を割り出し、電話をかけ子供からの話で誘拐犯が旦那であるとわかる。今度は旦那の住所を調べ、車のナンバーをパトカーに伝える。しかし通信担当の役職を忘れ、彼は事件にのめり込み、解決しようと通信指令室の中で奮闘が始まった。・映画おすすめ 感想
通信指令室の中だけで繰り広げられる事件。本作は世界中の映画祭でいくつもの賞を取るほどの映画である。派手な展開はない。しかし通信指令室から出ないで事件が進行していく様は凄まじく、自然と手に汗を握るようになってくる。この映画のすごさはまさしく、部屋の中で事件が始まり終わることなのだ。優れた脚本。これは見事な映画である。監督 グスタフ・モーラー脚本 グスタフ・モーラーエミール・ニゴー・アルバートセン製作 リーナ・フリント製作総指揮 ヘンリック・ゼイン出演者ヤコブ・セーダーグレン(英語版)イェシカ・ディナウエ(英語版)ヨハン・オルセン(デンマーク語版)オマール・シャガウィー(デンマーク語版)カティンカ・エヴァース=ヤーンセン
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愛する妻のために
「マリアンヌ」
評価:4,8
・映画おすすめ 物語
第二次世界大戦下。イギリス人工作員マックスは、ドイツの大使を暗殺すべく任務につく。そのパートナーとして選ばれたフランス人工作員マリアンヌと夫婦を装い、計画は着実に遂行していった。しかし二人は次第に惹かれ合い、ついには肉体関係を結ぶ。大使暗殺が成功したその時、マックスはマリアンヌに結婚を申し込んだ。イギリスへ帰った二人は結婚、娘をもうけ幸せな生活を送っていた。だがイギリス上層部に呼ばれたマックスは、マリアンヌがドイツのスパイであると知らされる。濡れ衣だ、と必死にマリアンヌの潔白の証拠を探すマックス。果たしてマリアンヌのは本当にスパイなのか?・映画おすすめ 感想
戦時下でなければ。悲恋とはいつも過酷な状況下で起こるものである。時代が違っていたならば、きっと二人は幸せになれたのではないかと思う。戦争とは愛さえも、家族さえも引き裂いてしまう。無慈悲で黒い、いやなものである。監督 ロバート・ゼメキス脚本 スティーヴン・ナイト製作グレアム・キングスティーヴ・スターキーロバート・ゼメキス製作総指揮パトリック・マコーミックスティーヴン・ナイトデニス・オサリヴァンジャック・ラプケ(英語版)ジャクリーン・レヴィン出演者ブラッド・ピットマリオン・コティヤールジャレッド・ハリスサイモン・マクバーニーリジー・キャプラン音楽 アラン・シルヴェストリ
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家計のために母は道を外れた
「群がり」
評価:★4.2
・映画おすすめ 物語
シングルマザーの彼女は、娘と息子を一人で養っていた。その方法は、高蛋白質のイナゴを小麦粉の原料として売ること。その養殖は小規模で、家計は常に火の車。彼女はイナゴを養殖することしか頭になあった。そんなある日、うまくいかないことに自暴自棄になった彼女は、イナゴの小屋で暴れ、転倒し、血を残した。するとイナゴはその血を吸い何と爆発的に繁殖したのである。それから彼女はあらゆる手でイナゴに血を与え、次第に事業は大きくなっていく。だが子供たちとの距離が次第に空いていくのを、彼女は気づかなかった。・映画おすすめ 感想
虫嫌いの人にはおすすめできない映画。イナゴは昔から害虫として知られ、群れで移動し、作物を食い荒らしてきた。旧約聖書にもイナゴの群れは不吉の前触れとなっている。そのイナゴの群れが人を次第に襲い始めるのだから恐ろしい。またそのイナゴにのめりこんでいく母親もまた、狂気である。淡々としながらもくるっていく日常。監督ジュスト・フィリッポ脚本ジェローム・ジュヌヴレフランク・ヴィクトル出演者スリアン・ブラヒムソフィアン・カーメマリー・ナルボンヌラファエル・ロマンステファン・カスタング
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忽然と地図から消えた村
「バクラウ 地図から消された村」
評価:4,6
・映画おすすめ 物語
