"ファンタジー映画"カテゴリーの記事一覧
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動物と話せる心に傷を抱える医者
前回のブログ 映画おすすめ シェイクハンド
「ドクタードリトル 2020年版」
評価:★3,9
・映画おすすめ 物語
ドクタードリトルは世界で唯一、動物と会話できる医者として、大英帝国のビクトリア女王から庭園をもらい、獣医として働いていた。
そんな彼には愛する妻がいたのだが、冒険家だった妻は嵐に遭遇し、船と共に海に消えてしまった。
それから心を閉ざしたドリトルは庭園を閉め、引きこもってしまう。
トミーは叔父に狩りを教わっていた。
しかし動物を傷つけることを嫌うトミーには、どうしても狩りはできなかった。
そんな彼がリスを傷つけてしまい、ドリトルなら直せる、というオウムの言葉にいざなわれ、ドリトルの屋敷へ忍び込む。
そこで人を拒むドリトルと出会い、何とか動物たちの説得もあり、リスの手術は成功する。
同じく、ベルサイユ宮殿から使いの少女がやってきて、ビクトリア女王がひん死の状態だと聞き、動物たちに促され急ぎベルサイユ宮殿へ向かう。
そこではベッドに横たわる女王とライバルの医師マッドフライが待っていた。
女王の部屋のタコに話を聞くと、女王に毒を盛ったものがいるらしく、直すにはすべてを治癒させる木の実が必要となり、ドリトルは船出する。
そこへどうしてもついていきたいと、トミーも船に乗り込み、動物の言葉を覚え始めるのだった。
しかしマッドフライが乗る軍艦が邪魔をしにやってくる。
それをクジラの助けもあり交わし、ドリトルは妻の故郷で、海賊王の義理の父が住む島へとやってくる。
目的は木の実のある島の場所が唯一、書かれている妻の日記を手に入れるためであった。
だが、娘を奪われた義父はドリトルを激しく嫌っていた。
・映画おすすめ 感想
ロバート・ダウニー・ジュニアがアイアンマンの次に演じたのが本作のドリトルである。
相変わらずの変人スタイルに、おなじみな感じがして、個人的には好きだった。
本作の前にもエディー・マーフィー主演の、現代を舞台にしたドクタードリトルが制作されており、本作とはだいぶ違う雰囲気になっている。
本作の方が原作に近く、ビクトリア時代前期を舞台にした冒険ものになっている。
それにしても、どの映画、作品でもそうだが動物との会話をするシーンはやはり面白い。
本作では現代を意識したのか、精神を病んでいる動物が多めの気がする。
ドリトル自信も妻の死を克服できないでいるところがある。
続編があるのかどうかは分からないが、家族で見られる楽しい映画なのは間違いない。
監督 スティーヴン・ギャガン脚本 スティーヴン・ギャガンダン・グレゴールダグ・マンド原案 トーマス・シェパード原作 ヒュー・ロフティング『ドリトル先生』シリーズ製作 スーザン・ダウニージェフ・キルシェンバウム(英語版)ジョー・ロス製作総指揮 サラ・ブラッドショウロバート・ダウニー・Jrジョン・モーン出演者ロバート・ダウニー・Jrアントニオ・バンデラスマイケル・シーンジム・ブロードベントトム・ホランドセレーナ・ゴメスジョン・シナクメイル・ナンジアニラミ・マレッククレイグ・ロビンソンマリオン・コティヤールレイフ・ファインズオクタヴィア・スペンサーエマ・トンプソン
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人生は捨てたもんじゃない
「素晴らしき哉、人生!」
評価:★4,8
・映画おすすめ 物語
小さい町で育ったジョージは、子供の頃に川でおぼれた弟を救ったことで、左耳が聞こえなくなってしまう。
それでも明るく生きていたジョージはある夢を抱く。
世界旅行をして大学に進学、建築家になり大きな仕事をすること。
高校で出会ったメアリーに恋をしたジョージはしかし、世界旅行に出る計画を立てて、すでに準備もしていた。
そんな時、父が急死してしまい、家業の銀行を町の大金持ちでありライバル銀行の頭取でもあるポッターから守るため、経営者となる。
その代わり弟のヘンリーが大学へ進学し、卒業後、ヘンリーが銀行を継ぐことになっていたのだが、ヘンリーは結婚してしまい、またしても世界旅行の夢は潰えてしまうのだった。
だがメアリーと再会したジョージは、彼女との恋を実らせ結婚し、ハネムーンへと向かうことになる。
だがその矢先、またしてもポッターが銀行をつぶそうと画策し、町の人々がお金をおろそうと銀行に殺到してくる。
ポッターの銀行がいかに卑劣かをジョージは叫び、町の人々にわかってもらうように、呼びかけた。
するとメアリーがハネムーン資金を町の人々のために使ってほしいと渡し、騒動は収まるのであった。
それからジョージとメアリーは長年空き家になっているボロ屋を改築しながら、新婚生活を始めるのであった。
町はジョージの銀行のおかげで発展し、ポッターが描くギャンブルの街とは程遠い町へと変化していく。
ジョージとメアリーには四人の子供ができ、幸せな家庭を築くのだった。
そんなある日のクリスマス。
叔父が別の銀行にお金を預けに行った際、戦争で活躍したヘンリーの記事を見ていたポッターに嫌味を言って笑っていたところ、新聞にお金を挟んだまま、新聞をポッターに渡してしまうのだった。
