"1895年映画"カテゴリーの記事一覧
-
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
-
映画黎明期
写真技術の向上により、次第に動く写真という技術が発展していき、エジソンを含めた人物たちが1890年代には映画というものを完成させていた。
そんな中でいち早くスクリーンに上映したのが、リュミエール兄弟である。この黎明期の時代はフランスのリュミエール兄弟の時代と言っても過言ではない。
映画が誕生して100年と少しというときの中で、700万本がこの世に映画として登場してきた。
それは今も増え続けており、形を変え、進化をしつつ生き残ってきた。
その黎明期に名を残した映画たちをまとめてみた。
記事になったものはリンクを貼っていますので、クリックしてください。
記事にしていないものはYou Tubeとリンクしてますので、ぜひ見てみてください。
とりあえずは1895年までの映画。
1888年
「ラウンドヘイの庭の場面」
1892年
「哀れなピエロ」
1895年
「工場の出口」
「ラ・シオタ駅への列車の到着」
「水をかけられた散水夫」
「写真会議委員の上陸」
「赤ん坊の食事」
「カード遊び/リュミエール家の庭での親睦会/エカルテ遊び」
「メアリー女王の処刑/女王メアリの処刑/スコットランド女王、メアリーの処刑」
「壁の破壊」
「海水浴」
「港を離れる小舟」
「馬芸」
「自動ソーセージ屋」
「変化する帽子」
「猫の食事/食事をする猫」
PR -
「水をかけられた散水夫」
1895年製作、モノクロサイレント映画である。
この年、リュミエール兄弟は精力的に映画を造っており、本作はその中でも物語性のある映画として世界で初めてのコメディになるのかもしれない。
水を庭にまく男のホースにいたずらをする少年。
わずかこれだけの物語なのだが、サイレントでも十分に面白さ、物語が伝わってくる。考えられた演技など、とても2世紀前の映画とは思えないほどの出来栄えである。
映画観るなら<U-NEXT>
-
「赤ん坊の食事」
1895年制作の、モノクロサイレント映画であり、記録映画である。
フランスのリュミエール兄弟は、世界で初の映画製作者兄弟と個人調べではなっている。本年1895年は、リュミエール兄弟が世界で初めての公開映画「工場の出口」を皮切りに、いくつもの映画を制作している。当時では驚異の10本以上を制作している。そのなかの1作が本作である。リュミエール兄弟の兄か弟かどちらかが、夫婦で赤ん坊に食餌を与えている。これが映画史上初の食事シーンとなる。それと同時に映画で初めての赤ん坊の登場、家族映画だ。
映画観るなら<U-NEXT>
-
「メアリー女王の処刑」
1895年制作の映画で、メアリー女王が斬首されるという歴史的事実を映像化した本作は、映画史で初めて、フィルムを中から別につなぎ直す、という手法で本物の女優から人形へ移り変わり、首を切り落とすシーンが撮影されている。映画史で初めての特撮シーンということになる。
映画観るなら<U-NEXT>
-
「ラ・シオタ駅への列車の到着」
1895年、記念すべき映画がフランス、パリで有料公開された。その際、10本の映画が公開された。と言っても、当時の映画は記録映画であり、数十秒のサイレント記録映画が殆どで世界最初の映画「工場の出口」もその1つであった。だがきっと観客を最も驚かせたのは、本作だったろう。本作は、ラ・シオタ駅に列車が入ってきて、停車し、乗客が乗り降りするだけの、今となっては当たり前の映像なのだが、動画という概念がなかった当時、スクリーンを走ってくる蒸気機関車に観客は、本当に迫ってくるものだと思い、声を上げる人も居たほど、当時としては衝撃と迫力だった。本作は4Kリマスターされ、音がつけられるなど、今も進化する映画として知られている。ちなみに動画は4K60フレームと、現在の最先端でリメイクされたものである。見られる環境の方は、見てみてください。
映画観るなら<U-NEXT>