小さな村バクラウの村長が亡くなる。その知らせを受けた都会に住むテレサは、村の人たちが集まる村長の亡骸と対面する。葬儀は村を上げて行われ、無事に終わる。しかしその直後から、村が地図アプリから消えてしまう。その直後から村に見知らぬバイカーが2人訪れたり、円盤型のドローンが飛んだりと、不思議なことが多発した。また村は水源の川をせき止められており、その嫌がらせをする町の市長であった。実は市長は殺しを楽しむ連中に金を払い、村人の殺戮を依頼していたのだった。ところが村は突然と人気を失うのであった。・映画おすすめ 感想
いろんな要素が入っている。この映画はいろんな要素をあえて組み込み、少しわかりにくくしている。だがそれが最後につながってくるのが面白い。特に最後などスッキリと終わるので、この村の真実を知った時、鳥肌が立つだろう。監督 クレベール・メンドンサ・フィリオジュリアーノ・ドルネレス脚本 クレベール・メンドンサ・フィリオジュリアーノ・ドルネレス製作 エミリー・レクローサイード・ベン・サイードミヒェル・メルクト出演者ソニア・ブラガウド・キアバルバラ・コーレントーマス・アキーノシウヴェロ・ペレイラカリーヌ・テレス
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悪い奴は鉄拳制裁
「刑事グロムvs粛正の疫病ドクター」
評価:★4,5・映画おすすめ 物語
ロシアの地方警察に悪を許さない、型破りな刑事がいた。
刑事グロム。
悪者を捕まえるためならば、町は破壊するし、車も大破させる。
そんなグロムの前に法律では裁けない悪人を粛清する疫病マスクの人物が現れる。
法律で裁けない者を粛清する姿は、市民からヒーローとして迎えられた。
しかし刑事としてグロムは疫病マスクの人物を許せず、捜査を開始する。
だがモスクワから来た刑事の横槍などで捜査はうまくいかない。
けれども犯人にたどり着いた彼は、逮捕寸前で逆に犯人にされてしまうのだった。
・映画おすすめ 感想
敵の方がヒーローに感じてしまう。
この映画は刑事物のコミックを映画化したものであり、刑事が主人公である。
グロムの活躍はけして地味なものではなく、すごい。
しかしながら敵の衣装がかっこよすぎる。
それにバットマンを思わせる、法では裁けない者を処罰するのは、市民としてはきっと味方してしまうだろう。
本作でも悪役に描いてはいるものの、バットマンのそれと同様に、考えさせられる部分も多い。
監督 オレグ・トロフィム
脚本 アルテョム・ガブレリャノフ
ロマン・コトコフ
エフゲニー・エロニン
アレクサンドル・キム
ヴァレンティーナ・トロノヴァ
ニコライ・チトフ
ウラジミール・ベセディン
原作 アルテョム・ガブレリャノフ
エフゲニー・フェドトフ
『刑事グロム』
製作 アルテョム・ガブレリャノフ
ミハイル・キタエフ
ロマン・コトコフ
エフゲニー・エロニン
オルガ・フィリプク
ウラジミール・ベセディン
出演者
ティーホン・ジズネーフスキ
リュボーフィ・アクショノヴァ
セルゲイ・ゴロシュコ
アレクセイ・マクラコフ
ドミトリー・チェボタリョフ
アレクサンドル・セテイキン
ミハイル・エヴラノフ
オレグ・チュグノフ
キエフストーナー
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この男、名探偵です
「アウトロー」
評価:★3.5
・映画おすすめ 物語
ある日の昼下がり、公園で無差別狙撃事件が起こる。
すぐに警察は狙撃地点から薬きょうとパーキングから指紋のついたコインを採取する。
犯人はすぐに特定できたが、取り調べの際、犯人はある男を呼べという。
ジャック。
元憲兵隊の彼は、弁護士とともに真犯人に近づいていく。
・映画おすすめ 感想
名探偵らしき映画、というところだろうか。
題名だけを見ると、アクション映画に見えるが、確かにアクションはあるものの、映画の大半が推理と証拠集めである。
トム・クルーズにしては珍しく、知的な役と言っては失礼にあたるが。
このシリーズは彼の名探偵ぶりを強調する映画であり、続編もある人気作である。
監督 クリストファー・マッカリー
脚本 クリストファー・マッカリー
原作 リー・チャイルド 『アウトロー』
製作 トム・クルーズ ポーラ・ワグナー
ゲイリー・レヴィンソン
ドン・グレンジャー
ケヴィン・J・メシック
デヴィッド・エリソン
デイナ・ゴールドバーグ
製作総指揮ジェイク・マイヤーズ
ポール・シュウェイク
出演者 トム・クルーズ
ロザムンド・パイク
ロバート・デュヴァル
ヴェルナー・ヘルツォーク
リチャード・ジェンキンス
音楽 ジョー・クレイマー