ちょうど銀行には監査が入り、慌てて帰ってきた叔父は、ジョージに事情を話す。
ジョージは最後の望みとして、ポッターにお金を貸してほしいと頼みに行くのだが、ポッターは金のありかを知りながら、知らないふりをして、警察へ連絡するのだった。
家に帰ったジョージは子供やメアリーに当たり散らし、家を出て酒場で泣き出すのだった。
その足で橋へ行き、身投げをしようとしたとき、一人の男がおぼれていた。
助けたその男は自分を二級天使だと言い、ジョージの守護天使だと言い出す。
ジョージは生まれてこなければよかった、と言った時天使はその世界を見せてあげようと、世界を変えてしまうのだった。
・映画おすすめ 感想
1950年代の古い映画である。
しかし今でもアメリカでは最も愛される映画の一つであり、クリスマスシーズンには必ず放映されるほど、愛されている映画だ。
あらゆるランキングで上位に入り、今では歴史に残る映画とされ、映画学校では必ず見せられる映画ともなっている。
そんな本作だが、公開当時は興行的に失敗、アカデミー賞でもノミネートはされるも、賞は一つも取れなかった。
それでも普遍的な人生を愛すること、生きること、家族、隣人を愛すること。
まさしく愛が詰まっている映画であり、今なお、その愛が愛される理由なのだと思える映画である。
監督 フランク・キャプラ脚本 フランセス・グッドリッチアルバート・ハケットフランク・キャプラ原作 フィリップ・ヴァン・ドーレン・スターン『The Greatest Gift』製作 リバティ・フィルムズフランク・キャプラ出演者ジェームズ・ステュアートドナ・リードライオネル・バリモアヘンリー・トラヴァース
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大人気ゲームがついに映画化
「真・三國無双」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
黄巾の乱で勝利した董卓は、漢王朝の実験を握り酒池肉林の生活を送っていた。
その戦場で活躍しながらも、未だ官職も名誉もない三人の義兄弟、劉備、関羽、張飛は流浪の旅を続けていた。
するとある森の中で一人の女と出会う。
女は呂布という猛将に武器を与え、呂布は董卓の将軍となる。
さらに女は天下を取る剣を曹操に与えたという。
曹操は董卓暗殺を企て、呂布の追撃から何とか逃れたものの、国中に指名手配されてしまっていた。
そんな中、董卓のあまりの横暴ぶりに各地に将軍が挙兵し、大将軍袁紹のもとに集い、連合軍を組んでいた。
その中には曹操の軍勢もあった。
ただ三人だけで連合軍に参加した劉備たちは、笑いものにされていたものの、関羽が敵軍の将軍を討ち取ったことから、軍勢を与えられた。
そして戦いは虎牢関へと向かう。
そこを抜け董卓が居を構える洛陽を目指す。
この作戦には虎牢関で天下無双の呂布を劉備軍が抑え、曹操軍が洛陽へ向かうことになっていた。
劉備、関羽、張飛は、呂布と対峙するのであった。
・映画おすすめ 感想
日本発祥で世界でも人気の真・三國無双の映画化である。
しかもこれまで三国志映画では描かれていなかった、黄巾の乱から虎牢関までが描かれている。
まだ曹操と劉備が盟友だった時代の物語だ。
ゲームのキャラクターに馴染みのある人は、本作に不満もあるだろう。
管理人も個人的には呂布や関羽、張飛が小柄すぎると思うところがあった。
しかし映像的にはゲームを元にした再現がなされており、満足のいく映画になっている。
続編が作られるのかは分からないが、三国志の物語の序章なので、これから先が三国志本編である。
続編に期待したい。
監督 ロイ・チョウ(周顯揚)脚本 トー・チーロン(杜緻朗)製作 周顯揚杜緻朗胡慶剛出演者ルイス・クーワン・カイトニー・ヤンハンギョンジャスティン・チャンカリーナ・ラウ
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夢が現実になる島へようこそ
「ファンタジー・アイランド」
評価:★3,5
・映画おすすめ 物語
豪遊したい兄弟。断った結婚をやり直したい女性。戦場で亡くなった父に会いたい男性。学生時代にいじめていた女性に復讐をしたい女性。様々な夢を持ち、その夢を現実にする島があると聞き、やっていた5人の男女。島の支配人ミスターロークに促されるまま、兄弟は大豪邸で豪遊をし、断った結婚を女性はやり直し、父と戦場で再会する男性、地下室でいじめていた女性に復讐を開始する女性。すべての夢が現実となってそれぞれの目の前に現れた。だが夢は悪夢へと変貌する。兄弟のいる豪邸には武装集団がやってくる。結婚し子供ができ、幸せだった女性には過去の忌まわしい記憶がよみがえる。戦場で父と再会した男性は、父と戦場で追われることに。いじめていた女性へ復讐していた女性は、目の前にいるのが本物の人間だとしり戸惑う。それぞれの夢が崩れ始めるのだった。・映画おすすめ 感想
