"1908年"カテゴリーの記事一覧
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二人の男の手品映画
「マジックブリック」
・映画おすすめ 感想
本作は当時流行していたと思われる手品映画である。
映画なので編集でどうにでもできるのだが、当時の観客は驚いたのだろう。
まず一人の男が何もない箱から出てくる。
次に何もないことを見せた箱から助手を登場させる。
そして次々と手品を見せるという映画である。
この映画はカラー撮影されているので、色が鮮やかで当時としては最先端だったと思う。
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本当の崖を降りていく
「ポーター鷲の巣から救われて」
・映画おすすめ 感想
まだまだ黎明期の特撮だが本作でもミニチュア特撮が使われている。
物語は木こりの父親と専業主婦の母親の間に生まれた乳飲み子のポーター。
少し母親が目を離したすきに鷲にさらわれてしまう。
母親は急ぎ父親の現場へ向かい、木こりたちはポーターがさらわれた巣へ向かう。
父親が崖を降りていき、鷲と戦いながらなんとか、我が子を救い出す。
本作の目玉は何といっても、本物の崖を降りていくシーンだろう。
ロープでつられているとは言え、実際の崖を降ろされる俳優は、恐怖心があったと推察できる。
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ロシア民謡にもなった実在の人物
「ステンカ・ラージン」
・映画おすすめ 感想
ロシアにおける貴族社会や官僚機構への抵抗運動を行った人物として、ロシアでは知られている。
ロシア民謡にもなり、ポール・モーリアも楽曲を作っているほどだ。
物語は船の上から始まり、民衆らしき人々を先導する主人公がいる。
ロシアの伝統的な踊りやコサックダンスが見られるのも、本作の特徴である。
この頃のロシア映画というのもまた、いいものである。
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実際の事件を題材にした歴史劇
「ギーズ公暗殺」
・映画おすすめ 感想
本作はギーズ公という実在の人物が城の護衛に刺されて死亡した事件を題材にしている。
物語は愛人の家から城へ呼び出されたギーズ公。
愛人は心配になりながらも、ギーズ公を送り出す。
城ではギーズ公を暗殺する算段がすでに仕組まれており、そうとも知らずギーズ公は城へやってくる。
城の中で兵士たちが集まる部屋へきて、規律が乱れている、と叱咤した直後、兵士たちに取り囲まれ、ギーズ公は暗殺される。
歴史的経緯としては、当時のカトリックの中心人物だったギーズ公とプロテスタント派閥との争いが、暗殺の原因とされている。
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カエルと女性の豪華変化
「カエル」
・映画おすすめ 感想
物語としてストーリーがあるかと言われれば、そういう類の映画ではない。
噴水に女性がやってくる。
女性は噴水から出てきた人ほどもある巨大なカエルと親しいらしい。
カエルの代わりに女性が噴水に入ると、そこには巨大なカエルが現れる。
次におじさんの巨大な顔が現れ、頭から砂みたいなものを振りかけられている。
そして次のおじさんも同じようになって、女性たちが並ぶ噴水が現れる。
それがいくつも現れ、火花が出て、なんとも豪華なしかけが続く。
最後はまたいつもの噴水に戻り、カエルは噴水の中へ戻り、女性は帰っていく。
豪華な仕掛けを次々と見せたかったと思われる映画である。
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サスペンス映画として完成されている
「ドリーの冒険」
・映画おすすめ 感想
この時代、喜劇映画が多いように個人的には感じているのだが、本作はその中にあってサスペンス要素の強い映画になっている。
物語は上流階級の両親と小さい娘ドリーが暮らしていた。
ある日、母親とドリーが川辺で遊んでいると、物売りのインディアンが現れる。
母親は追い払おうとすると、インディアンは暴力をふるおうとするが、ちょうどそこに父親が現れ、難を逃れる。
拠点の幌馬車に帰った男はツレの女と相談し、ドリーを誘拐するのだった。
ドリーを隠すため、たるにドリーを詰めた男は知らぬ顔で、ドリーを探している父親をやり過ごす。
そしてそこから一目散に馬車で逃げ出すのだった。
途中、川でドリーが詰められたたるが落ちて流されてしまう。
すると偶然にも家の近くの川辺に漂着し、釣り人に保護され、ドリーは無事に両親と再会するのだった。
誰がドリーを誘拐したのか。
観客には分かるが、サスペンス要素が強い映画である。
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