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精神障害などではない
「クライシス・オブ・アメリカ」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
国から名誉勲章を受けた軍人があっというまに大統領候補にまで成り上がった。それを見ていた戦友はしかし、違和感を抱いていた。クウェイトに駐在した部隊時代の記憶があいまいで、名誉勲章をもらった兵士が活躍した記憶も定かではなかった。そこで彼は本人に直接会うも門前払いされてしまう。ならばとほかの仲間のもとに向かうも、自殺して発見された仲間の1人の部屋やノートには、意味不明な言葉びっしりと書かれていた。しかしそれを見ていると何かを思い出しそうになる。そんなときだった。背中のしこりに気付きた彼は、ナイフでそれを切ると、中からインプラントチップが出てきたのであった。何かが起こっている。直観した彼は昔救った科学者のもとへ向かうのだった。・映画おすすめ 感想
精神患者のいうことが本当だったならば。映画などで精神疾患を抱いた人物が、国に見張られている、と叫ぶシーンがある。実際に日本でもそう思い込んでいる人がいるという。それがもし本当だったら。マインドコントロール実験をされ、インプラントで管理されているとしたら?それを映画化するとここまでホラーテイストになるとは思わなかった。しかもアメリカが本当にやっていそうなことだから恐ろしいのである。監督 ジョナサン・デミ脚本 ダニエル・パインディーン・ジョーガリス原作 リチャード・コンドン『影なき狙撃者』ジョージ・アクセルロッド(英語版)1962年の映画脚本製作 ジョナサン・デミイロナ・ハーツバーグスコット・ルーディンティナ・シナトラ(英語版)製作総指揮 スコット・アヴァーサノ音楽 レイチェル・ポートマンワイクリフ・ジョン出演者ベン・マルコ少佐: デンゼル・ワシントン(小山力也)エレノア・ショー: メリル・ストリープ(池田昌子)レイモンド・ショー: リーヴ・シュレイバー(木下浩之)アル・メルヴィン: ジェフリー・ライト(西凜太朗)ユジェニー・ローズ: キンバリー・エリス(柴田まゆ)トーマス・ジョーダン: ジョン・ヴォイト(佐々木敏)デルプ: ブルーノ・ガンツ(多田野曜平)ハワード: テッド・レヴィン(松井範雄)ギャレット: ミゲル・フェラー(津田英三)アティクス・ノイル: サイモン・マクバーニー(村治学)ジョスリン・ジョーダン: ヴェラ・ファーミガ(紗川じゅん)エディ・イングラム: パブロ・シュレイバー(田中完)ウィルソン: テディ・ダンアトキンズ: ホアキン・ペレス・キャンベル(中尾良平)
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女はすべてを騙している
「女神の見えざる手」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
ロビー活動を先導する会社に務める主人公は、人生のすべてを仕事にかけていた。一日、十数時間を仕事に費やし、医者から処方される睡眠薬さえも飲まずに、働き続けていた。そんな時、働いていた会社よりも小さい会社で、銃の規制法案の可決を目指すことを決意する。その時、これまで組んでいたチームの面々で自分についてこない者を切り捨て、新しい会社のチームでも、個人を利用して法案の票を獲得する非情な手段を講じていた。次第に彼女は誰からも信頼されなくなり、スカウトした社長ですら、彼女の仕事のやり方を非難した。対するライバル会社は次第に彼女への個人攻撃を開始するようになる。彼女の目指すもの、銃規制法案の行方はどうなるのか。・映画おすすめ 感想
日本で選挙といえば、政見放送や街頭演説など人の目を引く行為ではあるものの、どこか地味なところがある。しかしアメリカの法案や選挙戦というのは一大イベンドであり、その裏方には、本作のようにロビー活動を先導する凄腕の人物がいるのである。本作はそんな凄腕の人物に焦点を当てている。日本では狸議員というのが多いイメージだが、本作を見ると、アメリカの政治というのは、議員の周辺も狸が多いのではないかというイメージになった。ただ最後の結末はものすごく痛快で、彼女への嫌悪感が一気に吹っ飛ぶ爽快さがある。監督 ジョン・マッデン出演 ジェシカ・チャステイン, マーク・ストロング, サム・ウォーターストンよかったらポチッと応援してください。