70年代から80年代にかけて放送されていた人気ドラマのリブート映画である。ブラムハウスというホラー映画の有名制作会社が制作したにしては、正直、ホラー要素はそこまでない。どちらかというとファンタジー映画になっている。後半、話がコロコロ変わるので、把握するのに少し手間がかかる映画である。ホラー映画を期待してみると、物足りない映画であり、ファンタジーを期待すると何か違う、中途半端な映画になってしまった感がある。監督 ジェフ・ワドロウ脚本 ジェフ・ワドロウジリアン・ジェイコブズクリストファー・ローチ原作 ジーン・レヴィット(英語版)『ファンタジー・アイランド(英語版)』製作 ジェフ・ワドロウジェイソン・ブラムマーク・トベロフ製作総指揮 クーパー・サミュエルソンジャネット・ヴォルトゥルノ=ブリル出演者マイケル・ペーニャマギー・Qルーシー・ヘイルオースティン・ストウェル
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因果は断ち切れない
前作:神と共に 第1章:罪と罰「神と共に 第2章:因と縁」
評価:★4,5
・映画おすすめ 物語
消防士を無事転生させた地獄の弁護士カンニム、ヘウォンメク、ドクチュンの次の仕事は、消防士の弟で亡者となったスホンの弁護だった。本来、亡者となったものは弁護を受ける資格はないのだが、カンニムは無念の死を遂げた、と主張しそれを立証しなければならないことになる。閻魔大王は裁判の許可を与える。その代わりに現世で死ぬ予定の老人を守護神ソンジュ神が守り続け、使者が門前払いされている状態を何とかしろと命ぜられる。カンニムはスホンと共に地獄をめぐり事後ではなく殺人であったことを立証しようとし、ヘウォンメクとドクチュンは現世へ向かい、ソンジュ神が守る老人を地獄へ連れてくることになる。しかしソンジュ神が守る老人には幼い子供がおり、老人が死んだら面倒を見る人がいなくなる。だから小学校に上がるまでは守ってやらねばならない、と逆にヘウォンメクとドクチュンは説得されてしまう。しかもソンジュ神は記憶のない二人の過去を知っていた。一方、地獄をめぐるカンニムとスホン。スホンはカンニムに興味を抱き、カンニムの過去を聞き出そうとする。渋々話始めたカンニム。やがて使者三人の過去がつながっていくのだった。・映画おすすめ 感想
前作では人間側、消防士とその弟、母親の物語であった。本作は使者側の物語がメインになっている。地獄やこういった因果の物語を好む個人として、結局、すべては因果でつながりまわっている。どれだけ離れたとしても、何かしらの因果で結ばれている人物はきっと地獄でも現世でもつながり続けるなのだと思えた。映画としては映像面が前作よりもさらにパワーアップし、しかもジュラシックワールドのパロディが入っているのには、思わず笑ってしまった。韓国映画がここまで進んでいるのは、やはり国がバックアップしているからなのだろうか。監督 キム・ヨンファ脚本 キム・ヨンファ原作 チュ・ホミン『神と共に』製作 ウォン・ドヨンキム・ヨンファキム・ホソン出演者ハ・ジョンウチュ・ジフンキム・ヒャンギマ・ドンソクキム・ドンウクイ・ジョンジェ
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人の罪は必ず地獄で裁かれる
「神と共に 第1章:罪と罰」
評価:★4,3
・映画おすすめ 物語
消防士のジャホンは救助作業中に殉職してしまう。そこに現れたのは冥界からの使者ヘウォンメクとドクチュンだった。二人はジャホンに死んだことを知らせ、地獄へと案内する。地獄では七つの裁判を行い49日以内に裁判で無罪となれば、生まれ変われ、有罪となれば地獄に堕ちることになる。そして地獄の入り口で待っていたのは、弁護士となる敏腕使者カンニムだった。4人はこうして裁判を一つずつこなしていくのだったが、なぜか地獄に亡者が現れる。それは現世で何かが起こった証拠であり、亡者はジャホンの身近な誰かであることを表していた。急ぎ、カンニムは現世へ降りていくと、口のきけない母親と軍隊に入隊した弟がいるはずの現世には、弟はおらず、脱走扱いになっていた。カンニムが調べてみると、弟はかわいがっていた後輩の銃の暴発でケガをしてしまう。それを上官に連絡すると、弟は生きているにも関わらず、死んだと思われ、証拠隠滅のため、上官に山奥へ埋められていた。恨み、亡者となっていたのだった。一方、地獄ではジャホンがいい人と思われていた過去が次々と暴かれていく。先輩を助けられなかったこと、その先輩の娘に父親だと偽って手紙を送り続けていたこと、栄養失調だった弟を殴っていたこと、母を幼少期に窒息死させようとしていたこと。それを負い目に15年間、家に帰らずお金だけを送っていたこと。すべては家族とために生きていたことなどが荒るみに出ていく。それが有罪なのか無罪なのか裁判は進んでいた。果たしてジャホンは有罪か無罪か。・映画おすすめ 感想
韓国発のファンタジーアクションである。韓国の宗教観は分からないが、日本の地獄とよく似ているように思えた。地獄で裁判を受け、天国へ行くか地獄に堕ちるか。隣国だから似ているのかもしれない。それにしても韓国映画のクオリティのなんたるすごさだろう。見事にファンタジー世界、地獄を描いており、現世での亡者との闘いも凄まじい。日本でも大霊界という映画があったが、韓国にはとうてい及ばない。そして本作には続編があり、あの大スターが登場する予告もされている。是非、第二章もみたいと思う。監督 キム・ヨンファ脚本 キム・ヨンファ原作 チュ・ホミン『神と共に』製作 キム・ヨンファキム・ホソンウォン・ドンヨン出演者ハ・ジョンウチャ・テヒョンチュ・ジフンキム・ヒャンギマ・ドンソクキム・ドンウクディオイ・ジョンジェ
