"1905年"カテゴリーの記事一覧
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犬が主役の黎明期映画
「ローバーの救出」
・映画おすすめ 感想
犬を主人公にした映画は、おそらくこれが最初ではないだろうか。
物語冒頭で物乞いをする婦人がいる。
乳飲み子をベビーカーに乗せて散歩をする母親。
途中、夫と会い話し込んでいるうちに、物乞いの女は赤ちゃんを連れ去ってしまう。
母親は家に帰り悲嘆にくれる。
それを見た愛犬が家を飛び出し、赤ちゃんを町中走って探すという物語である。
後の名犬ラッシーにも通じるものが垣間見える映画だ。
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メリエス監督のセットを使った大規模撮影
「秘密の賭博場」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督のアイディアにはうなってしまう。
本作は賭博をしている人々のもとへ警察官がやってくるという知らせが入る。
するとセットが一斉にめくれチェンジ、テーブルも折りたたまれ、そこは婦人服売り場に早変わり。
警察官たちは、勘違いだと帰っていくと、また賭博場へ早変わりするという、すごい仕掛けの映画になっている。
メリエス監督はセットに拘り、お金をかける監督なのは知っていたが、セットをここまで有効活用する映画を作るとは、さすがである。
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メリエス監督の映画マジックを詰め込んだ作品
「千夜一夜物語」
・映画おすすめ 感想
メリエス監督の演出方法をいかんなく発揮した名作の映画化である。
本作は恋人を奪われた男が女神の導きで大金持ちになる物語、千夜一夜物語を題材にしている。
その演出手法は豪華なセット、大人数による群集劇、編集によるあらゆるセットチェンジ。
メリエス監督が得意とするところである。
さらに火花を使った演出も得意とする監督ならではの派手な火花の演出もみものである。
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メリエス監督のテクニックが向上していると分かる映画
「黒い悪魔」
・映画おすすめ 感想
物語は黒い悪魔がホテルの部屋に寝ている。
そこへ泊り客がやってきて、追い出すためにいたずらをする、という単純なものだ。
しかしそのいたずらがすごい。
タンスを消してテーブルの上へ。
さらにテーブルの上にテーブルを乗せ、最後は消し去る。
椅子を消し足り無数に増やしたり。
おそらくこの辺は編集技術で行っているのだろうが、物が消したり増えたりする際、当時はカメラを止めることで、人がどうしても動いて、シーンのつなぎ目がわかってしまう。
それが本作では極力つなぎ目が分からないようになっている。
これはメリエス監督が何か新しい手法をあみだしたのかもしれない。
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その時代を切り取る記録映画
「ニューヨークの地下鉄」
・映画おすすめ 感想
この時代、まだ記録映画が製作されており、メリエス監督を筆頭とするエンターテイメント映画と並んで、人々を楽しませていたことだろう。
本作は1900年代初頭のニューヨークの地下鉄を走る列車を追っている。
今とは全く違う列車の形状に地下鉄ホームの様子。
これは素晴らしい記録映画だ。
大都会とは成長をやめない存在であり、今も成長を続けている。
その中にあり記録を残しているからこそ、当時の様子が見て取れるのだ。
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差別は古から今に至る
「クレプトマニアック」
・映画おすすめ 感想
本作は全面に差別意識を出した映画である。
金持ちの婦人が商品の不備を訴えることになる。
貧乏人の母は娘のために食料を盗む。
二人は同じ日に、同じ裁判所で裁きを受ける。
しかし金持ちの婦人の訴えは認められ、貧乏人の母の訴えは退けられる。
最後に女神が現れ、その手に持つ天秤は傾いているというもの。
聖書の時代から差別、偏見は続いてきた。
この映画が製作された時代も今も、何ら変わりはない気がする。
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ダム一家とその犬の物語
「ダム一家とダム犬」
・映画おすすめ 感想
本作の始まりはダム一家の紹介から始まる。
これはファミリードラマのオープニングに似ていて、おそらくはここが原点なのだと思われる。
次に食事シーンが始まるのだが、家主の椅子に犬が座っている。
それを家主が追い払うも椅子にかじりつく犬。
さらに次にまた家主の椅子に座っている犬をどける家主。
犬はどこかへ行ってしまい、家族だんらんの食事を始める。
だがそこに犬が戻ってきて、テーブルクロスを噛み、引きずっていく。
テーブルの上の食事は全部だめになる。
これはシットコムの元祖にも見える映画だ。
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