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冬山に現れた死の光点
「赤い光点」
評価:4,1
・映画おすすめ 物語
結婚1年目のスウェーデンの夫婦は、喧嘩が絶えなくなっていた。そんな時、夫は2人の関係を修復しようと、山でのキャンプを提案した。2人が向かう場所は北部の雪山。途中、北部の若者に妻が黒人であることを馬鹿にされたり、車にイタズラされたりと、嫌なことがあったが、なんとか山のホテルに到着する。ホテルでも黒人を嫌う奥さんに嫌な思いを居ながらも、チェックインして次の日に雪山へと出発する。2人の関係は間違いなくこのキャンプで近づいていた。そして夜。外は吹雪の中、愛犬と2人はテントの中で宿泊していた。話しの中で妻は赤ん坊ができたことを夫に伝え、2人は幸せになろうと誓う。しかしそこに赤い光点がテントの中を照らしてくる。きっとガソリンスタンドでバカにしてきた若者たちのイタズラだと思い、テントの外へ大声で叫ぶ。その時、愛犬が吹雪の中に走り出すと、銃声が鳴り響いた。それは死を与える赤い光点だった。何が起こったのかわからない2人のサバイバルが始まった。・映画おすすめ 感想
地味である。
スウェーデン映画独特の重苦しい空気感、静かな物語の運びなど、退屈に思う人がいるかもしれない。しかしこのリアルな寒さを演出する雪山でのシーンは、寒さが伝わってくる。さらにただの殺人キラーが無差別に殺しているように見せて、狙われる理由が明かされた時、なぜ夫婦が不仲なのか、不明なシーンがすべてつながってくる。最後の瞬間、この映画は脳裏に刻まれる映画になるはずだ。監督アラン・ダルボルグ脚本アラン・ダルボルグペル・ディクソン出演者ヨハネス・バー・クンケ、ナンナ・ブロンデル、アナスタシオス・ソウリス、カレド・ムストネン、トーマス・ハンソンよかったらポチッと応援してください。
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アメリカの闇に消えた未解決事件
「ゾディアック」
評価:4,4
・映画おすすめ 物語
ある晩、青年と浮気をしている女性がひと目のない車の中で、話し込んでいた。そこに警察官らしき男が現れ、男の足を撃ち、女性を殺害した。これが事件の始まりだった。後日、各新聞社、警察に犯行声明が送られてきて、暗号文までも付属されていた。犯人はゾディアックと名乗り、スクールバスの襲撃や、爆弾の設計図などを送りつけてきた。更にテレビに指名した弁護士を呼びつけ、電話すると予告してくるほどの大胆さで、世間はぞデジアックの恐怖に震撼していた。そんな中、新聞に風刺漫画を掲載する漫画家の主人公は、ゾディアック事件の最初からこれはただの事件ではない、と感じて記者でもないのに、事件を追いかけ始める。一緒に追いかけていた記者は、年月がたつに連れて、ゾディアックという迷宮に入り込み、酒と薬に溺れていく。だが彼はたった1人でも事件を追いかけ、本を書こうと、事件の奥深くまで潜っていく。※これは実際の取材を元にして作られた映画である。・映画おすすめ 感想
ゾディアック事件というのを知ったのは、管理人が子供の頃で、未解決事件というところが恐ろしかった。この事件は模倣犯やイタズラによって多くの誤報や憶測がながされた事件でもある。そうした様子も映画では描かれている。たった1人の見えない男を探すため、新聞記者は潰れ、警察官は追い詰められ、1人の漫画家を盲目にしてしまった。映画で描かれていることがどこまで本当かは定かではない。だが確実に人をくらい闇に引きこむ事件だったのは間違いない。未だ未解決だが、映画では一応、容疑者らしき人物たちが出てくる。だがそれも証拠がないので逮捕できない。だから今もこの事件はアメリカの闇であり続けるのだ。監督デヴィッド・フィンチャー脚本ジェームズ・ヴァンダービルト出演者ジェイク・ギレンホール、マーク・ラファロ、ロバート・ダウニー・Jr、アンソニー・エドワーズ、ブライアン・コックス、イライアス・コティーズ、クロエ・セヴィニー -
ウインド・リバー
久しぶりに心がしびれる映画を見た気がする。
・物語
女性が雪深い田舎の町で倒れて死んでいた。体にはレイプの跡があり、FBIの女性捜査官と、害獣駆除のプロが、どこか閉鎖された極寒の街を調査していく。危ない噂しか聞かない男を追撃したりしていく。