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自分の運命に立ち向かえ
「ナタ転生」
評価:★3,3
・映画おすすめ 物語
自作のバイクで密輸品を運んだり、危険なレースに参加するなどしているウンショウ。機械屋の父とは相性が悪く、父は兄ばかりをほめていた。それがウンショウはたまらなく嫌だった。ある日、町の金持ちの息子にバイクを気に入られ、無理やり奪われそうになったウンショウは、氷の力を使う息子に対し、炎で対抗した。初めてのことに戸惑うウンショウだったが、一緒にいた幼馴染の女の子は片足を切断する大けがを負ってしまう。炎の正体がわからないでいると、仮面をかぶった男に、ウンショウはナタの生まれ変わりだと告げられる。ナタとは封神演義で東海龍王の息子を殺戮し、農民のために自ら命を落とした子供の神様であった。その魂がウンショウに宿っているという。ウンショウは仮面、孫悟空から炎の使い方を教わるのだったが、東海龍王の息子は復讐のため、3000年の恨みをウンショウに向けるのだった。次々のウンショウの周りの人々が襲われ、ウンショウは制御できないナタを見限り、自らの運命に自らで立ち向かうことを決意する。・映画おすすめ 感想
封神演義がわからないと混乱する。中国の豪華絢爛CGアニメ映画である本作は、ファンタジー要素がかなり強くなっている。ナタという神、その神が行ってきた悪行。それを恨む神々などを理解しなければ、内容を把握するのがきつい映画であると感じた。封神演義の内容が随所にちりばめられているので、ナタ以外にも理解していないときつい。特に劇中で水不足の原因となることが、物語の核心にせまるものとなっているが、これもまた中国独特の世界観であるため、前知識がないと理解できない。映像としては迫力があり、中国らしい豪華絢爛さが出ていた、個人的に好みの映像になっている。ただこれは個人的に好みであるので、映像に入り込めない人もいると思うので注意が必要だ。監督Ji Zhao脚本MU Chuan出演者ヤン・ティエンシャンZHANG Heシュエン・シャオミンLI Shimeng
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キングギドラに勝てるのか
「モスラ3 キングギドラ来襲」
評価:★3,7
・映画おすすめ 物語
フェアリー三姉妹の長女ベルベラは、エリアスの宝物庫から愛をつかさどる盾を盗んでいく。これまで対立してきたエリアス姉妹は、ベルベラが何を考えているのか分からなかった。しかし気付いた時には遅かった。地球の恐竜を滅ぼしたキングギドラが地球に襲来、数万人の子供たちを一気に捕食すべく、富士の樹海に作ったドームにさらっていく。モスラを呼び、キングギドラと戦わせるも、モスラは敗れてしまう。モスラは最後の手段として、恐竜時代へのタイムスリップを提案した。恐竜時代のまだ恐竜の力を吸い取る前のキングギドラを倒すことがねらいであった。だがそれは戻ってこられない作戦でもあったのだ。・映画おすすめ 感想
平成モスラシリーズ最終作。これまでの2作はファミリー向けという側面が大きかったが、今作は男の子に向けた映画である。ファミリー向けでは確かにあるものの、主人公の男の子とエリアスとの関係。男の子がお姉さんに勇気をもらう映画である。特撮面ではやはりキングギドラの登場はラスボス感があふれている。しかも今回は恐竜時代までさかのぼる壮大なストーリーも見どころ。1人の少年の成長物語。監督米田興弘(本編)鈴木健二(特撮)脚本 末谷真澄製作 富山省吾ナレーター 山口紗弥加出演者小林恵建みさと羽野晶紀吉澤拓真篠崎杏兵鈴木彩野松田美由紀大仁田厚並樹史朗上田耕一
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ニライカナイの伝説が復活する
「モスラ2 海底の大決戦」
評価:★4,1
・映画おすすめ 物語
石垣島に住む少女は、不思議な生物を発見して保護する。それこそが伝説の文明ニライカナイの生物ゴーゴだった。ゴーゴを狙うベルベラの出現する一方で、日本各地に謎の生物が海に繁殖し始める。それはニライカナイを破壊した伝説の怪獣ダガーラが現れる前触れだった。ベルベラは本土からやってきたダイバーたちをそそのかし、少女を追いかけさせる。少女とその友達たちは地球の危機を知ったエリアス姉妹とともに海底のニライカナイの遺跡へと向かうのだった。・映画おすすめ 感想
前作同様、自然破壊がテーマになっており、ファンタジー要素が強い。また前作以上にコミカルな場面が多く、見ごたえとしては、シリーズの中で一番な気がする。前半の石垣の自然の美しさを楽しみつつ、中盤の追いかけっこ。後半の怪獣同士の空と海をまたにかけた戦いは、特撮として素晴らしい出来栄えだ。今回のモスラはこれまでのモスラと違う。監督三好邦夫(本編)川北紘一(特撮)脚本 末谷真澄原案 田中友幸製作富山省吾北山裕章出演者小林恵山口紗弥加羽野晶紀満島ひかり島田正直大竹雅樹奥野敦士おかやまはじめ紺野美沙子細川ふみえ佐藤正宏野波麻帆
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マイケルジョーダン主演
「スペース・ジャム」
評価:4,3・映画おすすめ 物語
マイケルジョーダンは、バスケットを引退し、プロ野球選手になっていた。
しかし成績はふるわず、チームメイトにもからかわれる始末。
そのころ、宇宙の遊園地のオーナーは新しい見世物を発見すべく、部下たち4人を地球へと送り込んだ。
目的はバックスバニーたちアニメのキャラクターたちだった。
バニーは連れ去られるのをいあがるも、宇宙人たちは力ずくで連れて行こうとする。
そこでバニーはバスケットで勝負しようと持ち掛け、マイケルジョーダンをアニメの世界に引き入れ、試合が始まろうとしていた。
・映画おすすめ 感想
本作の見どころはやはりマイケルジョーダンが主演というところだろう。
実際にバスケットをやめてから野球を行い、成績が振るわない現実と、アニメを融合させた驚くべき映画である。
実写とアニメを合成するのは難しく、それをスムーズにできているところがまたすごい。
マイケルジョーダンを知らない世代にもぜひおすすめの映画である。
監督 ジョー・ピトカ
脚本 レオ・ベンヴェヌーティ
スティーブ・ルドニック
ティモシー・ハリス
ハーシャル・ウェイングロッド
製作 ジョー・メジャック
ダン・ゴールドバーグ
アイヴァン・ライトマン
出演者
マイケル・ジョーダン
ウェイン・ナイト
ビル・マーレイ
音楽 ジェームズ・ニュートン・ハワード
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悪魔と鍛冶屋の不思議な物語
「エレメンタリ 鍛冶屋と悪魔と少女」
評価:★3,4
・映画おすすめ 物語
ある町に州政府の役人がやってくる。役人は悪魔がいるといわれている鍛冶屋を探していた。同じころ、町で疎外されていた少女をいじめていた少年たちは、少女の人形の首を鍛冶屋の家へ放り投げてしまう。町の男たちは役人の命令で鍛冶屋のところに向かうも、罠に引っ掛かり事故で1人が死んでしまう。その事件により鍛冶屋の家へ人々が押し寄せてくる。少女はそのすきを見て鍛冶屋の家の中に入ると、そこには本当の悪魔が檻の中に閉じ込められていた。鍛冶屋は悪魔を逃がさないために敷地内に罠を仕掛け、人を遠ざけていたのであった。・映画おすすめ 感想
原作はハリーポッターシリーズを超える、と一時期は書店に平ずみにされていたほどの名作である。映画はいたってシンプルであり、題名の通り、鍛冶屋と悪魔と少女の物語である。しかし悪魔は小物感が強く、人に付け入るという感じではない。この物語自体が、バスク地方の童話が元ネタになっていることから、悪魔も小物的な感じなのであろう。家族で見るには最高のファミリー映画である。監督パウル・ウルキホ・アリホ出演者カンディド・ウランガウマ・ブラカグリアエネコ・サガルドイ
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王とは生まれながらにして王ではない
「キング・アーサー」
評価:4,3
・映画おすすめ 物語
イングランドのキャメロット城は悪のメイジに陥落寸前だった。
そんな中、国王1人が馬で駆け出し、メイジの操る巨大像モンスターの背中に登り、儀式をするメイジたちの前にエクスカリバーを抜き払った。
そしてキャメロットは救われた。
しかし数日後、弟が地下の魔物に自らの妻を捧げ力を手に入れた。反乱が起こったのである。
国王は妻と1子を逃がそうと桟橋に向かうも、そこで力に覆われた弟に妻は矢で射抜かれてしまう。
国王も戦うも敗れ、息子1人が船に乗せられ、流された。
息子、アーサーがたどり着いたのは娼婦や罪人がくすぶる下町。そこで彼は必死に生き方を学んだ。
やがて青年になったアーサーは、キャメロット城の湖面から現れた、エクスカリバーを抜くことになり、運命が動き出したのだった。
・映画おすすめ 感想
アーサー王の映画はいくつか観ているが、国王になってから戦う物語や、国王の最後を描いた映画はあったが、アーサー王が誕生するまで、円卓が完成もしていない時代の物語が描かれるのは、珍しいと思った。
本作はリアルではなく、ファンタジー方向に描かれており、エクスカリバーを両手で握ると、自分が思い出したくない記憶が現れ、アーサーは苦悩する。
すんなり国王になれるはずもなく、そこには王として生まれたのではなく、王になっていく過程が描かれている。
映像もスローモーションと早送りを駆使した面白い映像になっているので、最後の戦いなどは圧巻である。
監督ガイ・リッチー脚本ジョビー・ハロルド出演者チャーリー・ハナム、ジュード・ロウ、エリック・バナ、アストリッド・ベルジュ=フリスベ、ジャイモン・フンスー、ミカエル・パーシュブラントケイティー・マクグラス、ジェフ・ベル、エイダン・ギレン、フレディ・フォックス
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ジャックと天空の巨人
U-NEXTで面白い映画がないか探していて、そういえば見ていないと思い、ジャックと天空の巨人をクリックする。