そんな中、山の中で男の遺体が発見される。
・感想難しい事件ではない。しかし辛い。事件に幸いはないのだろう。本作の最後にもこの地域で居なくなった失踪事件はほとんど解決されないという。極寒、寒い地域は特に閉鎖的な地域が多く、本作で描かれるような世界観がリアルに存在している。この映画のラストは、なにか祝福を感じるおえない終わり方であった。
キャスト
ジェレミー・レナー
エリザベス・オルセン
ジョン・バーンサル
スタッフ
監督・脚本:テイラー・シェリダン
音楽:ニック・ケイヴ、ウォーレン・エリス
こういった映画がたくさんそろっているのがUーNEXT。
U-NEXTは他社と比べて月々の値段が高いです。初回無料放送でしかし私個人は、レンタルを200円だと換算して月額料金を上回る映画、ドラマを堪能できたので、契約続行しました。無料体験でまず分かったのは、新作が他社より早い。そしてなんと行ってもアダルト映画があることではないだろうか。変に編集されて放映されるよりも、アダルトと割り切ってそのコーナーを作るところが、UーNEXTのいいところだと思いました。元はとれるでしょう。雑誌、漫画、ライトノベル、一般誌までみられるのですから。私はこれがベストと考えます。
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推理作家ポー 最期の5日間
・物語
ある遺体が発見される。母娘の遺体であったのだがその遺体はあまりにも残忍で、しかもバネじかけのトリックまで使われていたのであった。
そこから刑事はエドガー・アラン・ポーの小説がアイディアとなっていることを直感し、本人を探し始める。
ポーは作家としてデビューし、いくつもの本を出していたものの、生活には困窮し、それから逃げ出すように酒浸りの日々を送っていた。
そんな彼と彼のトリックとが向かい合い、事件はますます混迷していく。
・感想
エドガー・アラン・ポーは自滅型の作家であったことは、確かでありその作風は当時としては異端視されていたのも確かだ。しかしその作品は後のエンターテイメント作家に大きな影響を与えた。そのポーの死については謎が多く、本作はそれをミステリーとしてみせている。ある事件、誘拐された恋人。それを救うべく、ポーは警察と犯人を追う。最後は作家として美しく見えた。
<キャスト&スタッフ>
エドガー・アラン・ポー: ジョン・キューザック / 山路和弘
フィールズ: ルーク・エヴァンス / 宮内敦士
エミリー: アリス・イヴ / 佐古真弓
ハミルトン: ブレンダン・グリーソン / 石田太郎
マドックス: ケヴィン・マクナリー / 辻親八
カントレル: オリヴァー・ジャクソン=コーエン / 堂坂晃三
エルダリッジ: ジミー・ユイル / 佐々木梅治
ブラッドリー夫人: パム・フェリス / 宮沢きよこ
レーガン: ブレンダン・コイル / 谷昌樹
アイヴァン: サム・ヘイゼルダイン / 咲野俊介
監督: ジェームズ・マクティーグ
脚本: ハンナ・シェイクスピア、ベン・リヴィングストン
製作: アーロン・ライダー、マーク・D・エヴァンス、トレヴァー・メイシー
製作総指揮: グレン・バスナー、ヘスス・マルティネス・アセンシオ、ジェームズ・D・スターン
撮影監督: ダニー・ルールマン(ACS)
プロダクション・デザイナー: ロジャー・フォード
衣装デザイン: カルロ・ポッジョーリ
音楽: ルーカス・ヴィダル
こういった映画がたくさんそろっているのがUーNEXT。
U-NEXTは他社と比べて月々の値段が高いです。初回無料放送でしかし私個人は、レンタルを200円だと換算して月額料金を上回る映画、ドラマを堪能できたので、契約続行しました。無料体験でまず分かったのは、新作が他社より早い。そしてなんと行ってもアダルト映画があることではないだろうか。変に編集されて放映されるよりも、アダルトと割り切ってそのコーナーを作るところが、UーNEXTのいいところだと思いました。元はとれるでしょう。雑誌、漫画、ライトノベル、一般誌までみられるのですから。私はこれがベストと考えます。
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メメント
U-NEXTとの膨大な映画の中に前から見たいと思っていたメメントがあったので、速攻で見ることにした。