ジャックと豆の木を子供時分に読み聞かされた記憶がある。ジャックが豆を一粒、土にまくと一晩で豆の木は天空まで延びその豆の木を登った先には、巨人の家がある。そこで危険なめにあいながら宝物を手にするお話。
ジャックと天空の巨人もおおむねはあらすじに従って展開していく。
ジャックという平民の青年は死んだ父親から聞かされる巨人の話が大好きだった。それは王国中の子供が聞かされて育つ、おとぎ話だと信じられていた。
だが王女と結婚が決まった大臣はその伝説の豆を見つけ、王国転覆を計っていた。その矢先、修道院が豆が盗まれたことに気づき、逆に盗み返したのであった。豆は偶然、街にやってきた青年ジャックの手元に来てしまい、土砂降りの雨の中、一晩で豆の木は天空まで伸びた。そこには巨人の王国があり、地上を攻める日を待っていたのだった。
映像的に最初のおとぎ話のシーンは木彫りの人形劇風になっていたのが面白かった。そしてなんといっても巨人だろう。あの異物をリアルに再現し、人間が怖いと思う最もちょうどいい大きさの巨人にデザインされている。
巨人の軍隊が攻め込んでくるシーンはジャックと天空の巨人の一番の見せ場で圧巻であった。
主人公のジャック役は、『アバウト・ア・ボーイ』で子役ながら名演技を披露して話題になったニコラス・ホルト。
その他、プリンセス・イザベル役にエレノア・トムリンソン、二枚舌のロデリック卿にスタンリー・トゥッチ(『キャプテン・アメリカ』)、
包囲されたブラムウェル王役にイアン・マクシェーン(『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』)、巨人たちのリーダー・ファロン将軍役に
ビル・ナイ、そして、城の護衛エルモント役をユアン・マクレガーが演じている。
U-NEXTは最新作からモノクロまでラインナップを見ているだけでも面白い。
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ネットフリックスが配信している世界中の映画の中でも、中国映画のクオリティはとにかく高く、韓国と中国の映画を多く扱うのはネットフリックスだけであろう。
陰陽師といえば夢枕獏原作の大ヒット映画であるが、本作は中国が映画化した陰陽師、陰陽師: とこしえの夢。時代背景は定かではないか、和風とも中国風ともつかない街にやってきた陰陽師清明。その目的とはなんなのか、そして巨悪が動き出していた。日本ではけして映像化できない独特の中国らしい豪華絢爛なファンタジー映画、陰陽師: とこしえの夢となっている。それに個人的には清明はもっと冷静な人物だとおもっていたが、陰陽師: とこしえの夢では感情的になる部分が多く、私としてはすごく面白くみることができた。
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グースバンプス モンスターと秘密の書
父親の死で新天地にやってきた主人公たち親子。ところがその隣人は誰とも口をきかず、引きこもる不思議な親子だった。隣人の娘と親しくなった主人公だったが、実は隣人の父親が書く小説の中のモンスターが現実世界に現れるというとんでもない秘密を持っていた。そして主人公を巻き込み、とんでもない騒動が巻き起こっていく。ファミリー映画グースバンプス モンスターと秘密の書としてぴったりの題材であるし、個人的に本を書いている身としても、現実にこんなことが実際に起こったら、と妄想してしまう一作グースバンプス モンスターと秘密の書である。
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チャウシンチー主演の、ダメ人間たちを救い、自分が神様として昇格するために現世へ転生する物語。物乞い、売春婦など出てくる人間はとにかくダメであり、それをなんとか更生させようとするがうまくいかない。やがて魔界の鬼までも現れ、事態は混沌としてくる。この当時の香港映画はなんでもあり、という感覚があるが、本作もそれからもれず、無茶苦茶のエンターテイメントである。
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「ブライト」
2017年、Netflix独占配信のウィル・スミス主演のファンタジーアクションである。監督はスーサイドスクワッドの監督で、お得意の一晩に起こる騒動を描いている。本作は前提として、ロード・オブ・ザ・リングのようなファンタジー世界観が2000年前に存在しており、そこから現代まで発展した、という独特の世界。世界には人間、エルフ、オーク、フェアリーがおり、エルフは上流階級で、オークは下町に住んでいる。そんな中で主人公の人間はオークではじめての警官とコンビを組む。現実世界では実に多くの差別問題があるが、この世界にも差別があり、それがファンタジーとなったことで、見やすくなっている。また魔法という世界を思うままにできる力を前にした時、人は変貌していくのかもしれない。
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「ライラの冒険 黄金の羅針盤」
2007年公開の冒険ファンタジーである。本作は人気ファンタジー小説シリーズの映画化である。魔法が当たり前にあり、動物と意思疎通ができる世界で、人は喋る動物たちとパートナーとして生活していた。しかし身寄りのない主人公は友達が行方不明になったことから、黄金の羅針盤を手にして友を探す旅に出る。そこで気球船の船長、熊の一族の元王様などと出会い、友達が囚われている極寒の地へ。本作は3部作の1作目であり、残り2サク品を作ることを前提として作られた映画である。だから伏線がはられ、終わり方も、次へ続けることが前提として作られている。しかし興行収入が思わしくなかったことから、続編は作られなかった。出演者もダニエル・クレイグ、ニコール・キッドマン、エヴァ・グリーンなど豪華である。そのせいもあり、非常に続編が作られなかったのが残念でならない。ライラの冒険 黄金の羅針盤 [ ダコタ・ブルー・リチャーズ ]
価格:1,100円
(2020/6/10 12:37時点)
感想(1件)
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魔法が頂点に立つファンタジー世界。伝説の魔法使いは魔女に恋をしたが、自らの妻を殺され、地下の牢獄へ魔女を閉じ込めた。しかし魔女は力を回復し、世界を闇へ呑み込むべく、再び魔女たちを集め、人間を虐殺し始める。魔法使いは弟子を殺され、最後の希望となる特殊な力を持った一族の7番目の息子を弟子にすることにする。ジェフ・ブリッジス、ベン・バーンズ、アリシア・ヴィキャンデル、ジュリアン・ムーア。これだけの俳優陣が出演し、原作もしっかりとしているのに、どこか規模が小さい感じが否めない作品であった。主人公とヒロインの恋はロミオとジュリエットそのもので、純粋で凄くすきだった。母の愛情が凄く良かった。VFXも良かったのに、何故日本で公開されなかったのか?
価格:1,179円
(2020/4/22 20:43時点)
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「西遊記2」
チャウ・シンチー監督の「西遊記~はじまりのはじまり~」からキャストを一新し、台湾女優スー・チーだけが続投した、続編である。注意:ネタバレ、長文前作で妖怪ハンターだった主人公は、神仏を信じることで仏の道を目指し、三蔵法師と名前を改め、悟空、猪八戒、沙悟浄と共に天竺を目指し旅をしていた。しかし日銭を稼ぐために妖怪サーカスを行っては、悟空の暴走で街を破壊するなど、多難な旅を続けていた。未熟な三蔵法師も暴力で妖怪たちを従えようとしていた。そんな一行はある国へ入ると、その国の国王が三蔵法師一行に会いたいということで、王宮へ招かれる。そこで国王から無理な願い事をされ、またしても喧嘩した三蔵と悟空だったが、悟空は国王が妖怪であると見抜き、王宮で壮絶な戦いを始める。本物の国王が戻った後、三蔵に国王から贈り物として、1人の女性を紹介される。その女性は悟空が殺した三蔵の想い人と同じ踊りをするのであった。一行に加わった彼女は三蔵と悟空の関係を更に悪化させる。前作とキャストが一新したことで、若返りした感じのある三蔵法師一行。とりあえずスー・チーが出ているだけで、まだ助かった部分はある。前作でよほど利益があったと見え、悟空のアクションは壮絶さを極める。まさしく西遊記。これこそ西遊記の国が作った本物の西遊記だろう。ただ猪八戒と沙悟浄にもうちょっと活躍する場面がほしかったきがする。
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「西遊記~はじまりのはじまり~」
2013年公開の中国、香港合作の西遊記を元にした映画になる。監督はチャウ・シンチー。トランスポーターでハリウッド進出した台湾女優スー・チーも出演している。注意:ネタバレ、長文物語は妖怪が溢れる中国。妖怪ハンターをする青年は、妖怪にも善の心がある、と信じて師匠が授けてくれた子守唄を聞かせて妖怪の心を鎮めようと試みていたが失敗する。そんな時、鉄の輪を自在に操る女性妖怪ハンターと出会い、命を救われる。彼女はなぜだか気の弱い主人公に惚れてしまい、つきまとうのだった。主人公はイノシシの妖怪を倒すべく妖怪の王であり、神仏に反乱を起こした悟空のところへ向かう。そこで悟空が見事にイノシシの妖怪を倒すのだったが、そこでついてきた彼女に改めて告白されるも、彼は断る。そして彼女が去った後、悟空を岩山から解放してしまい、大暴れするのだった。西遊記は日本でも香取慎吾主演でドラマ、映画となり、漫画、アニメでも新しい解釈の西遊記が登場するなど、どの時代にあっても西遊記は心をワクワクさせてくれる。個人的には教育番組の人形劇がすごく好きだった記憶がある。そんな西遊記の新しい解釈として本映画はつくられている。個人的に知っている西遊記の一行の出会いではなく、新しい西遊記一行の出会いがこの映画では描かれており、最後はおそらく映画史上に残るとんでもないスケールの映像になっていると思われる。面白く、切ない西遊記であった。
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「キングオブエジプト」