クリストファーノーラン監督がどうしても映画化したかったメメント。弟のジョナサンが作った映画を気に入ったノーランは、メメントとしてリメイクして作り直したのが本作、メメントである。
話としてはシンプルである。
妻を殺された男が妻を殺した相手を探して殺すまでを描いた物語なのだが、メメントのだいご味である時間軸のバラバラな映画というところが、見ている人を混乱させる。
まずモノクロとカラーで時間軸をわかりやすく分けているのはよいのだが、カラーの方でも小さい出来事がこまめに起こり、その結論に達するまでを少し時間をさかのぼって描くという、映画史上でもまれにみる難解な映画がメメントだ。
実際、筆者がメメントを所見で見たが、正直、後半はなにがなんだかわからなくなってくる。誰が誰でどこで出会い、偽名をなぜ使っているのか。そういうことを整理しながらもう一度見る。それがメメントの楽しみ方なのかもしれない。
製作: スザンヌ・トッド/ジェニファー・トッド 監督・脚本: クリストファー・ノーラン 原案: ジョナサン・ノーラン 撮影監督: ウォーリー・フィスター 衣装デザイン: シンディ・エヴァンス 編集: ドディ・ドーン 音楽: デヴィッド・ジュルヤン 出演: ガイ・ピアース/キャリー・アン・モス/ジョー・パントリアーノ/スティーヴン・トボロウスキー 声の出演: 小山力也/塩田朋子/後藤哲夫/小林勝也
U-NEXTは他社と比べて月々の値段が高いです。初回無料放送でしかし私個人は、レンタルを200円だと換算して月額料金を上回る映画、ドラマを堪能できたので、契約続行しました。
無料体験でまず分かったのは、新作が他社より早い。そしてなんと行ってもアダルト映画があることではないだろうか。変に編集されて放映されるよりも、アダルトと割り切ってそのコーナーを作るところが、UーNEXTのいいところだと思いました。
元はとれるでしょう。雑誌、漫画、ライトノベル、一般誌までみられるのですから。
私はこれがベストと考えますが、貴方はどうですか?
UーNEXT契約、解約方法→UーNEXT契約、解約方法
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「下宿人」
アルフレッド・ヒッチコックという監督は、すべての映画技法、映画のそれぞれの時代を代表する撮影方法を貪欲に取り入れてきた監督である。その原点はやはりサイレント映画であり、下宿人がその代表作ではないだろうか。
今回は本作をdTVでみた。本当にコンテンツが多い。イギリスでは切り裂きジャックが現れ、世間はその話題で持ちきりだった。そんなある日、一軒家に下宿人が現れる。見るからに不気味な下宿人は、部屋に飾ってある金髪の女性の絵を撤去させ、夜になると出かけていくのである。この男が切り裂きジャックなのではないか。周囲は次第に男を疑い始める。思った通りのストレートな脚本ではなく、ヒッチコックらしい、ひねりのきいた、サスペンスがここに描かれている。技法は変わっても、ヒッチコックの演出はやはりすごいと思わされる下宿人である。
監督・脚本: アルフレッド・ヒッチコック
原作: ベロック・ロウンデス
脚本: エリオット・スタナード
撮影: バロン・ヴェンティミグリア
出演: アイヴァ・ノヴェロ/ジューン/マリー・オールト/アーサー・チェスニー/マルコム・キーン
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dTVだけでしか配信されていない海の牙である。
国産の幅の広いジャンルを扱うdTVだからこそみられる、名作映画、海の牙である。
第二次世界大戦終戦直前、ドイツの潜水艦が高官を載せて船出していく。ところが途中で高官の女がけがをしてしまい、近くの港から少し離れた田舎町の医者が誘拐され、そのまま潜水艦での生活が始まった。当時、これはセットなのか本物の潜水艦や船を使ったのか、とにかくカメラがワンカットで潜水艦の中を進むのはすごいと思った。そして魚雷による船の爆破シーンも本当に爆破しているのだろう、迫力がモノクロなのにすごい映像だ。
監督・脚本: ルネ・クレマン 原作・脚本: ジャック・コンパネーズ 原作: ヴィクトル・アレクサンドロフ 脚本: ジャック・レミ 台詞: アンリ・ジャクソン 撮影: アンリ・アルカン 装置: ポール・ベルトラン 音楽: イヴ・ボードリエ 出演: アンリ・ヴィダル/ヨオ・デスト/ミシェル・オークレール/ポール・ベルナール/マルセル・ダリオ
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「薄氷」
スペイン映画をネットフリックスが配信している。
本当にネットフリックスが配信する映画はクオリティが高い。
複数の犯罪者を護送中に何もかに襲われた護送車。犯人たちはこれ見よがしに主人公警察官を織の中に入れて、脱出を試みる。ところが護送車は犯人に奪われ、護送中の犯人の1人を引き渡せと要求してきた。それを断ったことで、護送車は湖の氷の上に停車させられ、沈められることとなった。地味な作品ではある。展開もそれほど派手ではない。しかし骨太の作品ではあるので、すごく見ていて緊張感のある薄氷であった。
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クライム・ヒート
個人的に俳優で映画を選ぶことはないのだが、本作にはトム・ハーディ、ノオミ・ラパスが出ているので見ることにしたクライム・ヒート。内容はマフィアの金を集めるバーを舞台に、その金が奪われたことを発端にマフィアとの関係、子犬を拾ったことから起こる、女性やその女性のストーカーとの関係性など、ある男が人生の岐路にに立たされる映画になっている。しかしトム・ハーディが演じる主人公が何か違和感のある感じなのだが、それが最後にようやく理解できるシーンがあるのでそこがしびれた。やはり演技はの2人が共演とあり、絵力がすごい映画である。
久しぶりに俳優で見ごたえのある映画クライム・ヒートを見た気がする。
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FBIハリケーン作戦
まず小説の話からしよう。ドイツには今現在も続いている、リレー方式で複数人の作家が書きつなぐ小説方式がある。その中でも最長なのが「ジェリー・コットン」シリーズと「ペリー・ローダン」シリーズである。後者は日本でも翻訳され、今も続いているので、知っている人もいるだろうが、ジェリー・コットンシリーズを知っている人はすぐない。一応、世界最長の小説となっている本作の、最初の映画FBIハリケーン作戦がこれである。主人公ジェリー・コットンが追いかけるのは強盗団。宝石、金塊などを盗み、盗むためなら小学校を爆破しようとする連中。その内部に潜入捜査しながら、次第に強盗団の逮捕に迫っていくクライムサスペンスになっている。古い映画だがフィルムノワール的で面白いと思うFBIハリケーン作戦。
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サーチ
パソコンの画面上だけで物語が進んでいく手法は、いくつかあるが本作はその中でもSNSを題材にした物語となっている。SNS、今や世界の半分の人間が使っているメディアであり、世界に根付いているように思えるその中で、行方不明の娘を検索すると、次第に闇が分かってくる。続編の話も出ているサーチは、2021年の新型コロナ渦の中で、もっとも効果的な手法になるだろう。
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アンロック/陰謀のコード
・物語
アンロック、完全にテロリストから情報を聞き出すことができず、パリでのテロを未然に防げなかった主人公は、CIAを離れて生活していた。
だが再び組織の人間が彼女の前に現れ、バイオテロが起こされるのを未然に防いでほしいとの依頼を受け、彼女は再び犯人と対峙する。
今度はアンロックが成功し、テロは未然に防げたかに思われた。けれど昔の同僚から連絡が入り、これはすべて罠であることを知り、元海兵隊員の男と協力し、裏切りとテロを未然に防ぐために動き始めるのだった。
・感想
もし自分が尋問官で、失敗してテロが起こってしまったら?本作の主人公はそんな経験から職を離れていた。しかしまた現場に戻されるのだが、そこには陰謀と裏切りが待っていた。久しぶりにノオミ・ラパス主演の映画を観た。やはりこの女優さんの演技力は凄い!
監督マイケル・アプテッド脚本ピーター・オブライエン出演者ノオミ・ラパス、マイケル・ダグラス、ジョン・マルコヴィッチ、トニ・コレット、オーランド・ブルーム、アクシャイ・クマール。エイメン・アンドゥーシ
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