2016年公開のアメリカのファンタジーアクション映画である。注意:ネタバレ、長文物語はエジプトと呼ばれた巨大な世界。太陽神ラーは2人の息子にそれぞれの領土を与えた。オシリスには皮の辺りの都市を、セトには砂漠を。オシリスは息子ホルスに次の玉座を与えるべく、戴冠式を執り行う。そこへセトがやってくるもセトは砂漠の軍勢を引き連れ、反乱を起こし自らが全エジプトの王となる。主人公ベックは、恋人のザヤがセトの建築家の奴隷とされていたことをつきとめ、ザヤが信仰し、光る両目を失って行方不明となったホルスの為に、ホルスの目を取り返すべく、セトの塔へと侵入する。片目だけだが手に入れ、ザヤと逃げ出すも、ザヤは矢に射られて息を引きとる。ザヤを蘇らせてほしい、とホルスをみつけて頼むと、玉座をセトから取り戻しさえすれば死者を蘇らせる力を得られる、とホルスはいい、ホルスとベックはセトを倒すべく、宇宙で悪魔と戦う創造神でホルスの祖父でもある太陽神ラーに知恵を借りな向かうのだった。私の記憶ではこの映画はあまり話題にならなかったような気がする。実際にこの年の最低映画の祭典ラズベリー賞で5部門を受賞するなど、評判も良くない。しかし神や神話が好きな私としては、結構楽しめた。少なくともタイタンの戦いのような、神々が少ししか登場しない映画よりも、神は巨体で黄金の血液を流し、肉体を変化させられる、という設定は素晴らしかった。しかもエジプトという国を統べるということではなく、この世界は平らであり、その衛星軌道状をラーの船が航行し、世界を破壊する悪魔と戦っている、という設定は見事だと思った。エジプトしかない世界なのだ。個人としてはもっと神々が力を持ち、絶大でもよかった気もするが、このぐらいがきっといいのだろう。
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「グレートウォール」The Great Wall
注意:ネタバレ、長文2016年制作の中国、アメリカ合作映画である。チャン・イーモウ監督がハリウッドで制作した最初の映画である。物語は2000年前、中国では暴君に悩まされていた。そこに天帝が隕石を落とし、モンスターが溢れ出した。それを阻止すべく、時の権力者たちは、万里の長城を築いた。モンスターは70年周期で現れ、ある時、モンスターが現れた年に2人の白人傭兵が蛮族に襲われ、万里の長城にまで逃げてきた。2人は中国防衛軍に捕まるも、その腕前を見込まれ、中国防衛軍と共に戦うことになるのだった。映画を観て一言言うのであれば、なぜ?なぜ北京オリンピックの演出までやった中国随一の監督が、このファンタジーSFを撮ったのか?HERO、LOVERSのあの色合いはあったものの、あの美麗がみられなかった。やはりハリウッドは魔界と言われるだけあって、他国の監督が行くと潰されるのだろうか?面白くないわけではないのだ。しかしそこにチャン・イーモウの壮大さ、美しさが少し欠けていた気がする。もっと万里の長城を使った大軍勢の戦いや、苦悩などを描いてほしかった。
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ようこそいらっしゃいませ。
映画ブログを久しぶりに更新しました。
ゆっくりしていってくださいね。
さて本日の映画は現時点でシリーズ最新作のこちら!
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第175号「ハイランダーネクスト」
《ハイランダーネクスト 概要》
2007年制作の人気シリーズハイランダーの第5弾になる。
前作から7年たっての新作であり、ドラマシリーズからの流れが強い映画になっている。《ハイランダーネクスト 物語》
世界が交配した近未来、不死の民たちは戦いを続けていた。
首を斬り落とされること以外では死ぬことを許されない民たちは、古の昔から戦い続けていた。
銀河系の惑星が一直線に並ぶとき、約束された場所へ向かう事を運命ずけられた不死の民たちは、そのときが来たとしる。
だがその前には、古の戦いで惑星直列の力を守るガーディアンへと変身した不死の民が立ちはだかる。
主人公ダンカンは、自らの元を去った妻がこの戦いの鍵を握ると知らされ、仲間たちと約束の場所へ向かう。
ーハイランダーネクストーネタバレ(ドラッグして見てね)
妻アンナは約束の場所を知る唯一の存在で、不死の民ではない彼女を守りながら、約束の場所へ向かうダンカンたち。
その中でも、自らの元をさったアンナを責めるダンカンと苦しむアンナは、再び愛を燃え上がらせる。
しかしガーディアンに次々と仲間が殺され、それでもアンナと約束の場所へやってきたダンカンはガーディアンと最後の戦いを始める。
そしてダンカンはガーディアンに勝ち、不死の民にとっての宝、つまり子孫を残せない彼らに子供が授けられるのだった。《ハイランダーネクスト 感想》
前作から7年とあり、映像は満足の行く出来になっていて、面白かった。これまでの戦いの意味が一応の形で意味があったとなっているのも、良かったと思う。
ただ前作のヒロインが亡くなったことを一言で片付けられたり、映画版の主人公コナーの描写が少しくらいあっても良かったのではないだろうか?
スケールが出ていて面白かった。ファンにはおすすめである。
話は完結してるので、これでシリーズも終わりかな?
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